「ラップケース」の価値はどこにある?

「ラップケース」とは、食品包装用ラップフィルム(以下「ラップ」)を入れるプラスチック製のケースです。

ラップは、紙製の使い捨てケースに入った状態で販売されているため、わざわざラップケースに詰め替えなくても使うことはできます。

しかし、最近はインスタやSNSが普及し「見せるキッチン」を意識する人が増えてきたのです。

見せるキッチンに欠かせないラップケース

「見せるキッチン」のポイントは、モノトーンやカントリー調など「テーマの統一」ではないでしょうか。

キッチン全体がテーマに合ってくると、妙に浮いてしまうものが「ラップ」や「ホイル」なのです。

キッチンペーパーは、シンプルなホルダーを買えばテーマに合うものですが、ラップやホイルは鮮やかなパッケージが多いため、統一されたテーマの中では目立ってしまう傾向があります。

目立たせないためには、普段は食器棚にしまっておいて、使うたびに取り出せばいいのですが、ラップやホイルの出番は多く、使いたいときに限って手が小麦粉だらけになっていることも多いのです。

そのたびに手を洗っていたのでは、無駄な時間と手間がかかります。

やはりラップとホイルは「片手で使える」ほうがいいでしょう。

そこで人気が出たものがラップケースなのです。

どんなに派手なパッケージのラップでもラップケースに詰め替えれば悪目立ちする心配はありません。

市販されているラップケースの多くは透明やモノトーンであり、どのようなテーマにも合せることができるのです。

ラップケースがなくても、ラップを使うことはできます。

むしろ、メーカーが工夫して開発した紙製のラップケースは、これ以上ない使い心地かもしれません。

しかし、ラップケースに詰め替えることで「自分だけのキッチン」を演出でき、お金に変えられない「潤い」を得ることができるのではないでしょうか。

無印良品とセリアのラップケースは「刃」が違う!

無印良品とセリアのラップケースの違い

現在、ラップケースはさまざまな会社から販売されています。

しかし今回は、ラップケースの火付け役とも言える無印良品と、ラップケースを扱っている数少ない100円ショップのセリアの商品を徹底比較します。

ふたつの会社のラップケースの一番の違いは「刃」です。

無印良品のラップケースは金属製の刃ですが、セリアのラップケースにはプラスチック製の刃がついています。

無印良品のラップケースは金属製の刃

≪無印は金属製 画像元:無印良品


≪セリアはプラスチック製≫

筆者が普段使っているラップを詰め替えて使用してみたところ、切れ味は無印良品の金属製の刃のほうがよかったです。

プラスチック製の刃は、子どもが使っても手を切りにくいメリットがありますが、ラップの種類によっては切れにくくストレスを感じることもあります。

ラップは伸縮性がありますが、ホイルには伸縮性がありません。

セリアのラップケースにホイルを詰め替えて使用してみたところ、問題なく切ることができました。

ホイルの他にもクッキングペーパーのように伸縮性がないものならば、セリアのラップケースが安くて便利かもしれません。

セリアのラップケースは、白黒グレーの3種類があります。

セリアのラップケースは、白黒グレーの3種類

≪画像元:ヨムーノさん≫

中に入れる種類ごとに色を変えられるメリットがあります。

しかし「伸縮性のあるラップを入れる」ならば、無印良品のラップケースのほうが使い勝手はいいのではないでしょうか。

小さな工夫が大きな違いに。どっちがいいかはあなた次第!

無印良品のラップケースとセリアのラップケースの大きな違いは、刃の他にもう一つあります。

それは開閉です。

無印良品のラップケースには小さなくぼみがついているため、ふたを閉めたときにパチッと音がします。


≪無印良品のラップケース≫

一方、セリアのラップケースはくぼみがないため、ふたを閉めてもパカパカと簡単にふたが開閉するのです。

セリアのラップケースの開閉

≪画像元:SPOON HOMEさん≫

一見、ふたはパチッと閉まる方がいいような気がしますが、実際に使ってみるとパカパカと開閉するほうが便利かもしれません。

なぜならば、無印良品のラップケースは両手を使わなければふたを開けることができないのですが、セリアのラップケースは片手でもふたが開いて中身をひっぱることができるのです。

また、無印良品のラップケースよりもセリアのほうが細身のデザインで、握った手に沿うような曲線があります。

ラップやホイルを使うときには、片方の手がふさがっていたり、汚れていたりすることが多いのです。

「片手で扱いやすいメリット」を選ぶのか、「ふたがパチッと閉まるメリット」を選ぶかは、使う人の好みによって変わるのかもしれません。

付属品(別売り)の「マグネット」は無印良品の圧勝

無印良品のラップケースには、別売りのマグネットがあります。

ラップケースにマグネットを貼りつけることで、冷蔵庫にラップケースを貼りつけることができるのです。

無印良品のラップケースには、別売りのマグネットがあります

≪画像元:無印良品

まさに「見せるキッチン」を意識した商品ではないでしょうか。

セリアでは、ラップケース専用のマグネットがないため、テープ状のマグネットを代用することになります。

しかし、ラップケースに中身を入れるとかなり重くなるため、テープ状のマグネットでは磁力が弱く、重さに耐えられないのです。

冷蔵庫を開けるたびにボタボタとラップケースが落ちるのではストレスになります。

一方、無印良品のマグネットはベタッと貼りつきます。

ちょっとやそっとラップケースに体が当たっても落下しません。

無印良品のマグネットをセリアのラップケースに合せて切り、使用することもできますが、その場合は貼りつける面に注意が必要です。

無印良品のラップケースに貼りつける場合は底面に貼りますが、セリアのラップケースに貼るときには底面ではなく背面に貼るようにしましょう。

底面にマグネットを貼ってしまうとふたが下を向いてしまうため、ふたが開いて中身だけが落ちてしまう可能性があります。


≪無印のマグネットをセリアに貼ってみた≫

無印良品もセリアも、使う人によってメリットとデメリットがあります。

両方のいいとこ取りをして賢く活用してみてはいかがでしょうか。(執筆者:式部 順子)