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シングルマザーにとって「仕事」は人生のパートナー スキルアップの講座も紹介

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シングルマザーにとって「仕事」は人生のパートナー スキルアップの講座も紹介

シングルマザーにとって、仕事は大切です。「何をわかりきったこと…」とおっしゃる方は多いでしょう。

しかしあえて言います。

シングルマザーにとって「仕事」は人生のパートナー、毎日の暮らしだけでなく、あなた自身を支える大きな存在になります。

シングルマザーが一人で生きていくうえで、しっかり理解しておきたい「仕事」について考えていきましょう。


一家の大黒柱として家計を支える「仕事」

現代では子どもが0歳から中学を卒業する年の3月までは、月に1万円~1万5,000円の児童手当が、さらに母子家庭には18歳になる最初の3月末までは、国から児童扶養手当が(全額支給子ども一人では月4万2,290円)支給されます。

しかし、夫婦そろった家庭でも「家計や教育費のために」女性が働く時代です

一人でその役割を担うシングルマザーは、働かなければ食べられない、という半ば強制的な要因さえ含んでいるのですから、間違いなく仕事は暮らしの要です。

しかし、シングルマザーにとっての仕事の価値は、それだけでしょうか。

働くことで得られること

離婚したら良くも悪くも、これまでの暮らしとは大きく変わります。

子育ての迷いや悩み、日常生活での愚痴、将来への不安も一人で抱えている人は少なくありません。

また離婚は、人を大きく傷つけます

離婚後も苦しい思いから逃れられないという人もいらっしゃるでしょう。

一人悲観的な思いに囚われるとき、頼りになるのは自分です。

育児に家事に毎日大変でも続ける「仕事」があれば、それは自分の実績になります。確かなものです。

勤続期間が長くなればなるほど、自信となってあなたを支えてくれます

しんどくてもできれば正社員に、体力気力に無理があるならパートでも、長く勤めることを目標にしましょう

わかりやすく評価できる【長期間続ける】ことがポイントです。

また、同じ所に長く勤めるということは、子どもの都合で欠勤を余儀なくされる女性にとって、実は職場を働きやすい環境に変えることができるのです。

たとえ今日は休んで周囲に迷惑をかけてしまっても、別の機会に挽回するチャンスができます。

勤務を代わることができる、役にたつことができる、お互いさまと言い合えるのです。


仕事をゲットするために

しかし、実務経験から長く離れた専業主婦だとしたら、働きたいという意思に反して仕事が見つからないということもあるでしょう。

さらに多くの職場にパソコンやインターネットが参入している現代では、自分が働いていた頃とは求められるスキルが違う、ということもあるかもしれません。

なかなか職につけない状況なら、スキルアップすることも大切です。

何もお金がかかることばかりではありません。

エクセル、ワード、パワーポイントなどPCの初心者向けの講座なら、ネット上で無料でも探すことができます。

NHKの高校講座には簿記もあります

さらに、NHKの高校講座には簿記があります。


≪画像元:NHKの高校講座 簿記

「はじめよう 簿記!」から始まる講座には、学習メモがPDFで作成されており、内容がコンパクトに整理されています。

無料でお試しできるなら、自分の新しい可能性にチャレンジしやすくありませんか。

女性に人気がある医療事務

また、資格講座などで女性に人気がある医療事務は、資格がないと仕事につけないわけではありません。

病院や薬局は、一般的には日曜祝日、お盆、年末年始が休みであることがほとんどで、子どもが家にいるタイミングが休みであることが多くあります。

そして、リストラや倒産というリスクには比較的なりにくい安定した職場です。

いったん知識を得ておけば、たとえ引越しても全国各地に医療機関はあるため、転職しやすい職場ともいえます。

ただし資格は不要とはいえ、専門性のある職場です。福祉医療や医薬品などは年々変化し、責任があります。それだけにやりがいがあります。これまでの職歴にこだわらず、地域の情報を調べてみましょう。

受験資格に年齢、学歴、実務経験が問われない「登録販売者」

さらに、医療関係でいえば「登録販売者」は受験資格に年齢、学歴、実務経験は問われません。

最近開店が相次ぐドラックストアをはじめ、スーパー、コンビニなど求人はさまざまな場所に期待できます。

しかも国家資格のため、一般従事者よりも時給は高い傾向にあります。

専門の知識は必要ですが、まずは無料の図書館やネット、アプリで試してみませんか。


≪画像元:登録販売者 アプリで合格≫

文部科学省が認定している講座もある

一方、費用はかかりますがあなたが4年生大学を卒業し就職経験があるなら、日本女子大学のリカレント教育過程は検討する価値が大いにあるかもしれません。


≪画像元:日本女子大学 リカレント教育過程

文部科学省が「職業実践力育成プログラム(BP)」に認定しているこの講座を受講すると、就職の最前線にある大学が後ろ盾となって再就職を支援 してくれます。

入試に入学金2万円受講料が前期・後期各12万円とそれなりに覚悟と努力が必要ですが、グローバル化した現代の即戦力として、英語とITリテラシーを必修選択科目に、企業会計、簿記、金融などのほか、貿易実務、内部監査実務、記録情報管理者、社会保険労務士、消費生活アドバイザーの準備講座があります。(受講平均年齢は40歳。)

明治大学でも「女性のためのスマートキャリアプログラム」が開講されています。


≪画像元:明治大学「女性のためのスマートキャリアプログラム」

せっかく、再スタートを切ったんです。

いくつであっても、あなたの可能性はあなた次第。

新しい人生に向かって頑張ってみませんか。(執筆者:吉田 りょう)

《吉田 りょう》
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吉田 りょう

執筆者:FP2級 吉田 りょう 吉田 りょう

働くシングルマザーです。息子二人を大学卒業させるため、さまざまに工夫をこらし勉強しました。節約は勉強したものだけに与えられるご褒美です。リアルな情報、実際に使える情報にこだわってお届けしたいと思います。 <保有資格> 登録販売者、日文コンサルタント協会 着付1級講師 FP2級 寄稿者にメッセージを送る

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