お弁当を持って職場や学校へ行くのは食費の大きな節約につながりますが、この時期のお弁当は「暑さで痛むのではないか」と心配になる方も多いのではないでしょうか。

そこで利用したいのが、「自然解凍OK」のお弁当のおかずです。

朝はそのままお弁当につめるだけなので手間もかからず、保冷剤代わりにもなります

ズボラ主婦である筆者が愛用している、おいしい「自然解凍OK」のおかずをご紹介します。

ひじき煮

ひじき煮は冷凍しても味が落ちにくく、栄養価も高い優秀な一品です。

冷凍食品メーカー各社から、お弁当用のカップに入った使い勝手の良い商品が販売されています。

保存性を高めるためか、家庭で作るよりもやや濃い味になっていることが多いのですが、その分ご飯がすすみます

油揚げやにんじんと一緒に煮られたものであれば、黒・茶・赤と彩りもきれいなので、お弁当の色合いを整えるのにも重宝しますよ。

きんぴらごぼう

きんぴらごぼうも、冷凍しても味が落ちにくいおかずのひとつです

ピリ辛の味わいは、食欲のないときでも口に運びやすく、お弁当のアクセントにもなります。

きんぴらごぼうは、自分で作るとなると少々手間がかかる一品です。

ごぼうの下処理に始まり、材料全てを千切りにし、煮汁が少なくなるまで煮つめるという作業をしないで済むと思うと、大きな時間の節約になります。

「もう一品何か欲しい」というときに大助かりの商品です。

枝豆

わが家のお弁当のすきまで活躍しているのが、自然解凍で食べられる枝豆です。絶妙な塩加減の冷凍枝豆は子どもたちの大好物。いつもうれしそうに完食しています。

豆類は栄養も豊富ですし、鮮やかな緑色も夏らしく、お弁当の見た目もぐっと良くなります。

子どもたちがおやつとしても食べたがるので、年中冷凍庫にストックしている一品です。

春巻

「春巻を自然解凍で!?」と最初は驚いたのですが、自然解凍でも皮がベシャッとすることなく、おいしく頂けます。

春巻きの材料を全て自分で用意してイチから作るとなると、手間も時間もかかりますし、この暑い時期に自宅で揚げ物は避けたいというのも正直なところです。そんなときに、自然解凍OKの春巻きはとても便利です。

メインのおかずとしても十分な食べごたえがあるので、朝になって「肉も魚もない!」と気づいたときにも役立ちますよ。

大学イモ

お弁当に少し甘いものを入れたいときは、冷凍の大学イモが便利です。もちろん自然解凍でOKですし、お弁当の箸休めやデザート代わりにもなります。

注意したいのが、この時期は大学イモの甘いタレがゆるく溶けすぎてしまい、お弁当の汁もれの原因になりやすい点です。

大学イモを自然解凍でお弁当に入れるときは、他のおかずとは別にして、密閉容器に入れて持ち運ぶのがおすすめです。

自宅で食べるときは、半解凍で食べると適度なシャリシャリ感が味わえて、清涼感のあるデザートになりますよ!

自分で作った冷凍食品には注意が必要です

「自分でおかずを作って冷凍した方がもっと節約できるのでは?」と思った方もいるかもしれません。

確かにそうなのですが、自家製の冷凍食品は作っている間に雑菌が入りやすいのです。

東京都福祉保健局も、

「市販の冷凍食品で自然解凍OKのものは厳しい衛生管理、温度管理のもとで製造されたものです。自家製の冷凍おかずを保冷剤代わりに冷凍したまま入れることはおすすめできません。」

としています。

特に今のような暑い時期は、自家製の冷凍おかずを過信せず、自然解凍で食べたいときには、市販の冷凍食品を活用することをおすすめします

「自然解凍OK」の冷凍食品を使って夏もお弁当作りを続けよう

この時期「お弁当が痛むのが怖いから」と、お弁当作りをあきらめてしまうのは、家計にも大きな痛手です。

市販の冷凍食品を買うことは多少の出費につながりますが、時間と気力の節約、何より食の安全にもつながると思えば、メリットも大きいと言えます。

なお、冷凍のままお弁当に入れられて自然解凍で食べられるとはいえ、この暑い時期ですから、「保冷バッグ」と「保冷剤」も併用するようにしましょう

「自然解凍OK」の冷凍食品を活用して、夏のお弁当作りもがんばって継続しましょう!(執筆者:青海 光)