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「DIY」と「既製品」どっちがオトク? ~テレビ台を自作してみた~

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「DIY」と「既製品」どっちがオトク? ~テレビ台を自作してみた~

「料理は手作りをすると安くなる。それなら家具も手作りをした方が安くなるのではないだろうか?」と考える人も多いのではないでしょうか。


そこでここでは、我が家で実際に作った和室のテレビ台を例にとってお話をしていきます。

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≪構造図≫

テレビ台を作るのにかかった料金は6,000円程度

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このテレビ台は、上の天板が柿の木、下の棚板は柿の木、構造体はヒノキで作っています。木材の質はかなりよいと言えるでしょう。

天板にかけた金額が3,000円、下の棚板の柿の木部分は2,000円、構造体部分は700円程度です。木ねじとアマニ油(つや出し用)で300円程度です。

つまり、このテレビ台を作るのにかかった料金は6,000円程度でした。なおこのテレビ台は、木材をパズルのように組み合わせることと木ねじを打つことで強度を出しています

かかった時間は8時間程度

作るためにかかった時間について見ていきましょう。かかった総日数は2日でした。

1日目

1. 木材を切り出す。構造体を2つ作る。片方の構造体は、端の部分をコの字型にし、下部をくりぬく。もう片方はH字型にする。

2. カンナとやすりを使って面出し(天板の表面を平らにすること)をする。

3. ツヤ出しのためにアマニオイルを塗って乾かす。

2日目

4.アマニオイルが乾いたのを確認して組み立てる。

5.完成!

アマニオイルは1日でも乾く場合もありますが、心配なら2日程度は乾かすための時間を設けるとよいでしょう。作業自体にかかった時間は8時間程度でした。

ちなみにこのテレビ台はそれほど複雑な構造ではありません。ただし、くりぬく段階で少しコツがいるので、「難しいな…」と感じる人は釘打ちで作るとよいでしょう。

安い? 高い? 相場と比べてみよう


では、この「2日間で6,000円」という数字が高いのか安いのか、ということについて考えていきましょう。

テレビ台は、商品によって差はありますが、安い物でも大体1万円からでしょう。素材にこだわると3万円を超えることもあります。人件費がかからないため、手作りをした方が安上がりです。

また、既製品とは違い、自分で作る場合は自分好みのデザイン、自分好みの大きさで作ることができます

ただ、作るためには時間がかかります。また、慣れていない人だと失敗をする可能性もゼロではありません。

コストを低く抑えられて、自分好みのカスタマイズができること」と、「作るためにかかる時間と失敗するリスク」をはかりにかけて、自分にとって良い方法を選ぶとよいでしょう。(執筆者:鍋谷 萌子)

《鍋谷 萌子》
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鍋谷 萌子

鍋谷 萌子

料理好きなアラサーライターです。「おいしいものをできるだけ安く食べたい」が料理をし始めた発端なので、節約料理が特に得意です。安くて美味しいワインの選び方、費用が不透明になりがちな冠婚葬祭の費用などについても詳しく解説。DIYにまつわる話も、実例を基にお話していきます。 <保有資格>:終活カンセラ― 寄稿者にメッセージを送る

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