【今週の日経平均を考える】下へ上への攻防»マネーの達人

【今週の日経平均を考える】下へ上への攻防

「行って来い」の一週間となりましたね。

この値動きで上向きの25日線を大きく割り込むことで、上昇トレンドは概ね一旦終焉と考えます。

(この後 上抜けたときは中断もみ合いという扱いになる事もあり得る)が、やはり上向きの25日線を一気に下抜け、下落に一直線という動きにはなりませんでした。

25日線を下へ、上へという攻防をした一週間。この値動きはBOXという可能性を高くした値動きと考えます。

今回の押しでは、11月16日の安値手前で反発するものの、細かい揉みあいの下値となっていた11月28日と11月20日の安値は割り込みました。

したがって微妙ではありますが、切り下げとも見えています。

ただ、BOXと考えたときの下限は、11月16日の安値と考えるので、下限近辺まで押して反発したという値動きでした。

そして反発は勢いを感じさせたまま週末入りとなり、週明け 上抜けをイメージさせる値動きとなっています。

非常に今後の判断が難しく、下抜けるか? 上抜けるか? とドキドキさせる状況です。

しかし、揉み合いが長くなりそうというのがメインシナリオですので、今週の動きは想定内とし対応すべき状況です。




そうは言っても

6日の下げ幅を見るとあれ? 下抜けるかも? とか、8日金曜日の窓空け陽線を見ると切り上げるかも? などと考えてしまいますよね。

ですから、上下抵抗線に対して抜けたときの対応を徹底するとして、抜けるまでは逆張りし、玉の整理を推進するのが望ましい状況と考えます。

そして週明けは、今のところ大きく上下する雰囲気無く、概ね、気持ち上という所で始まることが想定されます。

ちょうど11月9日と12月8日の高値を結んだトレンドライン上で寄り付きそうな雰囲気です。

BOXであるなら斜めのトレンドラインは機能しない可能性は高いですが、もし未来的に下に崩れるのであれば、上値抵抗線として機能することが想定されます。

さてさてどうなるでしょうか?

私の見解は、現状変わらずBOXトレンドをメインシナリオとして対応予定です。

現状のファンダメンタルは、上抜け、底割れともに材料不足であることが要因ですが、ヘッジファンドのクリスマス休暇にともなう換金売りに関しては、ファンダメンタルに関係なく遂行されるので、状況によっては底割れもあり得るというスタンスでおります。

逆に、米国の利上げや法人減税に対する好反応が一気に露呈し、急反発も可能性としては有るので、やはり方向感は決めつけ不可能です。

いつもの事ですが、フラットな姿勢で保合い離れを待ちたいと思います。


現状分析

5日線




上向きから下向きに向きを変え、位置も上から下、そして上に乖離という、めまぐるしい展開でトレンドを示す動きとはなりませんでした。

ただ、週末の窓空け上放れは上昇入りの入り口の可能性を感じる動きと見えました。

25日線


上向き継続するものの 明確に大き目な陰線で割り込みました。

終値で下回ったのは9月11日以来で、今回の急上昇が始まってから初めての状況です。

この値動きが何を意味するのか? もちろん未来にならないとわかりませんが、私としては、上昇トレンド終焉のシグナルと考えています。

ただ、25日線を中心としたグランビルで見ると、値動きは買いの2をイメージさせる値動きですので、上放れもあり得るのかなと思う部分もあります。

75日線は変わらず上向きで上に乖離を継続しています。


トレンドライン

25日線を割り込んだと同時に、9月8日と11月16日の安値を結んだラインを割り込みました。

この割り込みにより上昇トレンド終焉と考えます。

この後の下のサポートはBOX下限と申している11月16日の安値の横軸が機能してくると考えます。

もう一つ切り上げのラインとして、11月16日と12月6日を結んだラインも、今後のポイントとして見ていきたいと思います。

そしてそのラインと上に関しては、機能するかは微妙ですが11月9日と12月1日を結んだラインとで出来る三角保合いが、当面の保合い離れポイントと見受けます。

さらに11月9日の高値の横軸が上値抵抗線となると考えます。


テクニカル指標

一目均衡表




上昇トレンド示唆に戻りました。

気になるポイントは、遅行線が日々線との接触をよけるような動きをしていると考えますが、今後 接触しないで進むとなると、上抜けという事になりますがどうなるでしょうか?

日柄では、11月9日の天井からの26営業日が気になるところです。

ボリンジャーバンド


収斂から+3σが上向きと変えました。上昇入りの動きか? BOX入りへの動きか? 今後見極めポイントになってきます。

スローストキャスト


下まで降り切らずゴールデンクロスとなったことで強さをイメージつけています。


総合判断


気持ち上を意識させるシグナルが見受けられることで、私自身は迷いが出ていますが、基本はBOXというスタンスで変わらずです。

やはりBOXは難しいというのが率直な意見で、ここから年末まで非常に先行き不透明ですが、自身のイメージしたシナリオに沿って、建玉を考えていきたいと思います。

今年も残りわずか、しっかり見極めていきたいと思います。(執筆者:城 晶子)

この記事を書いた人

城 晶子 城 晶子»筆者の記事一覧 http://www.traders-academy.jp

トレーダーズアカデミー インストラクター
お金のプロといわれるファイナンシャルプランナーの資格を活かし、ギャンブルではなく資産運用としての株式投資をしっかりと確立。「上げでも利益を取り、下げても利益を取り、更に株主優待も取る」をモットーに、女性目線でわかりやすく相場の現状と先行きを伝える現役のトレーダー。
<保有資格>:ファイナンシャルプランナー2級 AFP 終活ライフケアプランナー
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