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「共働き家庭」円満のコツ 感謝の気持ちで相手を思いやれば、家計も家庭も豊かになる。

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「共働き家庭」円満のコツ 感謝の気持ちで相手を思いやれば、家計も家庭も豊かになる。

日本には「男子厨房に入らず」なんて言葉があります。

「家事と子供の世話は女の仕事だろ」

と知らん顔をしてしまう男性は多いようです。

男女の役割がはっきり分かれていて、妻は家で家事と育児だけをしていれば良いというならともかく、共働き家庭でこの状態はキツイものがありますよね。

我が家もかつてはそうだった

共働きでもなにもしない夫

うちの夫は、今でこそ世間から「優しい旦那様でうらやましいわぁ」なんて言われるような人になっていますが、結婚した当時はガッチガチの亭主関白でした。

私は結婚してからも仕事を続けていたので、昼間は会社で働いて、家に帰れば慌ただしく食事の準備をして、洗濯物を畳んで…という毎日を送っていました。

夫は夕方家に帰ってきたら、後は冷蔵庫からビールを取り出してくつろぐだけ。

当時は私自身「家事は女がやるもの」と思い込んでいたし、夫婦2人の気楽な生活だったので、その状態をあまり苦痛とは感じていなかったのです。

子供が生まれても何もしない夫

子どもが生まれ、朝から晩まで育児に追われ、掃除や洗濯どころか身だしなみにも構っていられないような生活が来る日も来る日も続きました。

その頃の夫といえば、相変わらず仕事から帰ればビール片手にくつろぎ、妻が赤ちゃん特有の病気(突発性発疹など)でナーバスになっていても「じゃあね~」と友人と遊びに出かけてしまう始末

もちろん、家事は滞りっぱなしです。

夫が別人のように協力的になる秘訣

私の中で何かが「ぷつん」と音を立てて弾け飛び、「このままじゃいけない」と危機感を覚え、同じ悩みを抱えるママ友に相談しつつ作戦を考えました。

次にご紹介するのは、実際に私が夫に試し、成功した方法です。

1. 素直な気持ちで「お願い」をする

言葉にしないと伝わらない

ご主人が協力的だというママ友って、ある共通点があるのですよね。それは

「上から目線で話をしない」

「相手の良いところは素直に褒める」

ということ。つまりは相手を思いやる気持ちがあるのです。

これに気付いた時の私は、もう耳まで真っ赤になるほど恥ずかしく、それまでの自分の行いを猛烈に反省しました。

「どうしてあなたは家のことを何にもやってくれないの!」と鬼のような形相で詰め寄られ「じゃあ、俺も少しは手伝うか……」なんて思えるはずがなかった。

それまでの私たち夫婦は、反発し合う磁石のようなピリピリとした関係だったのです。

いざ、実践

私は今までの態度を一変して

「疲れてるところ申し訳ないけど、もしよかったら洗濯物を畳んでくれない?」と「お願い」をし、やってもらえば「わぁ、こんなにキレイに畳んでくれたの。ありがとう」と感謝しました。

効果は抜群でした。

夫はまんざらでもなさそうな顔をしながら「俺だって、できることはやるよ」と自ら率先して動いてくれるように。

子供の病気の時も、もう自分1人で不安と戦うことはなくなりました。

困っていることを具体的に伝える

パパもお手伝いします

女性はなんとなく空気で察することが得意なので、夫にもつい同じことを求めてしまいがちですが、残念ながらそれは無理な話です。

「話を聞かない男、地図が読めない女」という本が話題になった時期もありましたが、そもそも男と女では脳のつくりが違うし、人間は自分が同じ立場にならなきゃ気持ちを理解するのは難しいもの。

ですから、夫に助けてほしかったら、ちゃんと言葉にして困っていることを伝えなければならないのです。

料理で手が離せない時に子供が泣いたのに、夫がテレビに夢中になっているという時は

「悪いけど、今ちょっと手が離せないから子供を見てあげてくれる?」

と言えば良いのですね。

以前の私は、鍋をかき回しながらイライライライラして「どうしてすぐ後ろで子供が泣いてるのに気づかないのよ!」と黒いオーラを出していたものですが、夫婦仲が険悪になるだけで、なんの意味もありませんでした。

感謝の気持ちを分かりやすく伝える

ありがとうはうれしい

夫に何かしてもらった時、言葉で「ありがとう」と伝えることは非常に大切です。

「あなたがいてくれて助かる」と感謝されると「よし、次はもっと頑張って妻と子供を喜ばせよう」と前向きな気持ちになってくれるのですね。

時には、夫が普段我慢している高級ビールを振る舞ったり、おこづかいを少しアップしたりなんていうのもおすすめ。大げさに感謝の気持ちを伝えるぐらいがちょうど良いようです。

夫に家事や育児を手伝ってほしい時は、無理に押し付けようとするのではなく、相手の気持ちも考えながら「お願い」をすることと、感謝の気持ちをはっきり伝えることが大切です。

父親が積極的に家のことに関わるのは子供の成長にとっても良いことなので、いろいろ工夫して気持ちの通い合う円満な家庭を築いていきたいですね。(執筆者:畠山 まりこ)

《畠山 まりこ》
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畠山 まりこ

読書と音楽鑑賞と動物が大好きな主婦です。2013年からライター業を開始し、主に生活に密着したテーマの記事を書いています。「主婦」「女性」という立場を生かし、様々な切り口で読者様の役に立てるような記事を作っていきたいです。 寄稿者にメッセージを送る

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