【離婚しても絶対幸せになろう!】シングルマザーが陥りやすい5つの「落とし穴」にご注意を»マネーの達人

【離婚しても絶対幸せになろう!】シングルマザーが陥りやすい5つの「落とし穴」にご注意を

シングルマザーになる決意をした方へ。

離婚は身も心も辛く、しんどいものです。それだけ頑張ったのですから、これから絶対幸せになりましょう。

そのために、シングルマザーが陥りやすい落とし穴をご紹介します。




落とし穴1. 当てにしてはいけない! 養育費

もちろん離婚しても、子どもにとって親が一人になるわけではなく、元夫も父親であることに変わりはありません。

養育する義務はあるはずです。しかし、平成18年の厚生労働省の調査によると、養育費の取り決めをしている世帯は38.8%、実際養育費を受け取っている家庭は19%にすぎません

これから離婚する方は、口約束ではなく必ずもらえる保証として書面を残すことをおすすめします

費用はかかりますが「調停証書」や「公正証書」などの公的な文書を作っておけば、法的な処置がとれる場合があります

養育費は、子どもの夢を叶えるためのものです。

できれば離婚と同時に、養育費として家や資産を分けることが一番無難かもしれません


落とし穴2. 実家に頼りすぎることなく、自立しよう

離婚後これまでの住まいに暮らし続けられないとき、多くのママが頼るのは、実家ではないでしょうか。

しかし、実家に期待しすぎるのは考えものです

例えば母子家庭の経済支援に「児童扶養手当」がありますが、家計は実家と別であっても減額される場合があります

また、よく考えなければならないのが、実家のおじいちゃんやおばあちゃんと子どもとの関係です。

たとえこれまでは良好な関係であっても、毎日一緒に暮らしていく、ましてや子どもの世話をお願いするとなると、お年寄りの気持ちと成長していく子どもの気持ちがうまく噛み合わないことがあります。

もちろん、家族なのですから話し合い分かり合うことも大切です。

しかし「お世話になっている」状況を子どももママも痛感していると、言い出しにくく大きなストレスになることがあります。

娘であった頃とは、実家での暮らしは変わってしまうことを認識しておくことが大切です

転居する場合は母子家庭への住宅手当があるかチェック


しかし賃貸に転居するとなると、毎月絶対出ていく必要経費として家賃が発生します。

引越しを検討するなら、お住いの市町村に母子家庭への住宅手当があるか、チェックしましょう。

東京都

・ 東久留米市(3,500円)

・ 東村山市(5,000円)

・ 武蔵野市(1万円)

千葉県

・ 君津市(5,000円まで)

・ 浦安市(1万5000円まで)

埼玉県

・ 蕨市(家賃により6,000円~10,000円)

神奈川県

・ 海老名市(3,000円から7,000円)

・ 厚木市(1,300円~1万円)

受給するためには、20歳未満の児童を育てていること、居住年数が半年以上、民間の住宅の賃貸であることなど市町村により条件があります。




落とし穴3. 最大の課題…安定した収入の確保

シングルマザーとなった以上、これからはあなたが大黒柱です。

家事に育児に大変ですが、仕事はできるだけ、正社員登用を目指しましょう。正社員としての実績は、あなたの家庭の信用になります。

今後もし教育費などのためにお金を借りることになったら、俄然有利に働きます。マイホームだって夢ではありません。

ママ自身の老後の備えとしても、厚生年金があるほうが心強いといえます

就職活動には女性やママ向けの求人に特化しているマザーズハローワークを


就職活動には、ぜひマザーズハローワークを利用してください。女性やママ向けの求人に特化しています。

小さな子どもがいても自宅からのネット検索はもちろん、直接相談に出向いたときも施設には、キッズスペースが併設され、託児つきで面接対策セミナーなど各種セミナーに無料で利用できます。

また女性しごと応援テラスでは、専任の就職支援アドバイザーが相談に乗ってくれます。

たとえ仕事にブランクがあっても、これまでの暮らしを棚卸し、面接のアプローチに使える長所を探す手助けをしてもらえます。

また県や市が、「自立支援教育訓練給付金事業」や「高等職業訓練促進給付金等事業」として、母子家庭の就職を支援する制度があります

指定講座を受講すれば受講料の一部を負担したり、生活資金を援助することがあります。

今は子どもが小さくて長時間働けなくても、週末限定でのパソコン講座、医療事務講座、簿記3級講座なども開講されているので、働きながらスキルアップが目指せます


落とし穴4. もしものときのリスク管理…お金がない

母子家庭においての最大の危機的状況は、まさしく「お金がない」という状況でしょう。

不意にお金が必要になったとき、頼りになるのは「母子父子寡婦福祉資金貸付金」です

20歳未満の子どもを養育する母子・父子家庭、また寡婦(かつて母子家庭の母であった現在配偶者のいない女性)に対して、経済的自立や福祉の充実のための資金を貸し付ける制度です。

その用途として認められるのは、以下12種類です。

・ 事業開始資金
・ 事業継続資金
・ 修学資金
・ 技能習得資金
・ 修業資金
・ 就職支度資金
・ 医療介護資金
・ 生活資金
・ 住宅資金
・ 転宅資金
・ 就学支度資金
・ 結婚資金

この制度の最大のメリットは、自治体により利子や保証人などの設定はさまざまですが、修学資金、就学支度資金、修業資金、就職支度資金については原則、無利子、連帯保証人は不要です

また、支払い開始までの据え置き期間が設けられていたり、返済期間も20年間と長期間の設定されていることがあります

H28年度の東京都の場合は、以下の通りです。

相談から戸籍謄本、住民票、印鑑登録証明書など必要書類を添付して審査 → 貸付決定 → 資金交付まで1か月くらいかかるようです

・ 小学校 4万600円
・ 中学校 4万7,400円
・ 専修学校(一般課程)公立高校 16万円
・ 私立高校・専修学校(高等課程)42万円
・ 国公立の大学・短期大学38万円
・ 私立大学・私立専修学校(専門課程)59万円


落とし穴5. もしものときリスク管理…子どもの世話ができない

子どもが小さいときは特に、実家以外にいざという時の子どもの預け先を考えておくと安心です。

最近では、母子家庭に限らず、企業や自治体でもファミリーサポートとして一時的な預かりをしてくれるサービスがあります

保護者の病気や急用時の預かりだけでなく、保育園や幼稚園への送迎、夏休みなどの長期休暇中の対応などもしてくれます。

ただし、料金は自治体でも1時間700円~1,000円前後、企業が行っているものは、保育料が1時間2,000円~3,000円、病児の場合は4,000~8,000円、さらに入会金や年会費が必要になる場合もあります。

そこでおすすめするのは、各自治体が主宰する「ひとり親家庭等日常生活支援事業」です

一時的に利用することを前提としていることが多いようですが、生活援助や子育て支援をお願いすることができます。

しかも格安! ママの所得に応じて、300円くらいまでで利用することができますしかし利用するには、予め申請することが必要です

また、利用時間帯や最大利用時間数が決まっていることがあるので、HPなどで確認しておきましょう




「絶対幸せになる!」という強い意志を持とう

母子家庭は、これまで両輪で動いてきた家庭という車が、一輪車になってしまうこといえるでしょう。

それでも、前進していかなくてはなりません。

さまざまなリスクを想定し、対応策を考えておくと同時に、今後数年の暮らし方、必要な資金を具体化してどう対応していくか考えておくことも大切でしょう。

自治体では、母子家庭が格安で使えるサービスがあります

しかしその内容は、場所によって大きく異なり、時間がかかることもあります。

転居を考えるときには予め、利用できるサービスや手当が充実しているか確認しておくことをお忘れなく。

子どもと一緒に、知恵と情報を味方につけて絶対幸せになりましょう。(執筆者:吉田 りょう )

この記事を書いた人

吉田 りょう 吉田 りょう»筆者の記事一覧

働くシングルマザーです。息子二人を大学卒業させるため、さまざまに工夫をこらし勉強しました。節約は勉強したものだけに与えられるご褒美です。リアルな情報、実際に使える情報にこだわってお届けしたいと思います。
<保有資格>
「登録販売者」、日文コンサルタント協会 着付1級講師

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