夏もいよいよ本番。
気温が高くなってくると心配なのが、近年急増している豪雨の影響です。
我が家は昨年の7月、落雷の影響でトイレのウォシュレットが故障しました。
目次
落雷で一瞬にして家電が壊れるのは本当だった

最初はただ単純に故障しただけなのかと思ったのですが、激しい雷雨の直後だったので、「もしかして雷?」と思ってインターネットで検索してみました。
すると、雷で家電が壊れたというエピソードがいくつも出てきました。
雷で家電が壊れる可能性があるのは知っていましたが、これまでそんな経験したことないので正直あまり心配していませんでした。
「自分の家は大丈夫」という根拠なき自信があったのだと思います。
故障に気づいて、まず考えたこと

ウォシュレットが壊れたことに気づいてから、真っ先に思い浮かんだのは、「新しいのを買わなければ!」です。
メーカーの修理代も安くはないので、修理にお金かけるぐらいなら、新しいものを買ったほうがいいと思ったのです。
そこで思い出したのが「火災保険」のこと

インターネットで新しいウォシュレットをあれこれと見ていたとき、火災保険のことをふと思い出しました。
そういえば火災保険には、火災以外にもいろいろな補償があった気がする…。
と思って調べてみると、風災、ひょう災、雷災による家財の破損、汚損が補償されることがわかりました。
保険は「直せるものは直す」が基本
と思って、さっそく保険会社に電話をすると、
の返答が。
修理できるなら修理代金を、修理できないなら新品の同機種代金を、販売が終了しているなら後継機種の購入代金を補償するということでした。
修理金額は全部で1万8,576円
なるほど、やはりそんなに甘くはないか…。
ということで、さっそくメーカーに電話して、修理担当の方に来ていただくことに。
ウォシュレットの内部を何やら調べること数分、「基盤」が壊れていることが判明。
故障のタイミングから見ても、雷の影響と考えられるとのことでした。
基盤の修理にかかる料金は、技術料、部品代、出張料合わせて約1万8,576円。
内訳は、部品代金6,700円、技術料8,000円、出張費2,500円と消費税。
自腹なら新品を購入するところですが、保険を使うなら直すしかないので、そのまま修理をお願いし、保険会社に請求書類を送付しました。
保険金に加えて5,573円の見舞金が支払われた

驚いたのは、「損害保険金」に加えて「見舞金」の存在があったことです。
無事修理を終えてから2週間後、1万8,576円の修理代金に対して、支払われた保険金は2万4,149円。
損害保険金の30%が上乗せされていた形です。
火災保険に加入した時は、深く考えずにプランを選択していたので、このあたりのことは、まるでわかっていませんでした。
保険の補償内容をよく確認しておく
甚大な被害を出す自然災害が起こりやすい今の時代、補償を厚くした火災保険はかなり頼りになります。
火災保険は一度加入すると補償内容を忘れてしまいがちなので、いざというときに思い出せるよう、ときどき確認しておくことをおすすめします。(執筆者:木山 由貴)