つい最近まで半そでを着ていたのに、急激に冷え込むようになり、「今年は秋がないじゃない!」と憤慨している人も多いかと思います。
我が家でも暖房がフル稼働しているので、今月の電気代の請求が恐ろしいです。
さて、今回は、私の、冬の悩みナンバー1「暖房の電気代」について検証してみました。
夏と同じく、(夏のエアコン代節約の記事はこちら)暖房つけっぱなしと不在時にオフにした場合の電気使用量と電気代を比較してみたいと思います。
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目次
我が家のスペック
まずは我が家の広さや家族構成、家電の個数などをご紹介しておきます。
家について
築50年の在来工法2階建て日本家屋 延べ床面積65坪
・リビング → 19帖
・寝室 → 8帖
・仕事部屋 → 10帖
・その他の使っていない部屋 → 18帖リビング、10畳・8畳和室、8帖・6帖・6帖洋室
家族構成など
主人、私、4歳、と2歳の娘の4人家族
・エアコン台数 → リビング、寝室、仕事部屋の3台
・調理器具、家電等 → IHコンロ、電子レンジ、オーブントースター、食洗器
・給湯方法 → 灯油ボイラー
・暖房方法 → リビングと寝室:エアコン 仕事部屋:石油ストーブ
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エアコンの使い方
まずはいつもの使い方をご紹介します。
寝室エアコン : 午後8時から午前7時までオン
電気使用量比較
ではさっそく電気使用量を比べてみましょう。
空調ゼロの電気代
まずは、まったくエアコンを使わなかった日の電気使用量グラフがこちらです。
10月11日(最高気温29.4度、最低気温16.1度)使用量15.3kw。電気代383.7円
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電気給湯器もないし、エアコンをつけていないのにもともと電気代が高すぎです。
漏電でもしているのかと思って中部電力に問い合わせましたが、異常なしでした。
我が家の七不思議です。
リビングエアコンをつけっぱなしの電気代
今度はお待ちかね、つけっぱなしの電気代です。
10月17日(最高気温16度最低気温10度)電気使用量23.6kw、電気料金591.88円
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リビングのエアコンは無人状態でもつけ続けました。
おかげで仕事部屋からリビングに帰っても、ほんわか温かく快適です。
室温は無人時 → 23度をキープ。人がいる時は24度から26度です。
使う時だけオンにした場合
最後に使う時だけオンにした場合です。
10月16日(最高気温12度最低気温10度)電気使用量21.4kw、電気料金536.71円
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当たり前ですが、エアコンをつけていないので、外みたいに寒くて、しばらくはエアコンの前で手を伸ばして暖をとっていました。
無人時の室温 : 15度前後 エアコンをオンにしてから24度程度まで上がるまでの時間 : 15分
まとめ
結果は、エアコンをこまめに消したほうがつけっぱなしよりも、電気使用量が2.2kw少なく、電気代は55円お得になりました。
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ただ、室温が快適な温度になるまでにこの季節ですら15分ほどかかりましたので、真冬はもっと時間がかかります。
去年の冬は体感で「温かくなったなあ」と感じるまでに30分以上かかりました。
だから、我が家では本格的な冬が来るまでは、「不在時はオフ」本格的な冬が来たら「常にオン」で運用したいと思います。
みなさんも私がはげしく重ね着をして、導き出した結果を参考に、お得で快適な暖房生活を送ってくださいね。(執筆者:平林 亮子)