「つみたてNISA」の投資戦略 日本株ファンドを避ける»マネーの達人

「つみたてNISA」の投資戦略 日本株ファンドを避ける

今年より制度が開始されたつみたてNISA。利用を迷っている人、投資商品を迷っている人、様々な方がいらっしゃるでしょう。

そもそもNISAとつみたてNISAの違いに不明点がある人も多いかもしれません。

今号では、つみたてNISAのポイントと、利用時の投資戦略について考えて見たいと思います。

NISAは中級者向け、つみたてNISAは初心者向けの非課税制度



そもそもつみたてNISAはどのような投資家に適した制度なのでしょうか。

結論から言うと、投資初心者に適した非課税制度と言えます。

年間の非課税枠は40万円で、非課税期間は20年です。また、制度利用時にはつみたて方式で投資することが要件になります。

つまり、少額でのつみたて投資が決定づけられる制度と言えるのです。

少額、かつ、ドルコスト平均法の恩恵を受けられる点で、投資初心者にも非常にやさしい非課税制度と言えます。

また、投資できる商品も一定の要件を満たした投資信託です。投資対象が制限される点も、投資初心者にはポジティブな要素と言えるかもしれません。


ドルコスト平均法の効果でリスク減。上値を狙えるファンドで勝負



上述したように、つみたてNISA利用時にはドルコスト平均法の恩恵を享受することができます。

比較的下値不安を抑える効果があるので、積極的に上値を狙うファンドを選定するべきでしょう。

また、つみたてNISAは長期投資が基本です。今後成長が見込める投資対象にじっくり腰を据えた投資を行うべきです。

よって、つみたてNISAを利用する際には、投資対象国を慎重に選ぶことが重要になってきます


日本株ファンドを避けるのも投資戦略。成長市場に資金を振り向けるべき



今後の日本のマーケットを考えると、大きな成長を望むのは難しい。むしろ、マーケットはシュリンク(縮小)していくことが想定されます。

日本とアメリカ、日本と新興市場ではどちらの方が今後の成長を望めるでしょうか。

個人的には、アメリカやアジア、さらには中南米に資金を振り向けたほうが、上値を狙えると思います。

つまり、つみたてNISAを利用した投資では、日本株ファンドを避けることも投資戦略と言えるのです。

つみたてNISAで購入できる投資信託は、ノーロードファンドや信託報酬が低いファンドに制限されています。

非課税の恩恵を享受しにくい毎月分配型ファンドも投資対象商品には含まれません。投資初心者はつみたてNISAの利用を積極的に検討してみましょう。(執筆者:徳田 陽太)

この記事を書いた人

徳田 陽太 徳田 陽太»筆者の記事一覧

立命館大学卒業後、大和証券株式会社に入社。法人・個人営業に従事し、5年間で4年連続4度社長賞を受賞。退職後、Finanzaを設立し独立。FP業務や金融ライティング業務に従事。また、近年では企業向けのコピーライティングを行い、企業のブランディングにも参画。米国への留学経験があり、海外スタートアップ事情にも精通。
<保有資格>:証券外務員一種、AFP
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