ペットの関連の総市場規模は年々増加している

ペットは家族の一員」と考える人はとても多いのではないでしょうか。

それはペットの市場規模を見てもわかります。

不況だと言われている現状においても、ペットの関連の総市場規模は年々増加していっています。

2008年には1兆3,788億円だった市場規模は、2012年度には1兆4,133億円に達していました

犬の飼育数は減り、猫の飼育数は横ばいになっている今では、特に、「一頭にかける愛情」、「一頭にかけるお金」が増えていっているのかもしれません。

ペットの「葬儀」について

こんななかで着目されるのが、「ペットの葬儀」です。

来たるべきその日のために、私たちは、彼らの飼い主として、そして彼らの家族として、どんな見送り方ができるのでしょうか。

ペットの葬儀を扱う会社はたくさんある

「ペットの死を、人間の家族同様の思いで見送りたい」

こう考える人は、決して少なくはありません。

今から15年ほども前からこのような考え方はあり、現在では多くの会社がペットの葬儀を扱っています。

ペットの葬儀会社に連絡してからの流れは、会社ごとによって違いがありますが、おおむね以下の通りです。

(1) ペットが息を引き取ったことを、ペットの葬儀会社に連絡します

(2) ペットの葬儀会社が自宅にやってきます

(3) 棺にいれます

(4) プランによっては、人間のお式同様、祭壇などを作ってお別れの儀式をすることがあります

(5) 火葬。ペットの葬儀会社によって違いがありますが、「一匹ずつで火葬してほしい」、「立ち合いたい」、「ペットの葬儀会社にお任せする」などの選択肢があります。

(6) 返骨・納骨・もしくは埋葬

ペットの葬儀の料金について

人間の葬儀同様、ペットの葬儀も「料金」の差はとても大きいと言えます。

また、ペットの場合は「大きさ」によっても料金が変わります

火葬の方法にも種類があり、「何匹かのペットと一緒に焼いてもらう」、「一匹ずつ個別で焼く」、「家族がいるなかで焼く」、「移動式の火葬車で葬儀会社が家まで行き、車内で焼く」などの方法があります。

合同火葬がもっとも安くあがります。

葬儀の例

たとえば、「ペットの葬儀会社が引き取って火葬、埋葬までを行うプランで、かつ小さい動物(ハムスターなど)の場合は1万円程度で葬儀をすることができます。

逆に、「きれいに処置をしてもらって、納棺をして、お別れ式をしたい。

また、仏壇も最高級品を用意して、遺影を飾り、位牌もおきたい」と考える人の場合、料金が30万円近くにまで達することもあります。

納得できる送り方を

「お金をかけて見送ること」と愛情の深さはイコールではありません

ただ、「自分はペットにできるかぎりのことをした」という気持ちが、ペットを亡くした後の気持ちを少しだけ軽くしてくれることもあります。

人間の葬儀同様、見送り方に貴賤はありません。ただ、自分が納得できる送り方を選びましょう。(執筆者:鍋谷 萌子)