国内株式で配当を増やすには限界がある

個人的に、国内株式でインカム狙いの投資をするのは難しいと考えています。実際に、国内株式であれば、配当が2%を超えれば優秀とされるでしょう。

株主優待と合わせた優待利回りも注目されますが、こちらは5%程度がひとつの目安でしょう。実際には、優待は現金で送られる訳ではありませんので、実質の優待利回りはもう少し下落すると思います。

海外に目を向けると非常に利回りの高い優良銘柄が多数眠っています。オーストラリアも高配当株の代表格です。ここからは、オーストラリア株の魅力とその具体的な投資法についてみなさんとシェアしたいと思います。

先進国ナンバーワンの財務基盤。財務健全性はピカイチ。

オーストラリア投資における最大の魅力は、財務の健全性にあります。オーストラリア政府が保有する政府の債務残高は、対GDP比で約40%。

日本が240%、米国が107%であることを考えれば、かなり財務健全性が高いことが見て取れるでしょう。実際に、対GDPでの政府債務残高は先進国ナンバーワン。

日本や米国、されにはフランスやイギリスが相次いで格下げされる中、オーストラリアはいまだにAAAの格付けを維持しています。

財務健全性の観点から見ても、オーストラリアは初心者にもおすすめの投資先のひとつと言えるのです。

高い経済成長率が今後の株価上昇を牽引すると想定

オーストラリア経済の見通しは非常に良好です。実際に、2016年以降は企業業績も改善。株価も上昇傾向にあります。このファンダメンタルズを支える最大の要因は、新興国からの需要拡大があると言えるでしょう。

資源大国のオーストラリア

鉄鉱石やボーキサイトの埋蔵量は世界トップクラスです。最近の、新興国の成長に伴う需要拡大を受け、資源輸出は2005年時点にくらべて倍近い伸びを見せています

この傾向は今後も継続すると想定されます。

しっかりとした内需

今後も急速な人口増加が見込まれます。その他の先進国に比べて、人口増加率はほぼ倍。新興国にも引けをとらない水準です。

人口ピラミッドも若く、今後も堅調な内需を支える材料になるでしょう。これらがファンダメンタルズを牽引し、経済成長率の推移もしっかり

先進国の平均が2%を超えれば好調と考えられるのに対して、今年度は3.1%の見通しです。また、翌年も3%台をキープすると想定されています。今後のオーストラリアでは株価上昇が期待出来ると言えるのです。

オーストラリアは高配当株の宝庫

意外と知られていませんが、オーストラリア株は高配当銘柄の宝庫です。近年、内需関連企業の業績が堅調に推移していることもあり、内需株の配当利回りには目を見張るものがあります

例えば、オーストラリア最大の通信事業社のテルストラは10%に迫る利回り水準です。

金融機関の利回りも軒並み高く、コモンウェルス銀行やANZ銀行、ウェストパック銀行等はすべて利回りが5%を超えます。

内需株特有の値動きの安定性もあり、インカム狙いの投資には最適と言えるでしょう。

初心者には投資信託での購入がおすすめ

ではこれらの銘柄は、具体的にはどのように購入すればよいのでしょうか。結論から言うと、

投資初心者には投資信託で購入することがおすすめ

です。

中でも、個人的にはLMオーストラリア高配当株ファンドがおすすめです。理由は今上述した内需株をすべて網羅していること。しかも、上述した銘柄は、ファンドの組み入れ上位銘柄に採用されています。

株式型ファンドでありながら、値動きの安定性も比較的高いことが想定される

利回り水準も非常に高く、主要インデックスに比べ、上昇幅もアウトパフォームする可能性が高いと想定されます。

また、投資信託として買うことで、日々の銘柄管理に神経質になりすぎる必要もありません。初心者には投資信託でのオーストラリア株投資をおすすめします。

LMオーストラリア高配当株ファンドはマネックス証券で購入できる

上述したLMオーストラリア高配当株ファンドは、マネックス証券で購入することができます。現状は一旦、積立を停止しているようですが、9月12日より、申込みがリスタートするようです

ファンドの純資産も6,000億円を超えており、純資産総額の観点からも非常に優秀なファンドと言えるでしょう。また、マネックス証券では、同銘柄を積立投資することも可能です。

リスク分散を図りたい場合には、積立投資を利用することもおすすめです。マネックス証券で口座開設をし、同銘柄を申し込みましょう。

マネックス証券での口座開設はこちらから(公式HP)

オーストラリア株購入時の注意点

オーストラリア株投資において注意しなければならないことは、中国経済の動向です。オーストラリア最大の貿易相手国は中国です。

中国が占めるオーストラリア経済への寄与度は比較的高いため、オーストラリアの景気自体も中国に左右される傾向にあるのです。

上述したファンドでは、原則為替ヘッジを行いません。よって、中国の景気悪化に伴い、豪ドルが下落する可能性があります

オーストラリア株投資の際には、中国の動向を確認することが重要と言えるのです。(執筆者:徳田 陽太)