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日に日に高まる「地震リスク」にどう対応するか? 地震保険は火災保険に付帯して加入しよう

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日に日に高まる「地震リスク」にどう対応するか? 地震保険は火災保険に付帯して加入しよう

地震は時間や場所を選ばずに起きる!


東日本大震災から間もなく6年となりますが、以来、日本全国で地震が頻発しております

また御嶽山の噴火をはじめとした各地の火山も非常に活発化しております。

当面、南海トラフ地震、首都直下型地震など確率的に高いと推測される地震には、仮に発災した際のその甚大な影響予想から国レベルでさまざまな対策を施してはじめております。

しかし熊本地震のように地震確率が低いところのように想定外の場所で起こることも忘れてはいけません

私たちが住む日本国は、「地震国」だということ、「いつ地震が起きてもおかしくない」ということを自覚しなければなりません

地震保険は火災保険に付帯して加入

私たちのマイホームが地震の被害にあえば、公的保障があります。

自然災害の被災者支援を目的とした「被災者生活再建支援制度」です。適用されれば、最高300万円まで支給されます

しかしそれだけではマイホームの再建は現実的に難しいです。

ですからマイホームを所有している場合には、火災保険に付帯する形で地震保険に加入することをおすすめします。

この地震保険ですが震災以降は、加入件数は増加していますが普及率がまだ低い状態です

低加入率の原因は、やはり地震保険料が高いということでしょうか

直近の値上げでは平均15.5%です。 大阪や福岡では従来よりも30%も引き上げられました

火災保険金額の半分が地震保険金額に

地震保険に加入する場合には、主契約である火災保険の特約として加入します。

建物の場合、主契約の建物保険金額の50%(最大5,000万円)、家財の場合も、50%(最大1,000万円)となっています。

地震保険には各種割引制度があります昭和56年以降に建築された場合には建築年割引10%、ほかに耐震等級割引などがあります

また地震保険料は全額、所得控除となり、年末調整の保険料控除に使えます。 保険金が支払われる場合は、全損、大半損、小半損、一部損の4種類です。

建物は柱、屋根、骨組み、壁など主要構造部に一定の損害が生じた場合に支払うことになります。

家財は、多くの種類の家財が損害を受けることでその割合に応じて支払われることになっています。


家財の地震保険加入も考えましょう

建物はもちろん地震保険加入をお勧めしたいですが、家財にも地震保険の加入をお勧めしたいです。

食器、家電などの家財の火災保険自体に加入している方は少ないですので、ぜひ家財の火災保険に加入する際に地震保険をあわせて加入することをおすすめします。(執筆者:和田 修三)

《和田 修三》
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和田 修三

和田 修三

大学卒業後、大手損害保険会社に入社し、10年以上の間、代理店管理など営業の第一線に携わる。その後、独立し、保険代理店を経営。現在は個人・法人問わず生保・損保の総合コンサルティングをしている。 <保有資格>日本代協認定保険代理士、損害保険トータルプランナー 寄稿者にメッセージを送る

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