ついにANAまで「保険」を出した 業界初の「マイレージクラブ会員限定保険」を他保険と比較してみました»マネーの達人

ついにANAまで「保険」を出した 業界初の「マイレージクラブ会員限定保険」を他保険と比較してみました

マイレージクラブ会員限定の保険は、業界初

最近いろんな業界で保険商品を扱うようになりましたね。

例えば楽天が2013年に楽天生命保険を始めました。私は楽天会員なのですが、最近楽天から保険の案内メールがよく届きます。

そしてついに航空会社のANAも、今年の5月に「ANAの保険」をスタートしました。



≪画像元:ANAの保険


しかもANAのマイレージクラブ会員限定の保険です。

今までクレジットカード会員限定の保険はありましたが、マイレージクラブ限定の保険は業界初です。

そもそもいろんな業界が保険を販売する理由って何なのでしょうか?


理由を私なりに考察してみました

1. 保険会社のメリット


このANA保険の正体、『クレジットカードの請求書などと一緒に届く「無料で入院保険」には加入していいのか』という記事でも書かせていただきましたが、ANAを団体契約者とする団体保険です。

引受保険会社は、三井住友海上火災保険株式会社。要するに、三井住友海上の保険を使っています

三井住友海上は、ANAマイレージの会員3,000万人を見込み客にすることができるのです。

ANAマイルをためている方にとっては、ANAは親しみやすく、信頼できる会社のはず。

三井住友海上の案内では興味を持たなかった人でも、ANAの保険であれば興味を持つ方もいらっしゃると思います

しかも保険は一度加入してしまうと、しばらく継続する方がほとんどですので、安定した収益が見込めます。

また楽天は自社で保険会社を持っていますが、楽天の強みはその会員数。国内だけで9,000万人にのぼります。

その会員を保険の見込み客にできるということです。

2. ANAのメリット


ANAが直接保険を作って売ろうと思うと、商品の開発費等がかかります。

でも三井住友海上の保険を使うことで、その費用がかからないというメリットがあります

それから顧客の囲い込みということも考えられますね。

3. 契約者のメリット


契約者にとっても団体保険に加入するので、通常より安く保険に加入できるメリットがあります

ただ残念ながらこのANAの保険に加入しても、マイルはたまりませんが。

内容はいいのか?

一番肝心な保険商品の内容はどうでしょうか?

以前も比較したイオンクレジットのがん保険と、アクサダイレクトのがん保険、そしてANAのがん保険を加えた3社で比較すると、面白い結果になりました。


35歳女性の場合


≪クリックで拡大≫


ANAの保険もイオンのがん保険と同じく1年ごとに更新する保険です。

保険料は5年に一度変更になるのですが、40歳から44歳の保険料が全く同じだったのです。

引受保険会社も同じなのかなと調べたところ、イオンはあいおいニッセイ同和損害保険株式会社の商品なので、別でした。

40歳から44歳までの保険料は全く同じですが、保障内容は断然ANAのがん保険のほうがいいです。

この3社の比較であれば、保障内容、保険料のバランスで考えると、ANAの保険が一番いいですね。

ただし3社とも、5年または10年に一度、保険料が上がり続けますのでご注意ください


まとめ



ANAの保険は、保険商品の内容は一般的ではありますが、保険料は通常より少し安く加入できます

5年に一度保険料は上がっていきますが、現役世代の間だけ保障を厚くしたい人にとっては、有効活用できるのではないかと思います

ご興味を持たれた方は、一度調べてみてください。(執筆者:水谷 文枝)

この記事を書いた人

水谷 文枝 水谷 文枝»筆者の記事一覧

ファイナンシャルプランナー(AFP)
兵庫県在住。JA系の金融機関に就職し、資産運用の部署に携わる。その後、当時女性の採用がほとんどなかった某生命保険会社に、女性最年少で転職。約12年勤めた後、代理店勤務を経て、独立。「わからない」「難しい」「だまされる」というネガティブなイメージを持たれがちな保険やお金を、「わかる」「簡単」「活かす」というポジティブなイメージに変えていくために活動中。また単に「お金の知識を増やす」のでなく、「お金の意識を変える」ことをライフワークとしている。

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