みなさんはどのように投資する銘柄を選んでいますか? 

銘柄を選ぶときのヒントとして、私は自分の感覚を大切にしています。「よく見かけるな」と感じる会社は、成長する可能性を秘めています。

「よく見かけるな」で銘柄選びをするのはなぜか

次々と出店する企業は、新しいお客様を獲得でき、売上増に繋がるという分かりやすい成長シナリオを想定できるためです

企業の成長要因は多々ありますが、すべてを細かく調べて判断を下すことは大変難しいことです。

自分なりの、わかりやすい銘柄選びの基準を持っておくと買う・買わない、売る・売らないという判断も下せるようになります

約20年前、自宅から徒歩10分のところに初めてコンビニができました。

今や歩いて10分の範囲には3つのコンビニがあります。コンビニ業界の成長は皆さん感じられていることでしょう。

上場後の株価をチャートで見られないのが残念ですが、例えばローソンは少なくともこの10年で株価が倍以上になっています

コンビニは今はもう「よく見かけるな」ではなく「またできたのか」という感覚です。数多く出店して新規のお客様を獲得する段階ではないと思います。

「よく見かけるな」と感じる段階の会社は、今後の成長と共に株価上昇の可能性は高いと考えています

自分で実際にお店に行ってみる

「よく見かけるな」という会社が見つかったら、ぜひお店に行ってみてください。

過去には次々と出店して破たんした会社もあります。例えばダイエーはかつて破竹の勢いで出店を続けましたが、結局破たんしました。

理由は複数あると思いますが、本来の小売業がおろそかになっていた点が大きいのではないかと思います。

そのため、「よく見かけるな」と思った企業は、投資する前に必ずお店に行ってみます

お客様の入り具合や品揃え、店員さんの対応など、自分なりにチェックします。そして「同業他社と何が違うのかな」とも考えてみます。

HPをチェックする

お店をチェックして良さそうな会社だなと思ったら、本当に店舗が増えているか、業績は上がっているかをHPで確認します

店舗数が増えて売上や利益も上がっているなら、シナリオ通りと判断して、投資にGOサインを出します。

ついでに今後も店舗を拡大する方針かどうか確認します。必ずしも記載があるわけではありませんが、経営者コメントや経営方針などの項目で書かれている場合があります

もし店舗拡大から縮小あるいは現状維持に方針が変わっているようであれば投資はしません

投資した後も、決算が終われば経営者や経営方針チェックをします。もし経営者が変れば方針も変わるかもしれません。そのときは売却を考えるタイミングと思っています。

それでは私が「よく見かけるな」と感じた2社をご紹介します。

セリア[2782]

≪画像元:セリア

言わずと知れた100円ショップです。

昨年地元の駅に小規模なショッピングセンターができたときに、セリアが入ると知り驚きました。

こんな田舎の駅にまで出店するのかと勢いを感じました。数ある100円ショップの中でも女性好みの可愛らしいものや、DIY向けのパーツに力を入れています

株価:5,260円(5/17終値)

必要投資金額:52万4,000円

HPによると、2014年3月期1,173店舗、2015年3月期1,248店舗、2016年3月期1,323店舗、2017年3月期は1,424店舗と年々拡大

売上や利益も年々伸び、2017年3月期の決算は昨年に引き続き、過去最高の売上・利益を達成しています

2月には増配も発表しました。

コメダホールディングス [3543]

昨年6月に上場したばかりの会社です

5年前に初めて関西で「コメダ珈琲店」を見かけました。その後転居した先でも2店舗見かけ、初めて行ってみました。

木を使った落ち着く空間、充実した朝食サービス、幅広い年齢層のお客様がいるなど、カフェでもなく喫茶店でもなく「珈琲店」と感じさせるお店でした。

株価:1,905円(5/17終値)

必要投資金額:19万500円

企業沿革を見ると、2013年に500店舗、14年に600店舗、16年に700店舗達成と順調に拡大しています

売上も伸びており、2015年191億、16年217億、17年240億となっています

私はランチタイムとはずれた時間に行きましたが、ご年配の方やママさん・ノマドワーカーなど、絶えずお客様がいる印象でした。

個人的には「シロノワール」という温かいデニッシュパンにソフトクリームを乗せたスイーツが大好きです。

まとめ

話題の会社や、雑誌などで紹介された会社に投資するのも方法ですが、日常生活の中でふと気づいたことが、好業績企業や成長企業を見つけるヒントになるかもしれません

もし「よく見かけるな」と思うお店などあれば、ぜひ調べてみてくださいね。(執筆者:高橋 珠実)