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ずっと専業主婦だった私が「仕事を始める」 おすすめのパートと面接時の答え方

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ずっと専業主婦だった私が「仕事を始める」 おすすめのパートと面接時の答え方

春は子どもが入園・入学をするシーズン。

一人になる時間ができた専業主婦が仕事を始めてみようと思うタイミングのひとつです。

もちろん、子どもがいると働く時間が制限され、急に休む必要が出ることもあります。

それでも、お子さんが小さくても働いているママさんはたくさんいます。

みなさんどんな仕事をされているのか気になりますよね。

今回は、出産してからずっと専業主婦だった方がパートを始める場合、いつからどんな仕事を始めたらいいか、また、面接の質問にどう答えたら採用されやすいかを調べてみました。

専業主婦 共働き

子どもがいくつになったら働きやすい?

出産のとき仕事を辞めず育児休暇を取っていた方は、子どもが1歳になったら仕事に復帰される方が多いと思いますが、出産のときから仕事をしていなくて専業主婦だった方はそうはいきません。

保育園と仕事を同時に探すのは至難の業

そのため、最初にパートを始めるタイミングとして多いのは子どもが幼稚園に入ってからになります

その場合、幼稚園は保育時間が短いですし親が参加する行事も多いので週に数日の短時間パートを選ぶことになるでしょう。

次のタイミングは、子どもが小学生になってから。

親が出席する行事も減り、下校時間が遅くなったり留守番ができるようになったりとかなり手が離れるので仕事の選択肢が増えます。

もちろん、小学校でも中学校でも、塾やスポーツ活動の送り迎えだったり食事のサポートだったりと結局はずっとお世話が必要

ですから、子どもが高校生や大学生になってから働きはじめるという方もけっこういらっしゃいます。

たしかに子どもが3歳ぐらいまでは、預け先がなかったり病気になりやすいので外で働く難易度が高いのは事実。

ですが、それ以降でもいくつになってもそれなりに手がかかります。

結局は、働きたいという意欲が高まったときが働きどきといえるでしょう。

子どもがいても働きやすいのはどんな仕事?

育児と両立しやすいパートは、次のようなものが代表的です。

・ レストランやカフェ(ホール・キッチン)
・ 軽作業・製造スタッフ
・ 一般事務・受付
・ コールセンター
・ スーパー・コンビニ
・ その他販売(レジ・接客・売場づくり)

なかでも、シフト制の仕事が自分に合った時間で働くことができるので最適

いっぽう、決まった曜日・時間で働く場合は、子どもの行事などに対応できるかどうかがポイントになります。

また、ポスティングスタッフや保険外交員、ダスキン・ヤクルトなどある程度自分で働く時間をスケジューリングできる仕事もあります

ほかには、学校の中で働く事務員や給食調理員などは、夏休みや冬休みといった子どもの長期休暇といっしょに休みが取れるため働きやすい場合が多いようです。

わたしは下の子が幼稚園に入ってからコールセンターで働いています。

シフト制だから子どもの行事はあらかじめ休みを取ることが可能で残業がほぼないのがよいところです。

子どもの成長に合わせて自分の時間に合うシフトのコールセンターへ何回か転職していますが、最短1時間から入れるところもあったので働きやすいと感じました。

パート コールセンター

子どもがいると必ず聞かれる面接での質問にどう答えるか?

育児をしながら働く場合、子どもの理由で休むリスクが高い人とみなされるのは当然です。

家庭を優先したムリのないパートで働きたいのなら、そういう人でも歓迎してもらえる仕事を探すのが大切です。

求人サイトやフリーペーパーなどで、

「育児中の方も活躍中!」

「お子さんの学校行事じゅうなんに対応します」

と求人内容に書いてあるところが働きやすいのはまちがいありません。

まずはそのようなところから応募してみるとよいでしょう。

パートの面接では、必ず子どもの病気のときはどうするのかということを聞かれます。

この答えに窮するようではやっぱり採用される確率は低いです。

実家や夫のサポートが期待できる方は問題ないですが、そうではない方はファミサポや病児保育などが利用できるかどうかを確認しておき、質問されても具体的に答えられると印象がよいです。

もしあなたが雇い主だったら? と想像してみてください。

「子どもが病気のときは、申し訳ないですが休ませていただくことになると思います。」

と答える方より、

「仕事をするにあたって、ファミサポに登録しましたし近くの小児科では病児保育もあります。できるだけご迷惑をおかけすることがないようにしたいと思います。」

と言える方のほうが安心して採用できると思いませんか?

「勤務時間を増やしたり、残業したりすることはできますか?」

という質問をされることもあります。

「それはできません」

と答えるより、

「子どもの年齢が上がったら勤務時間も増やしたいと考えています。残業も、常時はむずかしいですが延長保育の利用もできますので繁忙期などには協力させていただきます。」

というように、急な残業やいま現在は勤務時間増加はむずかしいという事実を伝えつつも、企業に貢献したいという姿勢や長く続けたいという意欲をアピールできるように答えましょう

わたしは8年間の専業主婦をへて週16時間のパートから一歩を踏み出しましたが、実は最初に受けた2社は不採用でした。

やっぱり、子どものことを聞かれたときうまく答えられず、急な欠勤リスクや残業できないという点で不利になったようです。

その後、もしもの時に利用できるサービスを片っぱしから調べてのぞんだ面接では、しっかり答えることができたので採用してもらえたのだと思います。

パート収入があると経済的ゆとりが生まれます

共働き

ずっと専業主婦で育児に専念してきて、気がつけばブランクが長くなってしまって働く自信がないという方もいると思います。

ですが、年齢が上がるほど働き始めるときのハードルは高くなり、ブランクがますます長くなるわけですから、子どもが小さいときから短時間パートを始めることはおすすめです。

もちろん、出席必須以外の行事は行かなくしたり、学校を病欠したときも治りがけの日はひとりで留守番してもらったりと、我が家では親子ともガマンしたこともあります

ですが、そのうち子どもは成長して下校が遅くなり病気もほとんどしなくなり、夜ご飯さえつくれればいいという状態になりました。

子どもの成長にともなって、勤務を増やしたり昇給したりしたのでパート収入は当初の倍になりました。

少しでも世帯収入が増えると、やはり経済的なゆとりが生まれます。

まずは子どもがいる主婦でも働きやすい仕事探しから始めてみてはいかがでしょうか。(執筆者:野原 あき)

《野原 あき》
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野原 あき

パート7割、フリーライター3割で働く主婦です。20代のころは旅行と買い物が大好きでした。結婚後、工夫して節約するおもしろさにハマり、お金を貯める楽しさを覚えるとドンドン貯金ができるように。そんな中でもずっと変えないポリシーは、「交際費は惜しまない」こと。ムダを省いてオトクを取り入れることに日々アンテナを張っています。 寄稿者にメッセージを送る

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