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【筆者の恐怖体験】手元にあるクレカで50万円以上の買い物をされた! さらに…思ったより頼りないカード会社の対応。

節約・ポイ活 クレジットカード
【筆者の恐怖体験】手元にあるクレカで50万円以上の買い物をされた! さらに…思ったより頼りないカード会社の対応。

まさか自分が被害に遭うとは!


さまざまな支払いに便利なクレジットカード。

公共料金など生活費全般の支払いに利用でき、ポイントがたまる上、海外でもキャッシュレスで買い物ができて、海外旅行保険が自動で付いているものもあります。とても便利ですね。 

ポイントの還元率が良いなど、たくさんのメリットがあるクレジットカードが多いので、支払時に利用する方は多くなっていると思います。

しかし、盗難にあったり、スキミング、フィッシングにより、カードの情報や個人情報が盗まれたりなど不正に利用されてしまうケースも増えてきています

今回は、実際にクレジットカードの不正利用された私の体験をお伝えしたいと思います。

知らない間に使われていた私のカード

私は、マレーシアに住んでいます。

そのため、東南アジアの近隣の国を旅行する時や、日本への帰国時に航空券やホテルの予約をするためにインターネットでクレジットカードを使って支払いをすることが大変多いです。

今まで何度も海外旅行する際にクレジットカードで支払いをしてきました。

カード会社から電話

半年ほど前、私の良く使っている某大手カード会社のカスタマーセンターからカードの利用金額について確認する電話が日本からかかってきました。

「〇〇万円のご利用がありますが、よろしいでしょうか?」

というような、内容でした。

利用明細を教えてもらうと、自分で使った覚えのない50万以上の金額がカードで支払われたことになっているとがわかりました。

私は、1年の大半をマレーシアで過ごしているため、日本の住所に郵送されるクレジットカードの利用明細をしっかり確認していませんでした。

この電話がきっかけで、クレジットカードが不正利用されていたことが判明しました。

手元にあるカードなのに…

クレジットカードは、手元にあるのに不正利用されたのです。

どこかのサイトでカード情報を入力した際にスキミングされたのだと思いました。

クレジットカードのスキミングによる不正利用の話は聞いたことがあったものの、まさか自分の身にふりかかってくるとは思ってもいませんでした。

正体のしれない物に対する恐怖感を感じ、一瞬、凍りつきました。


カード会社からのヒアリング

少し冷静になり、再度カード会社に連絡をしました。

「いつ、カードが不正利用されたかわかりますか?」

と、具体的なヒアリングをしてきました。

不正利用された月にカードを使って買い物した内容を一つずつ読み上げてもらいました。

私は自分が確実に買い物したものを確認し、不正にカードが使われたと思われる支払先と金額を全て相手に伝えました。

実はカード会社もなれていない?

「カードが不正に使われたかもしれません」とカスタマーセンターに電話をすると、

「どう対応したらよいのかわからない」

という様子で何人も電話の相手がかわりました

「少々お待ちください」の繰り返しで、最後にやっと、責任者の男性に行きつきました。

不正利用に対してのクレジットカード会社の対応

私は電話で待たされている間、インターネットで「クレジットカードで不正利用された場合のカード会社の補償」についてのことを検索しました。

クレジットカードを不正利用された際の、カード会社の対応のしかたについは

全てのクレジットカード会社が「盗難保険」に入っていて、カードの持ち主の方によほど重大な過失がある場合を除いて「クレジットカードの不正使用の日から遡って60日以内に不正利用されたものに関して全額補償されます」

と記載がありました。

私は全額保証の件について、クレジットカード会社の男性にたずねました。すると担当の方は

「お時間いただいて詳しくお調べした上でなければ、今の段階では何ともお答えできません。」

の一点張りでした。

3日後…

担当の方から連絡があり

「ただ今調査中で時間が2か月程度かかりますので、不正利用された以外のご利用金額の分だけを先にお支払いいただけますか?

翌月分に含めて引き落としをかけさせていただきます」

と言われました。

2か月もかかると、全額補償してもらえる「不正使用の日から遡って60日以内」を過ぎてしまうのではないかと心配になったので、

「不正で使われた分についてはカード利用者が支払うことはないということがそちらの会社のサイトに書いてあるので、

2か月後に【不正使用の日から遡って60日以内】を過ぎても支払わないでいいですか?」

と聞いてみました。

しかし、その質問にもカード会社の男性は「今は何ともお答えできません」と歯切れの悪い答えしかしませんでした。

そして、カードの不正利用をカード会社に届け出てからはすでに2か月以上が経ちましたが、まだカード会社の方からは何の連絡もないままです。


クレジットカードの持ち主の方に重大な過失がある場合とは

・ クレジットカードの暗証番号をカードの裏側に記載していた

・ 暗証番号が生年月日など憶測されやすい番号に設定されていた

・ 盗難被害を届けたのが遅すぎた場合

クレジットカードを無効にし再発行

不正利用されたことにより、それまで使っていたカードは無効になりました。

その後、偶然にも日本に帰国のタイミングがあったので、クレジットカードのデスクに出向いて、カードを不正利用された旨を伝え、再発行手続きを行いました

すぐにカードデスクの受付の方が手続きを行ってくれ、新しいカード番号のクレジットカードを受け取ることができました。

その時に、カードの利用明細をウェブで確認できるように手続きをしました。

盗難届

クレジットカード会社から盗難届が郵送されてきたので、カードが不正利用された日付や、クレジットカード会社に届け出た日付など詳細について記入してカード会社に返送しました。

被害に遭って思うこと

私はクレジットカードを不正利用された経験を通して、クレジットカードの管理をこれまで以上にしっかりすることが必要と感じました。

不正被害に遭わないために、どうしたらよいかも考えました。

・信用が置けないサイトではカード決済をしないこと

・カードの利用明細を必ず毎月確認すること

・カードをむやみに持ち歩かないこと、特に海外ではカードの管理に気を配ること

今回の経験で、不正利用の被害にあっても補償されるということもわかりました。きちんと使えば便利なものなので、上手に利用しようと思います。(執筆者:鈴木 美代子)

《鈴木 美代子》
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鈴木 美代子

鈴木 美代子

1972年生まれ。3年前より家族で常夏のマレーシアに移住。フリーライターとして仕事しながら東南アジアでのビジネス展開を計画中。資産運用歴は5年。10年以上の営業経験と現地での生活を元に様々な記事を執筆。中国系、マレー系マレー人と楽しく海外生活を送っている。趣味は水泳、ラインダンス。特技は、英語とマレー語でたくさんの人とコミュニケーションをとること。 寄稿者にメッセージを送る

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