「あの人にいくら包めばいい?」 冠婚葬祭の記録を残す「おつきあいノート」があれば、もう困りません。

それなりの年齢になると、避けて通れないのが、冠婚葬祭を含んだおつきあいです。

結婚式やお葬式、出産祝いやお見舞いなど、「気持ちを形にする機会」は数多く訪れます。

「あの人にはいくら包めばいい?」
 
「それとも品物が妥当?」

自分の親兄弟ならストレートに相談できますが、義理の親族や仕事関係者の場合、なかなかそうもいきません。

そんな主婦にとっての強い味方が「おつきあいノート」。

おつきあいノートは家計管理に便利なうえ、将来子どもに託せば、我が家の家宝として活躍してくれます。

おつきあいノートを用意する



常識だけではうまくいかないのがおつきあい

冠婚葬祭のお祝儀


年代にもよりますが、冠婚葬祭を含むおつきあい費の予算は、年間10万円から20万円が目安といったところではないでしょうか。

毎月積み立てるにしても、ボーナスをあてるにしても、それほど無理な金額ではないですね。

ご祝儀や香典の相場については、ネットとマナー本が1冊あれば事足ります。

しかし、一般論じゃ対応できないことも多いのが、リアルなおつきあいのむずかしさ。

何より困るのは、これが正解! という明確な金額が決まっていないことです。

例えば、自分たちの結婚式と出産祝いに大奮発してくれた伯母さんが入院したと聞けば、世間の相場より多めにお見舞いをしたくなるのが人情です。

世話になった人に恩を返しておきたいという心理が、世間の相場を上回るわけです。

そうはいっても、どうしたって人間の記憶は薄れてしまいます。

あとから「失敗した!」とならないように、相手ごとの詳しいやり取りも記録に残しておきましょう


おつきあいノートには、我が家なりの基準を記そう

「誰々からいくら包んでもらった。」

「あるいは、こちらがいくら包んだ。」

「お中元に何を戴いて、こちらは何を贈った。」

このように詳しい記録があれば、相場と照らし合わせながらも、その都度ケースバイケースの対応を考えられます

また、妻が実家に帰省していても、おつきあいノートがあると夫は困りません。

年に数回、夫婦で内容を見直すのを習慣にするのもいいですね。

「そういえば新潟の叔父さんには、いつも親に内緒でこづかいもらってたんだよね」なんて、知られざる夫の過去が判明するかもしれません。

おたがいの初耳情報はぜひ共有し、これからの親戚づきあいに生かしていきましょう。

年に数回、夫婦でおつきあいノートを見直すのを習慣にするのもいい



おつきあいノートは、成人した我が子へのトラの巻

おつきあいを記録に残すもうひとつのメリットは、子どもに引き継いでも役に立つという点です。

成人して結婚した子どもは、友人や知人の冠婚葬祭に加え、イトコやハトコの冠婚葬祭にも関わる機会が増えていきます。

あえて親戚づきあいをしない主義の家庭は別ですが、大抵は子どもが親世代のおつきあいを引き継ぎます。

おつきあいノートには、我が子のトラの巻になる情報を記すことが大切です。

大人になってから渡すのですから、金銭のやり取りはかくさず正確に書いてかまいません。

土地柄や習わしによっては、法事の席順に困らないよう本家と分家の簡略図を添えるなど、デリケートな情報も必要です。

おつきあいノートは、成人した我が子へのトラの巻



おつきあい専用のノートであることがポイント

冠婚葬祭や贈答品記録なら、いつも家計簿や手帳に記録しているから大丈夫!

そう考える主婦が大半でしょう。

それでも、やはりノートを1冊新調しませんか?

おつきあい専用のノートであることがポイント
家計簿も手帳も、1年間で買い換えるのが基本です。

何十冊もたまると、子どもに引き継ぐのはむずかしくなってしまいます。

なおかつ、内容のメインは家計管理やスケジュールですから、いざというときに必要な情報を探しにくいはずです。

ノートは、ごく普通のノートで十分です。

そこに住所録と、お礼状に使う絵はがきや一筆箋(いっぴつせん)、香典袋やのし袋もセットしておくと便利ですよ。(執筆者:白戸 春)

この記事を書いた人

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シングルマザーを経て再婚し、子どもは無事に独立。現在は夫と猫と北国で暮らす主婦兼フリーライターです。貧乏だったサバイバル経験を生かして、誰かの役に立つ記事を書いていきたいと思います。消費は現金よりクレジットカード派、投資は現物主義です。
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