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「リスク資産」と「安全資産」はどの割合で組み入れる? ポートフォリオの作り方を教えます

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「リスク資産」と「安全資産」はどの割合で組み入れる? ポートフォリオの作り方を教えます

資産形成においては、リスク資産と安全資産をバランスよく組み合わせることがポイントです

つまり、ポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)の作り方が自身のリターンを決定付ける、最大のファクターになるのです。

では、どのようにポートフォリオ構築を行っていけばよいのでしょうか。


まずは、投資方針を定める

ポートフォリオの構成を決める前に、自身の投資方針を定めることが先決です。

自身の投資意向や、投資に拠出する資金の性質によっても投資方針が異なるでしょう。

例えば、退職金で積極的にリターンを求める投資をする人は少ないですよね。どちらかと言うと安定した利回りを求める傾向にあります。

一方で、比較的若い世代、かつ、シングルが多い世代では、利益を積極的に求めたがる傾向にあります。

これらの投資方針によっても、ポートフォリオの作り方が大きく異なってくると言えます。

GPIFのポートフォリオを参考にする

GPIFとはざっくり言うと、日本の年金ファンドですね。

もし、自身のポートフォリオ構成について迷っている場合は、GPIFのポートフォリオを参考にしてみることも有効な手段と言えるでしょう。

現在のGPIFの基本ポートフォリオは株式のウェイトが高められ、国内外株式の比率が50%です。

以前のポートフォリオに比べて、よりリターンを重視したポートフォリオ構成に変わっています。

その他、国内債が35%、外国債が15%となっています

仮に、より積極的にリターンを求めたいなら、外国株式のウェイトを高めることもひとつの方法です。

また、ポートフォリオに占める外国株の比率を変えなくとも、その中身を変えることでリスクとリターンのバランスを調整することができます

例えば、米国株の比率を下げて、新興国株の比率を高めれば、ハイリスク・ハイリターンのポートフォリオが作成出来ます。

リスクとリターンのバランスはポートフォリオの中身によって決定されるのです。

それでも悩む場合にはファンドラップを利用する

投資初心者にとって、ポートフォリオの構築はなかなか骨が折れる作業と言えます。

どうしても自身でポートフォリオの構築を決めかねる場合であれば、ファンドラップを利用することも有効な手段と言えるでしょう。

ファンドラップとはざっくり言うと分散投資。専門家の力を借りながらポートフォリオ作りを進めて行くことが出来ます。

証券マン時代の経験から鑑みても、ポートフォリオ作成に際して、営業マンのバイアスが掛かる商品ではありません。

自身の意向に沿った、ポートフォリオ構築ができるでしょう。

また、近年であれば、Aiを利用した、手数料が安いファンドラップも存在します。少額から手軽に始められる点、こちらもおすすめと言えるでしょう。(執筆者:徳田 陽太)

《徳田 陽太》
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徳田 陽太

徳田 陽太

立命館大学卒業後、大和証券株式会社に入社。法人・個人営業に従事し、5年間で4年連続4度社長賞を受賞。退職後、Finanzaを設立し独立。FP業務や金融ライティング業務に従事。また、近年では企業向けのコピーライティングを行い、企業のブランディングにも参画。米国への留学経験があり、海外スタートアップ事情にも精通。 <保有資格>:証券外務員一種、AFP 寄稿者にメッセージを送る

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