個人投資家なら誰もが夢見る「億り人」。彼らはいかにして億を超える資産を築き上げてきたのでしょうか。

今号では、「億り人」の投資スタンスやトレードの傾向を分析してみたいと思います。

1. 安易に「億り人」の投資手法を真似てはいけない

投資で1億円以上の資産を築き上げた個人投資家の中には、デイトレードをしている人も多いと言えます。実際に、SNSで日々のトレード状況を拡散している有名投資家も多数いらっしゃいます。

結論から言うと、

デイトレードは資金力が物を言う

資金力のない個人投資家が億り人の投資手法を真似ても、その効果は限定的です。

例)保有している銘柄が単日で3%上昇

1億円投資していた場合では300万円の利益ですが、100万円の投資であれば3万円しか利益が上がりません

短期少額利食いでは、資産を築く為までに相当な労力を要するのです。

投資銘柄を真似たり、参考にしたりすることは有効な方法だと思います。一方で、投資スタンスを真似てしまうと、自身が望んだ投資効果は得られる可能性は少なくなると言えるでしょう。

2. 成長銘柄を長期で仕込む

テンバガーや爆騰銘柄を掴むには長期保有が鉄則です。投資の基本は分散投資です。しかし、積極的に利益を狙いに行くには、一極集中投資の考え方が重要と言えるのです。

もちろん、債券や高配当銘柄等、万が一の際のリスクヘッジが効くポートフォリオを構築することは必要不可欠です。これらの銘柄で脇を固めながらも、高成長が期待で来そうな銘柄には厚めに投資する。

一定額投資した後に、積立投資をするのも有効な手法と言えるでしょう。

1日、2日ではテンバガーは生まれません

長期で腰を据えた投資を行うことで、大幅な株価上昇の恩恵を受けられる可能性が高まるでしょう。

3. 新興市場や新産業にチャンス。アメリカの流行りに目を向けよう

東証一部の銘柄に大幅な上昇を期待することはナンセンスです。テンバガーや大幅上昇を狙うには、新興銘柄に投資した方が可能性は高まります

やはり、時価総額は小さい方が買い上がり易いと言えます。トヨタの時価総額が50兆円になることを期待するより、100億円企業が1,000億円まで買い上がられる方がよっぽど現実的でしょう。

よって、新興市場に上場している新産業関連銘柄を早期に仕込むことが大切なのです。

どのように有望銘柄を探し出せばよいのでしょうか

結論から言うと、アメリカで流行りの新産業を参考にして下さい

例えば、フィンテックやVR。あるいは、ドローン関連もそうですね。アメリカで流行った後に、日本でも注目され始めました。

これからは、シェアリングも流行りそうですね。

アメリカの新産業を把握することで、日本で流行るビジネスのヒントを得られる

ひいては、投資先を選ぶ際のヒントとすることができるのです。(執筆者:徳田 陽太)