夏休みって、光熱費はともかく、格段に食費や交際費が上がります。

帰省客を招いたり、はたまた宴席へのお呼びがかかったり。

毎度のことであれば断るという手もありますが、めったにない交流であれば、縁は大事にしたいもの。心もお財布も気軽にもてなしたいところですね。

格安の中力粉が夏の食卓を豊かにする

小麦粉にもいろいろ種類があり、違いはグルテン量の多さです。

強力粉が一番グルテンが多く、薄力粉は一番少なく、中力粉はそのちょうど中間くらいで、「うどん粉」とも呼ばれます。筆者も最初は強力粉と薄力粉をストックし、使い分けたりブレンドしたりで使っていましたが、意外に中力粉でいけるレシピが多いことに気が付いてからは、中力粉しか購入しなくなりました

理由は、馴染みのスーパーでは、強力粉がキロ当たり270円程度、薄力粉キロ当たり200円程度だったのに対し、中力粉がキロ当たり150円程度だったからですね。格段にお安い。「もう中力粉でいいじゃん」という結論に達しました。

さて、この中力粉はどんなものに化けるでしょう?

日本からスタート。子供と一緒にうどん作り


中力粉のほかに必要なものは、塩と水。

レシピは「うどん粉」の別名があるだけに、中力粉の袋に載っていることが多いので、そちらに譲ります。

こねる作業が大変ですが、そこは厚手のビニール袋にいれて、子供さんに30分ほどフミフミと踏んでもらいましょう。ダイエット中のママも是非。いい運動になります。

気分は中近東。チャパティ

うどんから一気に気分を中東に誘うチャパティも、塩と水を加えるだけでOKです。オイルは、サラダ油でもオリーブ油でもラードでも、あるもので。

材料

・中力粉 200g
・塩 小さじ1
・オイル 小さじ1
・水 120cc

作り方

練って丸くまとめ、ラップに包んで30分ほど寝かせたら、4~5等分に分け、丸く3mmほどの厚さに伸ばして強火で焼きます。

付け合わせには、ひき肉やきのこ、豆類と、香味野菜のみじん切りで作ったカレーや、ハッシュドビーフなどを。ポイントは、ルーにいれる水分量を150cc程度と水分少な目で濃いめに仕上げること。ミートソースも合いますよ。チャパティのたねを寝かせている間に準備できますね。

南アメリカ大陸へ。フラワートルティーヤでタコス!


≪フラワートルティーヤ 画像元:http://kaldi-online.com/item/9300695002619.html≫

フラワートルティーヤとは、「タコスの皮のやわわらかいほう」かつ「コーン粉じゃなくて小麦粉をつかったやつ」です。パリッとしたタイプではコーン粉の風味が欠かせないところですが、やわらかいタイプなら、小麦粉のほうがポピュラーです。

出来上がり品では、カルディコーヒーファームで400g 648円。中力粉ならもっとお安くできます。

#参考リンク:カルディコーヒーファーム

材料

・中力粉 200g
・塩 小さじ1
・オイル 大さじ2
・お湯 100cc

作り方

材料を合わせて、丸くまとめ、ラップに包んで30分寝かせたら4~5等分に分け、丸く1mm厚さまで伸ばし、強火で焼きます。焼きあげたそばから濡れ布巾に包んでおくと、時間がたってもパリパリにならず、しっとり。

タコミートは市販のシーズニングミックスだと手軽ですが、リピートするなら、にんにく、ナツメグ、チリパウダーがあれば味が整います。

濡れ布巾に包まなければ、パリパリの仕上がり。これはスナックのようにいただいても、食感が楽しいですよ。

中国4000年の歴史。餃子の皮もできる。

材料

・中力粉 200g
・塩 小さじ1
・お湯 100cc

作り方

材料を合わせてこね、ラップに包んで30分寝かせます。丸くまとめて4等分し、さらに棒状に整形し12等分に切り分け、打ち粉(分量外。片栗粉か中力粉で)をしながら丸く伸ばしていきます。

皮ができたら、餃子のあんを包んで焼きます。これをただパリパリに焼いても楽しい!カレー塩や、レモン塩を振って食べると、わざわざスナック菓子を買いにいく気が失せるおいしさです。

「なんだ、練って、寝かせて焼くだけじゃん」

そうなんです!

とりあえずひとつ焼いてみたら、「減塩してるから塩はいらない」とか「もうちょっと伸びがほしいからオイルを多めに」など、我が家好みの配合が出来てきますよ。

夏休み後半戦、中力粉をこねて、世界のどこへでも行っちゃってください!(執筆者:酒井 菫)