ボタンや留め具でひっかけるタイプのトイレカバーを使うと、洗濯で一気に素材がのびてしまって使えなくなったり、糸がひっかかって見た目が悪くなってしまったり…と手間とトラブルがつきもの。
その点、シートタイプの便座カバーだと、ただ貼るだけで簡単!
しかも洗濯をしても、粘着面は生きているため何度も使えます。
そこで今回は、100円ショップの「ダイソー」と「セリア」、300円均一で人気の「3COINS」の便座カバーを比べてみました。
どんなメリット・デメリットがあるのか、それぞれチェックしていきましょう。
目次
ディズニー柄など種類が豊富! 「ダイソー」の便座カバー

ディズニー柄からカントリー柄、ボタニカル柄までとにかく種類が豊富だったのがダイソーです。
色違いで同じ柄が販売されていることもあり、好みの色味の商品と出会いやすいのも特徴的。
素材としては、表面がポリエステル。
30℃以下の液温で洗うという注意点があり、タンブラー乾燥も対応不可ですが、自宅で洗濯をして乾かせば繰り返し使えるというのはコスパが良いですよね。
モノトーンが多く、使用感にこだわりあり! 「セリア」の便座カバー

セリアの特徴はモノトーンの商品が多いこと。
ナチュラルな雰囲気のインテリアにしているご家庭にピッタリ!
さらに、素材にこだわりが感じられる商品がありました。
中でも筆者が注目したのが、やさしい肌ざわりが嬉しいパイル地のシートと、素材が厚く座り心地の良いシートです。
肌触りや座り心地の気になる方が、積極的に活用したい商品ですね。
価格は高めだけど質が良い! 「3COINS」の便座カバー

100円ショップよりも作りが凝っており、デザイン性が高いことが人気の3COINS。
300円商品なので、ダイソーやセリアの便座カバーの3倍の価格ということを頭に入れつつ、商品をチェック!
まず、100円ショップと同じような薄手で、ポリエステル素材のシートは2枚組ということが大きな違いです。
1組あたり150円となるため、50円割高となりますが、少々こちらのほうが大きく厚みもしっかりしている印象があります。
さらに、300円で1組しか入っていないふんわり素材のトイレシートはかなり厚みがあり、子どもが座っても「ふっかふか~!」と大喜び。
さすが300円商品、長持ちしそうな縁の縫い目も安心感があり、洗濯しても乾けばまたしっかりふかふかなのが素晴らしい!
厚みは断然「3COINS」、質より量なら「セリア」、デザイン重視なら「ダイソー」がオススメ!

便座カバーを4枚重ねてみました。

厚みを比べるとやはり3COINSのシートが優秀。
価格差もありますが、商品の能力は他の100円商品よりも段違いだといえます。
ただ柄は可愛らしいもののみですので、ナチュラルな色がお好みなら、セリアの商品がオススメ。
ダイソーはディズニー柄をはじめ多くの色、テイストの商品が揃っているため、トイレの色味やデザインを重視する方は、ダイソーで便座カバーを見てみると良いかと思います。
最後に
それぞれの良さがあり、迷ってしまいますね。
どの商品にも言えるのは、洗濯をしても使えるという点と、シールでペタっと便座に貼るだけで簡単にお掃除が完了する手軽さが魅力です。
肌触り、デザイン、厚み…重視するポイントは各ご家庭で様々かと思います。
ぜひ、お気に入りのシートを見つけてみてくださいね。(執筆者:三浦 希枝)