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とんでもない暑さが続いています
今年は梅雨が例年より早く明けるなど水不足の影響が大きく、引き続いての記録的なこの猛暑、野菜が値上がり始めました。
健康を保ちつつ、家計を予算内に収めるにするためは、たかが野菜とは言ってられません。
野菜の価格傾向から、対策を調査してみました。
8月3日農林水産省が、東京都中央卸売市場に出荷される野菜の「生育状況と価格見通し(平成30年8月)について」主な産地などから聞き取りをその結果を発表しました。
するとなんと14品目のうち、9品目で平年より2割以上高くなるといいます。
価格を個別にみてみると
農林水産省が発表した7月23日~30日の食品価格動向調査(野菜)では、キャベツ、レタス、きゅうり、トマトは軒並み平年以上の高値です。
きゅうりは前週より下がっているものの、平年比では145%も上がっています。
これでは、夏においしいさっぱりサラダが遠のきますよね。
平年並みの野菜は
人参は6月中旬以降の長雨、日照不足の影響を受けたものの、北海道での天候の回復により生育が回復傾向であるため、8月は平年並みの価格に戻る見込みという知らせが届いています。
またきゃべつ、白菜ともに高値の葉物野菜の中で、ねぎは平年並みの価格が予想されています。
うれしい安値! が予想されているのは
たまねぎとばれいしょ(じゃがいも)です。
里芋も、平年並みの収穫が期待されます。
これらの野菜は使い勝手がよく、多くのお宅で欠かせないものでしょう。助かりますね。
筆者が7月末に買い物に出かけたときにも、いつもよりかなり大きめのげんこつサイズのジャガイモが、1個18円で販売されていました。
とはいえ、これらの野菜でできるカレーや肉じゃがばかりを食べるわけにもいきません。
予算オーバーを防ぐ、5つの家計の乗り切り作戦
そこで以下の作戦はいかがでしょうか?
1. 低価格で安定しているもやしや豆苗、カイワレ大根、キノコ類などを使う
2. ほうれん草など発売されているものは、冷凍食品で賄う
3. 量より、単価を重視。
キャベツなどは半量を購入し、他のお値打ちな食材でカサマシする
4. スーパーより直売所が安いことがある。
家の近くや夏のお出かけ先でも、道の駅や直売所をのぞいてみる
5. 食材宅配サービスを利用する。
栄養士が考案した栄養バランスのとれた食材が配達される宅配サービスは、料金は一律に設定されている。献立に頭を悩ませている手間もなくなり、食品のムダも少なくなる。
気象庁の1か月予報では、まだまだ全国的に気温の高い状況が続くようです。
今年の夏は、体にもお財布にも厳しそうです。
負けずに、元気に乗り切りましょう。(執筆者:吉田 りょう)