現在、免許証の更新期間が満了する日の年齢が70歳以上で免許の更新を行う方は高齢者講習を受けなければなりません。なお、75歳以上の方は講習の前に講習予備検査があります。

講習の受講期間は、免許証の更新期間が満了する日の6か月前から受けることができます。

高齢者講習の内容と費用は?

費用

70歳から74歳の方は、5600円(講習手数料のみ)
75歳以上の方は、5850円(検査手数料650円+講習手数料5200円)

が必要です。

70歳から74歳の方

・ビデオなどで、交通ルールを再確認します。
・機械を使って、動体視力や夜間視力などを測ります。
・車を運転して、指導員から助言を受けます。
・危なかった点などを話し合います。

75歳以上の方

講習予備検査を受けます。検査の結果を講習に役立てます。
以下は70歳から74歳の方と同じ講習を受けます。

講習予備検査の内容



講習予備検査は、検査員の説明を受けながら、検査用紙に受検者が記入して行います。

検査では、次の3つの検査項目によって、受検者の記憶力や判断力を判定します。

検査項目

(Ⅰ)時間の見当識…検査時における日時について記入します。
(Ⅱ)手がかり再生

ア:4種のイラストが描かれたボードが4枚提示され、検査員の説明を受けながら記憶します。
イ:別の検査(介入課題)を行います。
ウ:別の検査(介入課題)が終了したあとで、アで記憶したイラストをヒント無しで回答します。(回答用紙に、先程ボードにどんな絵が描かれていたかを思い出しながら)できるだけ、全部書くようにする。

(Ⅲ)時計描画

ア:まず、時計の文字盤を描きます。
イ:次の指示された時刻をその文字盤の上に書きます。

結果の判定

採点が行われ、その点数に応じて3つの分類に判定されます。

1.「記憶力、判断力が低くなっている方」
2.「記憶力、判断力が少し低くなっている方」
3.「記憶力、判断力に心配のない方」

出典元:高齢運転者支援サイト

現行、検査結果、「記憶力、判断力が低くなっている」とされた方で、一定の期間に特定の交通違反がある場合には、専門医の診断を受けなければならず、認知症と診断された場合は、免許が取り消されます。

しかし、最近、高齢者による交通事故が多発しており、道路交通法が改正されます。改正内容は、「記憶力、判断力が低くなっている」と判断されれば、医師の診断書の提出が義務付けされます

また、結果が悪化している人には、高齢者講習を臨時で行い、臨時講習を受けなかった人には免許の取り消しや停止が通達されるようになります。

認知症検査の内容と費用は?


では、認知症検査にはどんな検査で、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?

認知症の早期発見につながる検査としては、脳血流シンチ(アイソトープ)で脳の血流状態をMRIで脳の形態を調べる検査です。

脳が萎縮していないか? 血流が落ちていないかを調べることで、認知症の早期発見ができます。

料金は個人負担額1割負担の方で、9000円程度、3割の方で2万7000円程度かかり、この他初診料がかかります。

自分では気が付かない間に、頭も体も衰えていくものです。現状を受け入れ、自分の安全、人の安全を考えることも必要です。

免許を自主返納することで、いろいろと受けられる特典もあり、自動車の維持費を考えると自主返納をした方がお得かもしれません。

しかし、日本ではまだまだ車がないと生活できない場所もあり、超高齢者社会を迎える日本はもっと対策を取らなければならないでしょう。(執筆者:天海 文香)

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