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葬儀をすると「料理屋」が指定されるけど、自分の好きなところに頼むことはできるの?

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葬儀をすると「料理屋」が指定されるけど、自分の好きなところに頼むことはできるの?

葬儀や初七日法要の時にお出しする料理について


現在は初七日法要を葬儀と同じ日にやってしまう、というかたちが一般化されています

これは「みんな忙しいし、親戚もいろんなところに散らばっている。

葬儀から1週間しか経っていないときに、交通費をかけて、仕事で休みをとってきてもらうのは申し訳ない」という現実的な理由によるところが大きいと言えます。

このときや、お通夜のときにふるまわれる料理があります。

この料理は、地方や遺族の考え方によって、精進料理かそうでないかが分けられます。

ただ、いずれの場合であっても、からんでくるのが「料理屋」の存在です

業者指定の料理屋がある場合が多い

葬儀会社に頼んだ場合、料理屋は指定されることが多いと言えます。

この場合、コミコミパック、というようなかたちで、一人当たり5,000円くらいの値段の料理が用意されるでしょう

この「指定料理屋」を使うことには、いくつかのメリットがあります。

まず、とにかく楽だということ。葬儀会社が手配をしてくれるため、遺族側がやらなければいけないことがほとんどありません

大切な家族を亡くして落ち込んでいるときに、これはとてもありがたいでしょう。

次に、料理屋自体にノウハウがあるということ

葬儀会社と提携している料理屋は、葬儀の際の料理の出し方、会場の使い方、出すタイミングなどをしっかり把握しています。そのため、ミスが非常に少ないのです。

自分の好きな料理屋に頼む場合は?


ただし、これには問題点もあります。

すべての葬儀会社がそうである、とまでは言い切れませんが、葬儀会社の場合、指定業者からキャッシュバックなどを受けている可能性もあります

このため、「一般的な料理屋だったら、同じ金額を払えばもっとおいしいもの、もっと豪華なものが食べられるのに」という状況に陥ることもあるでしょう。

実のところ、「料金」だけで判断すると、これはそれほど変わりません。

なぜならどこの料理屋に頼むにしろ、「葬儀の時にかける料理の値段自体の相場」は変わらず、5,000円程度だからです。

また、「食べたこともない業者に頼むのは不安だ」という人もいるでしょう。

きちんと対応してくれる葬儀会社を選ぶ

現在、多くの葬儀会社では、「提携の料理屋はあるものの、お客様から『別の料理屋を呼びたい』というお申し出があった場合は、もちろんそれを優先する」としているところが多いかと思われます。

逆に言えば、「絶対にこちら側が指定した料理屋を使ってください」という葬儀会社とは契約をしないようにしましょう

また、朝食なしのプランを選ぶのもおすすめです。朝食は葬儀会社の料理屋で頼むと、1人あたり500円~1,000円程度がかかります。

しかしコンビニエンスストアなどを使えばもっと安くなりますし、好みも反映させることができます。

どちらのメリットをとるか

上でもお話したように、葬儀会社と提携している料理屋を使うことにも確かにメリットはあります。

そのため、「どちらのメリットをとるか」の取捨選択の方が大事だと言えるでしょう。(執筆者:鍋谷 萌子)

《鍋谷 萌子》
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鍋谷 萌子

鍋谷 萌子

料理好きなアラサーライターです。「おいしいものをできるだけ安く食べたい」が料理をし始めた発端なので、節約料理が特に得意です。安くて美味しいワインの選び方、費用が不透明になりがちな冠婚葬祭の費用などについても詳しく解説。DIYにまつわる話も、実例を基にお話していきます。 <保有資格>:終活カンセラ― 寄稿者にメッセージを送る

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