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【株主優待】おなじみの牛丼「吉野家、松屋、すき家」三大チェーンを比較

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【株主優待】おなじみの牛丼「吉野家、松屋、すき家」三大チェーンを比較

「牛丼」は和食のファストフードとして広く親しまれており、「早い・安い・うまい」を兼ね備え、サッと食事を済ませたい人々のニーズをガッチリ満たす存在です。

全国的な牛丼チェーンといえば「吉野家」、「松屋」、「すき家」が有名ですが、今回はこの三大チェーンを比較してみました

株価他数値は、5/2終値時点でのYahoo!ファイナンスの株価より算出しております。

なお、株式購入の際は、最低購入金額の他に証券会社の手数料が別途かかります。

株主優待で牛丼三大チェーンを比較

1. 優待好きから圧倒的な支持あり「吉野家」

優待好きから圧倒的な支持あり「吉野家」

≪画像元:吉野家

全国に約1,200店舗を展開するのが、牛丼チェーンの「吉野家」ですが、2018年4月現在、牛丼並盛1杯の金額は380円となっております。

ここ最近は昼食時のみならず、「吉呑み」と銘打った仕事帰りのちょい飲み客のとりこみや、冬季では「牛鍋定食」などを投入したりと工夫がなされています

また、おそばをいただける店舗もありますね。

「吉野家」を運営するのが「吉野家ホールディングス(9861)」であり、牛丼チェーン「吉野家」のほか、うどん店の「はなまるうどん」や持ち帰り寿司店「京樽」など、さまざまな飲食チェーンを展開しています

「吉野家ホールディングス」では、株主優待を実施しており、100株以上の株主に対し保有株数に応じて店舗で利用できる優待券を進呈しています。

「吉野家」はもちろん、「はなまるうどん」や「京樽」などグループ内の店舗でも利用でき、優待券1枚の額面が300円、と牛丼一杯の少額からでも使用できるため使い勝手が良いです。

ちなみに、「吉野家」と「はなまるうどん」でコラボした300円の「共通定期券」が不定期に発売され、約1か月の有効期限内であれば、吉野家のメニュー1食につきが80円引き、はなまるうどんではうどん1杯ごとに天ぷら1品無料となります。

この2店舗を利用される方であれば、大変お得な共通定期券

≪画像元:吉野家

こちらを利用すれば、吉野家利用で4食、または、はなまるうどんで利用すれば天ぷら3品程度で定期券代のもとをとることができます

頻繁にこの2店舗を利用される方であれば、大変お得なクーポンです。

そして、定期券利用時の支払いは優待券でも可能ですので、二重にお得ですね。気になる方はチェックを。

吉野家ホールディングス(9861)

・株価 2,015円
・最低購入金額 20万1,500円(100株)
・PER 76.50 PBR 2.27    
・権利確定月 2月末・8月末
・配当 20.00円/年
・配当利回り 0.99%

株主優待

 

【300円サービス券】
100株以上 10枚(3千円分)
1,000株以上 20枚(6千円分)
2,000株以上 40枚(1万2千円分)

2. 定食類が充実「松屋」

定食類が充実している松屋

≪画像元:松屋

全国に約1,100店舗を展開するのが、牛丼チェーンの「松屋」です。

店舗によって「牛めし」または「プレミアム牛めし」のいずれか(一部店舗では併売)を販売しており、2018年4月現在、「牛めし」並盛1杯320円、「プレミアム牛めし」並盛1杯380円となっております。

関東地方では、ほぼ「プレミアム牛めし」のみ販売とのことです。

松屋では、牛丼のほか定食類が充実しており、焼肉定食のほか、ハンバーグやロールキャベツ、ダッカルビ定食などの期間限定のメニューが定期的に変わるので、飽きずに食事できそうですね。

「松屋」を運営するのが「松屋フーズ(9887)」であり、「松屋」のほか、とんかつ店「松乃屋」などを展開しています。

「松屋フーズ」では株主優待を実施しており、100株以上の株主に対し店舗で利用できる優待食事券10枚を進呈しています

こちらは金券ではなく、定食を含む店舗取り扱いメニュー(ラージ定食・W定食除く)から好きなものを1品選べるものですが、こういった設定ですとつい値段の高いメニューを選びたくなりますね。

松屋フーズ(9887)

・ 株価 3,810円
・ 最低購入金額 38万1,000円(100株)
・ PER 32.27 PBR 1.88    
・ 権利確定月 3月末
・ 配当 24.00円/年
・ 配当利回り 0.63%

株主優待

 

【100株以上】 
自社の主要メニュー及びおすすめメニューより1品選択可能な優待食事券 10枚

3. ファミリー層が利用しやすい「すき家」

ファミリー層が利用しやすいすき家

≪画像元:すき家≫

全国に1,900店舗以上を展開する牛丼チェーン「すき家」ですが、2018年4月現在の牛丼並盛1杯の金額は350円となっております。

チーズやおろしポン酢、高菜明太マヨなど牛丼の上に乗せるトッピングの種類が豊富で、客を飽きさせない工夫がされています

また、ファミリー層の来店に力をいれており、子供向けメニューのオマケを充実させたり、テーブル席を多くしたりと他の牛丼チェーンとの差別化をはかっております。

「すき家」を運営するのが「ゼンショーホールディングス(7550)」であり、「すき家」のほか、回転寿司の「はま寿司」やファミリーレストラン「ココス」、パスタチェーンの「ジョリーパスタ」など、さまざまな飲食チェーンを展開しています。

「ゼンショーホールディングス」では株主優待を実施しており、保有株数に応じて店舗で利用できる優待券を進呈しています。

優待券の額面が1枚につき500円ですので、牛丼にトッピングを乗せたり、サイドメニューと一緒にオーダーしたりすることで額面金額に近づけて利用することができますね。

もちろん、「すき家」以外の「はま寿司」、「ココス」などグループ各店で使用することができ、そのジャンルは牛丼チェーン他社と比べると多岐にわたるため、いろいろな外食シーンで楽しむことができます。

ゼンショーホールディングス(7550)

・ 株価 2,518円
・ 最低購入金額 25万1,800円(100株)
・ 権利確定月 3月末・9月末
・ 配当 18.00円/年
・ 配当利回り 0.71%

株主優待

 

優待券(年2回)

100株以上 千円分の食事券(500円2枚)
300株以上 3千円分の食事券(500円6枚)
500株以上 6千円分の食事券(500円12枚)
1,000株以上 1万2千円分の食事券(500円24枚)
5,000株以上 3万円分の食事券(500円60枚)

最後に

三社の配当 + 優待利回りを比較したとき、最も高いのが吉野家ホールディングス(9861)で4%近くになり、優待族の人気の高さを裏付ける結果となりました。

株価を比較した場合でも、2018年4月現在は吉野家ホールディングスが一番低額で購入できるので、お得でお手頃な銘柄と言えましょう。

株価その他の情報は変更される場合があります。ご自身でご確認の上、自己責任で投資いただきますようお願いいたします。(執筆者:吉井 裕子)


《吉井 裕子》
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吉井 裕子

東京近郊在住の兼業主婦で小学生の息子がおります。スターバックスの優待欲しさに2009年頃から株式投資を始めて以来、株主優待の魅力にはまり、現在までに取得したことのある銘柄は120種類以上です。カリスマ優待投資家様には及びませんが、株主優待の楽しさをお伝えできれば良いなと思います。 寄稿者にメッセージを送る

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