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先週の市況をダイジェストで振り返る(11月第1週)

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先週の市況をダイジェストで振り返る(11月第1週)

2016/10/31 月

米国市場では第3四半期GDPが年率2.9%増となり当初市場は値を上げたが、クリントン氏に対するFBIの捜査が報じられると値を下げた。

個別銘柄ではAmazonが大きく値を下げた。欧州市場では方向性のない市場となり個別銘柄の動きがあっただけ。市場は軟化。

2016/11/1 火

OPECが減産の合意に至らず欧米市場でエネルギー関連株が下落、ロシアルーブルも下落。米国では市場はほぼ横ばい、原油価格下落からインフレ懸念が遠のき債券価格が上昇。

欧州では、エネルギー株のほか、UnitCreditsやRBSなどの金融株が値下がり。市場全体も軟化。

2016/11/2 水

米国の大統領選挙でトランプ氏がクリントン氏をリードしたことから欧米市場は軟化。メキシコペソは下落し、金やスイスフラン、日本円が安全資産として値を上げる。

個別企業ではファイザーが予想以下の収益となり値を下げ、欧州ではロイヤルダッチシェルが予想超える収益となり値を上げた。その他、スタンダードチャタード銀行が大きく値を下げた。

2016/11/3 木

欧米市場は1週間以上にわたる長期的な下落。大きな要因は米国の大統領選の混迷。

米国の製薬会社は収益の下落で値を落としたが、欧州の製薬会社は強い規制が予想されるクリントン氏の指示が低迷していることから値を上げた。欧州では、英国とイタリアの銀行の株が大きく下落。

英国は個別企業の問題でイタリアは憲法改正が延期されるとの報道を受けたもの。

2016/11/4 金

NYタイムズ/CBSの調査でクリントン氏がトランプ氏をリードしメキシコペソは上昇したが、米国株式市場は軟化しVIX指数は上昇。

個別銘柄では売り上げ減と高コストによりFBが下落。欧州市場では英国の裁判所がBrexitの開始前に議会の承認を求め、英ポンド上昇。海外依存の強い大型株が軟化して英国株式が軟化。



(執筆者:杉山 明)

《杉山 明》
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杉山 明

バームスコーポレーション有限会社 代表 外資系保険会社で商品開発、外資系運用会社でファンドの評価分析などの経験を有する、独立系のファイナンシャル・プランナーです。現在は、シニアコンシェルジュとしてシニアのみなさまの問題解決のお手伝いをするほか、大学や専門学校の授業やウェブ(http://www.eefp.net)を通じて若い世代の金融知力の養成にも注力しています。また、プロのFP向けには、ライフプランニング統合ソフト「FP-MIRAI」を開発し、1ランク上のソリューションを提供し続けています。 <保有資格>:1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / CFP / 証券アナリスト(日本証券アナリスト協会) / 国際公認投資アナリスト(CIIA) / シニアコンシェルジュ(参照 http://www.428c.org/) 寄稿者にメッセージを送る

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