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3月決算「高配当&優待」がお得な厳選2社(必要投資金額5万円と20万円)を紹介します

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3月決算「高配当&優待」がお得な厳選2社(必要投資金額5万円と20万円)を紹介します

配当&優待 Wで狙ってみる

3月は優待や配当の権利が確定する会社の数がもっとも多い時期です。

あれやこれやと狙いを絞り切れずにいる方も多いのではないでしょうか。

今回は3月に権利確定する会社の中から高配当で優待ももらえる会社をご紹介します。

タカラレーベン(8897)


≪画像元:タカラレーベン

株価:499円(12/13終値)
売買単位:100株
必要投資金額:4万9,900円
1株当たりの年間配当金:15円(2018年3月期予想)
配当利回り:3.00%

優待内容(3月のみ)

100株以上500株未満:お米券1枚(1kg分)

500株以上1,000株未満:お米券3枚(3kg分)

1,000株以上:お米券3枚(3kg分)

企業内容


首都圏を中心にマンション分譲を手掛けている会社です。首都圏以外でも総合的な事業を進めるほか、太陽光発電にも進出しています。

コア事業となる不動産販売に加え、

・ アセットマネジメント事業
・ 不動産賃貸事業
・ 不動産管理事業
・ 不動産流通事業

などの手数料収入や太陽光発電設備の販売や売電事業の拡大にも力を入れています

2017年は売り上げを大きく伸ばしました。不動産販売は25.6%増、賃貸は17.4%増と好調、発電事業は1120.9%増と新たな収入源となりました。

不動産については地方の主要都市を中心としてアクティブシニアをターゲットとした物件が好調です。

業績

2018年3月期第2四半期の状況を見ると、不動産販売事業が前年比47.5%減と大きく減少しています。

一部物件の販売開始時期が夏からと、例年よりも遅い物件があることが要因で、通期の業績予想に変更はありません

株価


今年の1月6日に年初来高値779円を付けたあと下がり続け、2017年3月期の業績を下方修正したことから、4月6日には年初来安値468円となりました。

その後は上下しつつも500円前後で推移しています。四半期ごとの変動が大きな点が投資家に懸念されているようです。

過去の株価の推移を見ると、2015年8月に安値451円、2016年2月に安値455円と450円近辺になると買いが入り、株価の下支えとなっています。

現在の株価水準は安値に近いところにあり、3%の配当利回りも魅力的です。また優待はお米券ですので、誰にとっても困らない優待です。

配当と優待の両方を狙う銘柄としては、今は良いチャンスなのではないかと思います。

オリックス(8591)


≪画像元:オリックスグループサイト

株価:1,985.5円(12/13終値)
売買単位:100株
必要投資金額:19万1,850円
1株当たりの年間配当金:52.25円(2017年3月期実績)
配当利回り:2.63%(2017年3月期実績より計算)

優待内容

・ 株主優待カード

オリックスグループの各種サービスの割引が使えます。

・ 宿泊施設の料金
・ オリックスバファローズのホーム公式戦チケット
・ 水族館
・ レンタカー料金

などさまざまな割引があります。

・ ふるさと優待(カタログギフト)

100株以上:3年未満保有:カタログギフトBコース

100株以上:3年以上保有:カタログギフトAコース

企業内容


CMにイチローが出ていることや野球などから、親しみを感じるオリックスですが、その事業内容は多岐に渡ります。

金融・自動車・不動産・環境エネルギー分野のリースを中心とし、海外へも進出しています。

法人向けの事業も多いですが、個人向けとしてはレンタカーやカードローン、保険などが挙げられます。

株主への姿勢に好感

個人的な意見ですが、オリックスの株主への姿勢は素晴らしいと思います。

中間・期末決算ごとに発行される株主通信「悠」は非常に丁寧で分かりやすく作られており、会社の状況が良くわかるものとなっています。

業績

M&Aを繰り返して事業の多角化に成功し、業績は2017年3月期の業績は8期連続過去最高益となりました。

2018年3月期第2四半期時点でも過去最高益を更新しており、通期での最高益を更新も期待されます。

株価


8期連続で最高益を更新していますが、株価は一本調子で上昇してきたわけではありません。

年々更新することが「当たり前」とされてしまっている点もあるのでしょう。2013年から株は一定の範囲内を上下するボックス相場となっています。

安値圏は1,200円~1,300円、高値圏は2,000円の間で動いています。その点を考えると今の株価で買うのは少々判断が難しいところです。

3月の権利確定日が来るまでに2,000円の高値を突破して安定すれば、数年来のボックスを抜けて株価は上昇に向かうのではと思います。

今回も2,000円を突破できずにまた下がってくるようであれば、

1,400円を切ったあたりで買えれば良いな

と考えます。

長期保有にふさわしい

2018年3月期の通期の配当予想は公表していませんが、2018年3月期中間配当は1株当たり27円と、前期の中間配当からすでに4円増えています

この数年増配が続き、業績の好調さも考えると今後も増配に期待できそうです。

100株の保有で、株主優待カードをもらえるほかカタログギフトもあり、優待内容も魅力的

配当と優待の両方の面から長期保有に相応しい会社だと思います。

選択肢が多い時だからこそWで狙う

優待内容で「これがほしい!」と選ぶ方は多いかと思いますが、内容にこだわりがない場合は銘柄を絞るのは一苦労です。

それにせっかく選択肢の多い月なので、配当と優待の両方を狙ってみるのも良いのではないでしょうか。皆様の銘柄選びの参考になれば幸いです。

 関連記事:イオン株主優待「オーナーズカード」の返金率を10%オーバーにする方法

《高橋 珠実》
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高橋 珠実

高橋 珠実

1982年生まれ。大学で中国語を勉強し、1年間の中国留学を経験。学生時代から株に関心があり、卒業後は証券会社に入社。5年勤めたのち、呉服業界に転職。子どもの頃からの夢だった「何でもない日にきものを着る」という夢を叶える。結婚・出産を経てフリーライターに転身。独身時代は中国株などに短期投資をしていたが、結婚後は長期投資に変更。日々の生活の中から優良銘柄を探すのが趣味。 寄稿者にメッセージを送る

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