2017年11月14日に東京大手町の日経ホールにて日本BS放送(9414)の株主総会が開かれたので出席してきました。

日本BS放送は、ビックカメラが親会社のBS放送局です。

≪画像元:日本BS放送

BS11(イレブン)の名称で、今年が開局10周年という若い放送局ですね。

会場は5~6百人程度収容できそうなホールで、来場者で会場の半分程度埋まっていました。

また、館内の撮影は禁止されていたので、写真はありません。

お土産は先渡しで、BS11のキャラクター「じゅういっちゃん」がワンポイントのハンドタオル、クリアファイルおよび番組ガイド冊子などをいただきました。

また、紙パックのお茶が受付横にあり、自由に取ることができるようになっていました。

まずは、本来議長役を務められる齋藤社長が病欠のため、小野寺専務が議長を代行される旨、お断りがあり、総会スタートです。

報告事項

まず監査役から監査報告のあと、正面スクリーンにてまとめられた資料を見ながら、女性のナレーションにて報告がなされました。

使用された資料について、放送局なのにパワーポイントで作成したようなオーソドックスな画像だったので、やや拍子抜けしましたが、無駄な費用をかけない方針なのかもしれませんね。

BS放送を視聴できる世帯が全世帯の7割を超え、地上波では広告収入減になる中、こちらの広告収入は昨対比4%増とのことです。

日本BS放送で放送されているのは、ニュース、旅、昭和歌謡、歴史、スポーツ、アニメが主なコンテンツとなり、夜のニュース帯番組では俳優の別所哲也さんが、歴史の教養番組では歌舞伎俳優の尾上松也さんなどが出演されています。

≪画像元:日本BS放送

また、最近制作された特別番組では、ビートたけしさんなど大物タレントが出演されていたり、ローカル局とコラボした京都の夜桜や大文字焼などの中継も行っているそうです。

さまざまな施策の効果で、売上高は昨対比13.3%増、営業利益5.6%増、経常利益4.4%増、当期利益3.9%増、と増収増益となっており、自己資本比率は90%越えで内部留保を多く抱えています。

今後の課題として挙げられたのが2点、一つ目が「4つの力の強化」で、ニーズに対応する企画力・高価値の映像制作に不可欠なプロデュース力・キャスティング力・潜在的な需要を喚起するマーケティング力の強化を挙げていました。

そして前述の「4つの力の強化」を具現化するために策定されたのが「5本の矢の推進」で、自社制作番組の充実と拡大・情報番組の選択と拡大・アニメ番組の強化・ローカル局とのコラボ・スポーツコンテンツの充実、を今後図っていくとのことです。

2つ目が収益基盤の多角化ということで、人気アニメを制作出費を積極的に行う、国内外の優良コンテンツの獲得、自社制作番組の海外販売などに取り組むとのことです。

このあと、正面スクリーンにて、自社制作番組の番組宣伝映像が流されましたが、私が気になったのが森口博子さんの出演するアニソン番組ですね。見てみたい。

質問事項

続いて、株主からの質疑応答が行われました。

放送局ということもあり、コンテンツについては

「平日昼間の放送が韓国ドラマばかりでほかのコンテンツがないのか」

という質問があり、「韓国ドラマは根強いファンがいるので」とのことでしたが、今後は総合編成を鑑みコンテンツを強化していくとのこと。

「歴史、ニュース、旅番組など各局のいいとこどりのよう」

との指摘もあり、目下オンリーワンコンテンツ獲得に向け取り組みを進めているそうです。

また、多すぎるように感じる内部留保についても「株主還元へ」との指摘もありましたが、安定的・継続的な利益配当を目指しており、今後4K8Kテレビ向けの設備更新も控えているため内部留保はそちらに回したいとのことでした。

そして、社外取締役にもと柔道選手の山口香氏がいらっしゃり、当日も登壇はされていたのですが、お話を伺う機会はありませんでした。

質疑応答時に自社の株式を保有していないことについて株主から質問を受けましたが、お答えにならず他の役員の方が対応していましたので、お声も聴くことができませんでした。

どうせなら著名な方のお話も伺ってみたかったですが調整が難しいのでしょうか。この点がすこし心残りです。

ここまで株主総会の模様をお伝えしましたが、私は株主でありながらも自宅でBS11が見られる環境ではありません(申し訳ありません)。

現況では、自宅にアンテナを備えるか、ケーブルテレビと契約しなければ視聴できないので、あくまで無料放送ですが新たに視聴するには費用がかかりそうです。

BS11のメインターゲットは地方在住のシニア層とのことで、上記の視聴条件を備えている方が多いのでしょうね。

そういった立場からすると、興味深いコンテンツがいろいろあるのに観られないのは残念で、今後はぜひネットでのオンデマンド視聴や他社への番組売り込みなどを充実させていただき、自社制作番組を目にする機会を増やしてもらえるとありがたいと思います。

日本BS放送(9414)

・ 株価 1,246円
・ 最低購入金額 12万4,600円(100株)
・ PER 14.40  PBR 1.43 
・ 権利確定月 2月末・8月末
・ 配当 19.00円/年
・ 配当利回り 1.52%

株主優待

 

100株以上 千円相当のビックカメラ商品券

1年以上継続保有した8月末株主には千円相当を追加

株価その他の情報は11/17(金)終値時点でのYahoo!ファイナンスより引用しております。

これらの情報は変更される場合がありますので、ご自身でご確認の上、投資は自己責任でお願いいたします。(執筆者:吉井 裕子)