【公文式27年ぶりの月謝値上げ】 親の苦悶「どの学習方法を選べばいいの?」に現役赤ペン先生がアドバイス。

世界でも活躍「公文式」

世界に広がる公文式

≪画像元:公文教育研究会

いまや世界50か国で学ばれている人気の学習法である公文式。

この公文式は2018年10月以降、27年ぶりに月会費をアップします。

特に東京・神奈川においてはほかの地域よりさらに月会費をアップするとの告知がありました。

東京・神奈川では人件費や賃料の上昇により「地域別会費」を導入するそうです。

現在子供を公文式で学ばせている、あるいは将来学ばせたいと思っているご両親のために

今回の公文式の月会費の値上がりについてどう捉えたらいいのか

について考えてみました。

公文式の月会費の値上げ幅

10月に行われる公文式の月会費の値上げは価格としてはどのくらいのアップになるのでしょうか?

公文式は現在1教科につき週2回の授業です。

現在

現在の月会費は、

・ 幼児・小学生:6,480円

・ 中学生:7,560円

・ 高校生以上:8,640円

2018年10月から

・ 幼児・小学生: 7,020円

・ 中学生:8,100円

・ 高校生以上:9,180円

全体で540円の値上げです。

さらに東京都・神奈川県に限って

・幼児・小学生: 7,560円

・中学生:8,640円

・高校生以上:9,720円

この地域だけは、さらに高い1,080円の値上げです。

「地域別会費」が設定されています

1教科だけならともかく複数の教科を公文式で学ばせている場合、少し手痛い出費となりそうです。

ほかの学習法にチェンジするという考え方

学習法にチェンジする

このくらいの値上げなら、信頼している公文式で今後も学ばせたいというお父さんお母さんもいるでしょう。

ただ、子供の性質によっては公文式以外の勉強法の方が合っていたり、それにともなってコストパフォーマンスがよくなったりするケースもあります

ですから、ここで自分のお子さんに合う学習法について今一度見直してみることをおすすめします。

公文式のほかにどのような選択肢があるのでしょうか?

1. 他の学習塾

他の学習塾についてですが、これもかかる費用は塾のタイプによって大きく異なります。

ただ、公文式よりはコストがかかる塾がほとんどです。

公文式と同じように週2回通うと1教科につき最低でも1万円以上かかるでしょう。

ただし、中学受験、高校受験などを真剣に考えている場合は受験対策についてのさまざまな情報を持っている受験対策に特化した学習塾に通わせた方が有利です。

この場合は、公文式とは比較できないほど高額の費用がかかります

学習塾に通わせる目的がポイントです

2. 通信添削

通信添削ですが、参考までに大手のベネッセの価格設定をチェックしてみましょう。

通信添削の場合、学年ごとに受講費が異なるので「小6」、「中3」、「高3」の受講費を例として挙げてみました。

・ 小学6年生:「4教科(国算理社)+英語」で月々5,779円(12か月分一括払いで月あたり4,984円)

・ 中学3年生:「9教科対応」で7,080円(12か月分一括払いで月あたり5,980円)

・ 高校3年生:「2科目受講」で月々8,074円(12か月分一括払いで月あたり7,050円)

1教科単位の公文式の月会費と比較するとかなり安く感じられると思います。

3. 家庭教師

コスト高であるのが「家庭教師」でしょう。

子供が家でマンツーマンにより学べるのは魅力的ですが、ある程度の経済的余裕がないと無理です。

また、家庭教師の質もさまざまなのでそれなりの結果を出したい場合はそれなりの実績のある先生にお願いしないといけません

その場合、さらにコストは高くなります。

うちの子はどの学習方法を選べばいいの?

費用対効果も重要

このようにさまざまな学習法とそれにかかるコストを見てきました。

そこで重要なのは

現在自分の家庭において教育費にいくら出費する余裕があるのか

という点です。

教育費に回せるお金が多ければ多いほど選択肢は多くなります。

逆に、教育費に回すお金がほとんどいという家庭の場合、コスト最安の通信添削による学習法が最も選択しやすい学習法でしょう。

費用対効果も重要

通信添削を選んだからと言って学習効果が上がるとは限りません。

私自身、会員が多く有名大学に入ると言われている某通信添削会社の添削者をやっています。

多くの生徒の答案を添削しながら思うのは

「通信添削という学習をしているから有名大学に入れるのではない。

通信添削という学習法をきちんと活用できる生徒が有名大学に入れるのだ」

ということです。

通信添削とは

赤ペン先生のひみつ

≪画像元:進研ゼミ小学講座

・ 答案用紙が来る

・ 問題を解いて返却する

・ 添削された答案が返却される

・ その答案をしっかり見直して自分の間違った部分についてしっかり復習する

このプロセスを完結させてこそ成り立つ勉強法なのです。

そして、これを続けていくにはかなりの忍耐と自らを律していく意志の強さが必要です。

これができるタイプのお子さんの場合は、最もコストが安い「通信添削」という学習法をおすすめします。

公文式が効果的なタイプ

自分から積極的に勉強に取り組んでいけるタイプでないお子さんの場合は、やはりナビゲーターが必要でしょう。

公文式のいいところは自分の実力に合ったレベルからスタートして、どんどん次々と新しいことを学んでいけるスタイルです。

これは、子供の勉強に対するモチベーションアップにはかなり有効です。

特に、小学生くらいのときから新しいことを学んでいく楽しさを知っていくことができるのは公文式の大きなメリットです。

通信添削という学習法が向いていないタイプのお子さんには、たとえ少し値上げしたとしても公文式は依然として比較的コストの安いおすすめの学習法です。

塾選びに必要なこと

塾選びに必要なこと

子供の教育費は親にとって頭の痛い出費と言えるでしょう。

しかし、重要なのはやはり家計に負担のない範囲で学習法を選ぶことです。

ほかにも、

・ 子供の性格

・ 目的に沿った方法


を選ぶことも重要です。

そのための参考になればさいわいです。(執筆者:桜田 園子)

この記事を書いた人

桜田 園子 桜田 園子»筆者の記事一覧 (64)

通信添削の赤ペン先生を30年間続ける傍ら、フリーライターのお仕事もしている主婦です。どうやったら物を安く買えるか、また、間違った買い物をしないテクニックなどについて日々ひそかに研究中です。私が発見したさまざまな節約の知恵をご紹介できたらと思っています。
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