
暑い夏。
たとえクーラーが効いていても、キッチンに立っていると汗がだらだら流れて辛いですよね。
我慢すると頭がボーッとしてくるので要注意です。
気温の高い日は、コンロを使わずに作れるメニューで自分を労わってあげませんか?
家族に手抜きと思われにくい、おすすめレシピをご紹介します。
目次
具材が豪華な炊き込みご飯 or 混ぜご飯
材料を切って洗った米と合わせ、炊飯器にお任せできる炊き込みご飯や、炊きあがったご飯と具材を混ぜ合わせるだけの混ぜご飯は、コンロを使いたくない夏の主婦の味方。
具材が少ないと「これだけ?」と言われてしまうので、たこのぶつ切り、いくら、鯛、ほたて、大きめにカットした鶏肉、豚の角煮などのインパクトが大きい具材を投入し、一点豪華主義でいきましょう。
味付けは、調味料を合わせるのが面倒なら、市販の素で十分。
後は、お湯を注げば飲めるインスタントの汁物や、切って盛るだけのサラダを添えれば晩御飯の完成です。
我が家では、鮭の塩焼きをほぐしたものとカイワレ大根を混ぜたご飯をしょうゆで味付けし、上からいくらを散らしたものが人気ですが、鮭の塩焼きはもちろんお惣菜コーナーで買ってきます。

サラダのバリエーション
レタスやきゅうりだけのサラダも良いけれど、品数の少ない食事の時は、サラダもちょっと豪華にするとバランスをとりやすくなります。
サラダチキンとトマトのサラダ

コンビニで買える「サラダチキン」を手で細かく裂く。
スライスしたトマトを皿に並べ、その上からサラダチキンを盛り、パセリのみじん切り(ドライパセリでもOK)と好みのドレッシングをかける。
サイコロ切りのトマトやチーズ、水菜、レタスなどとサラダチキンを和えてもおいしい!
サラダチキンにはいろいろなバリエーションがあるので、家族で「次はあの商品を試してみよう」と相談するのも楽しいですよ。
パプリカとツナのサラダ

色鮮やかなパプリカは、それだけで主役になれる華やかさを持っています。
食べやすいようにせん切りにしたら、レタス、ミニトマト、ツナなどと和えて器に盛りましょう。
パプリカはビタミンをたっぷり含むので、美容や健康にも◎です。
お刺身サラダ

適当に手でちぎった野菜を器に盛り、パックから出したお刺身を上に乗せるだけの簡単すぎるサラダですが、見た目が豪華でのどごし爽やか。
包丁がいらないので、子どもに手伝ってもらうのにもぴったりですよ。
レンジで簡単に作れる煮物

砂糖・しょうゆ・酒・みりん・水を全て1:1の割合で合わせ、耐熱容器に入れた具材ととともにレンジでチンするだけの簡単煮物は、火を使わないから楽なのに、おいしくて栄養もバッチリ。
調味料を量るのが面倒なら、市販のめんつゆで味をつけてもOKです。
たとえば、次のような具材の組み合わせはいかがですか?
・鶏肉×ごぼう
・冷凍の根菜×鶏肉
・じゃがいも×ひき肉
・かぼちゃ×豚肉
パンに具材をはさむだけのサンドイッチ
パンの好きな家庭なら、夏はサンドイッチもおすすめ。
いろいろな具材をテーブルに出せば、みんながそれぞれ好みのものを作れるところも便利ですね。
具材を工夫すればあっさり食べられるので、我が家では夏バテで食欲のない時に、きゅうりとツナのサンドイッチを作ることも多いです。

サンドイッチのおすすめバリエーション
・定番だけどおいしい! レタス×たまご×ハム
・ボリュームが出ないから子どもも食べやすい ジャム×マーガリン
・目玉焼き×レタス
・ポテトサラダ×レタス
・市販のコロッケ×せん切りのキャベツ
・さばの塩焼き(お惣菜コーナーのものでOK)×薄切りのたまねぎ
その他のおすすめメニュー
上でご紹介したものの他にも、次のようなメニューはいかがですか?
レンジで作る青菜のおひたし

耐熱容器に切った青菜とめんつゆを入れ、ラップをふんわりかけてレンジで加熱する。
鶏肉の酒蒸し

観音開きにした鶏肉は全体をフォークで刺し、おろししょうが、塩こしょうをすりこんで5分ほどおき、耐熱皿に乗せて酒をふりかける。
ラップをふんわりかぶせ、レンジで6分ほど加熱して取り出す(加熱時間は適宜調整してください)。
流水麺のサラダうどん

水でほぐすだけで食べられる「流水麺」に、レタス、プチトマト、水菜、ツナ、蒸しえび、わかめ、きゅうりなどを乗せ、ごまだれやめんつゆなどをかけて食べる。

コンロを使わなくても満足なごはんは作れる!
「コンロを使わない料理」というと、どことなく手抜きな感じがして罪悪感を覚える方もいると思います。
しかし、見た目や具材にこだわれば、コンロを使わなくても家族が満足できる料理は作れます。
お母さんが倒れてしまっては大変なので、時にはこんなメニューも献立に取り入れながらごはんを作っていきましょう。(執筆者:畠山 まりこ)