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進化した「風呂敷」は布1枚で「超撥水・風よけ・エプロン・パッキング」にまで使えるエコ商品でした

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進化した「風呂敷」は布1枚で「超撥水・風よけ・エプロン・パッキング」にまで使えるエコ商品でした

年末年始の贈り物「ふろしき」に思いを込めて


近年「ふろしき」が注目を集めています。

物を包むだけの「ふろしき」から、贈り物に意味を込める役割や、より機能的な使い方ができる商品がたくさん登場しています。

年末年始は、お歳暮や年始の挨拶で贈り物をする機会が増える時期です。

毎年恒例の贈り物であっても、年ごとに送る側の「思い」に変化はあります。

例えば、送られる側にお子様がいて受験を控えているときには、年始のあいさつだけでなく合格を願う気持ちを込めたくなるかもしれません。

そんなときには、毎年同じ品物を贈っていたとしても「ふろしき」で思いを伝えてみるとおしゃれです

「ふろしき」に描かれている柄には、意味を持っているものが多くあります。受験や勝負を控えている人にはトンボ柄がいいでしょう。

トンボは、前にだけ飛びます。後ろ向きに進まないことから、昔から「勝ち進む」という意味で縁起のいい柄とされているのです。

受験合格の願いを込めて、なにかしらの贈り物を別に用意する方法もありますが、贈り物をあらためて購入するにはそれなりの予算が必要です。

また「受験がんばって」とあからさまに伝わる品物はプレッシャーをかけてしまう可能性もあります。

「ふろしき」の柄で思いを間接的に伝えることは、贈る側にとっても贈られる側にとってもやさしい方法ではないでしょうか


進化した「ふろしき」 撥水加工で子育て中の荷物も軽くなる

子育て中は荷物が増えます。雨が降りそうなら雨合羽が必要だし、寒くなりそうなら薄手の上着も必要です。

しかし、進化した「ふろしき」を一枚バッグに入れておくだけで、雨合羽も薄手の上着も持ち歩く必要がなくなります。

超撥水加工されたふろしき「ながれ」は、ふろしきの上に水がのっても水が玉のように丸くなりコロコロと転がり落ちるほど優れた撥水加工がされています。


≪画像元:超撥水風呂敷「ながれ」

大きさも96センチ四方と大きいため、子どもの雨合羽としても十分使うことができます。

「ながれ」は、水だけでなく多少の粘性がある液体でもはじくことができるため、外食したときに服に食べこぼさないようにエプロンとして使うこともできるのです。


≪画像元:超撥水風呂敷「ながれ」

また、「ながれ」は綿素材ではなくポリエステルで作られています。自転車の後ろに子どもをのせると、想像以上に強い風に子どもはさらされています。

「ながれ」で体を包み込んであげれば、風よけとしても使うことができるでしょう。

「ふろしき」は、結び方を覚えればバッグとしても使うことができます。


≪画像元:超撥水風呂敷「ながれ」

荷物が多くなってしまったときのためにエコバッグを持ち歩いている人も多いようですが、エコバッグはバッグとしての役割しか果たすことができません。

「ながれ」ならば、雨が降っている日でも中を濡らさないバッグに早変わりです。

「ながれ」の撥水加工はとても強力なため、バッグの形に結べば水10リットルを持ち運ぶことも可能です。災害への備えとしても使える「ふろしき」でしょう。

年末年始のお泊まりパッキングに「ふろしき」が大活躍

年末年始は泊まりがけで出かける人も多いのではないでしょうか。そんなときにも「ふろしき」は大活躍です。

お泊りの準備で一番大変なことは衣料のパッキングです。用途別や日にち別にジッパー付きポリ袋に小分けして持ち歩く人もいます。

しかしジッパー付きポリ袋は、使っていくうちにジッパーが壊れてしまったり、破れてしまったりするものです。

また、意外と値段も高いため、使うたびに購入していたのでは節約の観点からもよくありません。

そこで衣料のパッキングにも「ふろしき」が大活躍するのです。用途別、日にち別に衣料を分けたら、ふろしきで包みキュッと結びあげます。

結びあげることでボリュームが抑えられるため、コンパクトにすることができるのです。

「ふろしき」は旅先でパッキング以外にも役立ちます。大浴場に向かうとき、着替えやタオルを持ち運ぶ小さめのバッグが必要です

「ふろしき」をバッグに結べば入浴の時も食事の時も役立てることができます。

「ふろしき」は、もともと風呂の床に敷かれていた布から始まり、徐々に荷物を持ち運ぶときにも使われるようになったため「風呂敷」と呼ばれるようになったといわれています。

現代では、荷物を持ち運ぶために使われることを前提として作られているため、柄やデザインもおしゃれで洗練されたものが増えているのです。

バッグを選ぶ感覚で「ふろしき」を選ぶ時代になったのかもしれません。

特大「ふろしき」なら衣装ケース代わりに使える

「ふろしき」にはさまざまなサイズがあります。50センチ四方の「ふろしき」はお弁当包みとして重宝し、96センチ四方の「ふろしき」はバッグとして活用できるでしょう。

大きなサイズは230センチ四方の「ふろしき」もあります。布団が2セット包めるため、布団袋としても使うことができます。

昔は布団袋をよく見かけましたが、最近はあまり見かけなくなりました。

布団を収納するとき、布団圧縮袋を使う人もいますが通気性やコスパの面から考えると「ふろしき」の方が便利ではないでしょうか。


また大きな「ふろしき」は衣装ケース代わりにも使うことができます。プラスチック製の衣装ケースは、使わなくなったときに置き場所に困るものです。

粗大ごみとして捨てるにも料金がかかるため、結局部屋の隅に放置されることになります。その点、「ふろしき」ならば不要になったら畳んで引き出しにしまっておけばいいのです。(執筆者:式部 順子)

《式部 順子》
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式部 順子

執筆者:美大卒 式部 順子 式部 順子

武蔵野美術大学卒。クリエイティブな発想で芸術エッセイや子育てアイデア、経験に基づいた就職転職記事まで幅広く執筆中の個性派フリーライター。身近にあるものを活用した節約術と時代の流れを読みながらの大胆な節約術を組み合わせながら日々節約を楽しんでいる。節約のモットーは「使うべきお金は使う!無駄な節約はしない!」ストレスフリーな節約術をメインに紹介。 寄稿者にメッセージを送る

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