市販薬やサプリメントといった医薬品はもちろんのこと、トイレットペーパーや洗剤類、化粧品、食品など幅広くそろっている便利なお店がドラッグストアです。

遅い時間に営業している店舗も多く、お買い得の商品もいろいろとあり、現代の日常生活では欠かせないお店の一つとなっております。

そこで、今回は東京近郊に多く展開するドラッグストアチェーンの株主優待を比較してみました

株価他数値は、1/19(金)終値時点でのYahoo!ファイナンスの株価より算出しております。

なお、株式購入の際は、最低購入金額の他に証券会社の手数料が別途かかります。

(1) インバウンド需要をとりこむ! マツモトキヨシ

≪画像元:マツモトキヨシ

「マツモトキヨシ」は黄色い看板でおなじみ、全国に1,500店舗以上を展開する巨大ドラッグストアチェーン店です。

最近はインバウンド需要に力を入れており、浅草などの観光地に積極的に店舗を設けています

外国人が多く訪れる店舗では、人気の化粧品ブランドやお菓子などがたくさん陳列されており、外国でウケている商品を知ることができますね。

また、「マツモトキヨシ」では会計時にクオカードを利用することができるため、ほかの企業からいただいた株主優待品を利用することも可能です。

さらに、こちらの店舗では買い物100円ごとに1ポイントがたまるポイントカードを発行しており、ためたポイントは200ポイントごとに店舗での支払いに利用したり、キッチン・リビングなどの生活用品やグルメギフトなど、または電子マネーのEdyやJAL・ANAのマイルなどに交換することができます。

「マツモトキヨシ」運営会社を傘下に持つのが「マツモトキヨシホールディングス(3088)」ですが、株主優待を実施しており、年2回、自社グループ店舗で利用できる商品券をいただくことができます

マツモトキヨシホールディングス(3088)

・ 株価 4,490円
・ 最低購入金額 44万9,000円(100株)
・ PER 23.58 PBR 2.46  
・ 権利確定月 3月末・9月末
・ 配当 55.00円/年
・ 配当利回り 1.22%

株主優待

【自社グループの店舗で利用可能な商品券】
100株以上 2千円
500株以上 3千円
1,000株以上 5千円

(2) Tポイント利用でお得! ウェルシア

≪画像元:ウェルシア≫

「ウエルシア薬局」は全国1,300店舗以上を展開するドラッグストアチェーン店です。こちらは青地の看板でお馴染みですね。

こちらの店舗では100円の買い物ごとに1ポイントがたまります

また、買い物でたまるTポイントが、毎週月曜日は2倍になったり、毎月15・16日の「シニアズデー」では65歳以上の方に限りTポイント3倍となったり、とあるのですが、私がお勧めしたいのが、毎月20日に行われる「200ポイント以上の利用で1.5倍分の買い物ができる」というサービスです。

例えば、店頭で1,500円で販売されている商品なら、ためてある1,000ポイントで購入することができます。

1.5倍分の買い物とは、言い換えると店頭価格の約67%で購入できるということで、3割引き以上になりますね。

Tカードはいろいろなお店やポイントサイトなどでためることができ、ポイントをたくさん保有される方も多いかと思いますので、この機会を狙ってみてはいかがでしょう?

「ウエルシア薬局」運営会社を傘下にもつ「ウエルシアホールディングス(3141)」では株主優待を行っており、年1回グループ各社で利用できる優待券をいただくことができます

また、優待券の代替品との交換も可能で、代替品の中にはTポイントも含まれています。

ウエルシアホールディングス(3141)

・ 株価 4,540円
・ 最低購入金額 45万4,000円(100株)
・ PER 29.90 PBR 3.77  
・ 権利確定月 2月末
・ 配当 32.00円/年
・ 配当利回り 0.7%

株主優待

株主優待券(買い物券)
100株以上 3千円分
500株以上 5千円分
1,000株以上 1万円分

希望により優待券の代替品との交換が可能。以下の商品の中から選択

(1) 新米(新潟産コシヒカリ)
(2) カタログギフト
(3) Tポイント

100株以上 
(1) 5㎏ 
(2) 3千円相当 
(3) 3千ポイント

500株以上 
(1) 10㎏ 
(2) 5千円相当 
(3) 5千ポイント

(3) ポイント交換品が充実! スギ薬局

≪画像元:スギ薬局

「スギ薬局」は中部地方を中心に、関東地方や関西地方に1,000店舗以上展開するドラッグストアチェーン店です。こちらのイメージカラーは緑色ですね。

「スギ薬局」ではポイントカードを発行しており、100円の買い物ごとに1ポイントがたまるのですが、たまったポイントはカタログギフトや店頭などで商品と交換することができます

カタログギフトには、洗剤などの日用消耗品、ドライヤーや美顔器などの美容家電ほか家電類、あるいは鍋・包丁・コーヒーメーカーなどキッチン用品、雑貨やおもちゃなどさまざまな商品と引き換えることができます。

さらに、商品にとどまらず、人間ドッグなどの検診や、農業体験、ジム、エステ、レジャー施設入場券など、さまざまな体験サービスとも交換することができるので、ためるのが楽しみになりそうですね。

「スギ薬局」運営会社を傘下に持つ「スギホールディングス(7649)」は、株主優待を実施しており、保有株数に応じて、自社グループ各店で利用できる買い物優待券を進呈しています。

スギホールディングス(7649)

・ 株価 5,630円
・ 最低購入金額 56万3,000円(100株)
・ PER 22.70 PBR 2.25  
・ 権利確定月 2月末
・ 配当 60.00円/年
・ 配当利回り 1.07%

株主優待

【自社買い物優待券】
100株以上 3千円分
1,000株以上 5千円分

(4) 生鮮食品が購入できる! クリエイトSD

≪画像元:クリエイトSD

「薬クリエイト」は、神奈川県を中心に北関東から愛知県に500店舗以上を展開するドラックストアチェーン店です。

インスタント食品やお菓子・ペットボトル飲料などはさまざまなドラッグストアで取り扱いされていますが、こちらの店舗では、それに加え、乳製品・豆腐・生めんなどの冷蔵の食品コーナーが広くとられており、その他精肉のパックや総菜など、中小のスーパーと遜色ないほどの生鮮食品が販売されています(全店舗ではないかもしれません)。

そして、価格も安く設定されており、日々の買い物に重宝するお店です。

また、ポイントカードを発行しており、100円の買い物ごとに1ポイントがたまり、ポイント2倍デー(毎月5・10・15・20・25・30日)には税抜き100円ごとに2ポイントたまります。

2倍デーはわりと頻繁に開催されるので、ポイントを集めやすいですね。

ためたポイントは400ポイントごとに買い物券と交換したり、カタログギフトの商品と交換することができます。

「薬クリエイト」を運営する「クリエイトSD(3148)」は、株主優待を実施しており、保有株数に応じて、自社で利用できる買い物優待券を進呈しています。

近くに店舗がない株主に対しても、買い物優待券をおこめ券もしくはカタログギフトと交換するサービスを行っています。

クリエイトSD(3148)

・ 株価 2,696円
・ 最低購入金額 26万9,600円(100株)
・ PER 16.39 PBR 2.61  
・ 権利確定月 5月末
・ 配当 34.00円/年
・ 配当利回り 1.26%

株主優待

【株主優待券(1枚500円)】

100株以上 3枚(1千500円分)または全国共通おこめ券3枚
300株以上 8枚(4千円分)またはカタログギフト
1,500株以上 16枚(8千円分)またはカタログギフト
3,000株以上 24枚(1万2千円分)またはカタログギフト

上記の各企業の配当 + 優待利回りを算出すると、どの企業も1~2%台となり、あまりお得な銘柄とは言い難いようです。

狭い範囲にさまざまなドラッグストアチェーンが展開する中、飽和状態で伸び悩むのか、もしくは、今後社会がますます高齢化に向かう中で、セルフメディケーションなどの関心の高まりとともに、さらなる業績の伸びは見込めるのか、そして株価はどう変動するのかが気になりますね。

株価その他の情報は変更される可能性があります。ご確認の上、投資は自己責任でお願いいたします。(執筆者:吉井 裕子)