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100均タオルの実力を徹底検証 20回洗ったあとの「ふんわり感」もチェックしました。

節約・ポイ活 100均
100均タオルの実力を徹底検証 20回洗ったあとの「ふんわり感」もチェックしました。

タオルは暮らしの必需品

用途の広さや使用頻度の多さから、たかがタオルとは言い切れず、やっぱり心地良いものが使いたいです。

最近は100均でも、かわいいデザインやシックな色合いなど、多種多様に販売されています。

100均のタオルの実力を調べてみました。

今回調査に使用したのは、以下の4点です

(1) イオン・トップバリュ商品「とってもやわらかフェイスタオル」税込み537円

(2) ダイソー「やわらか無撚糸タオル」税込み108円

(3) ダイソー「ふわふわフェイスタオル」税込み108円

(4) セリア「FUNWARI」フェイスタオル税込み108円

タオル徹底比較

購入の決め手になる6つのポイント

タオルの役割を考えてみると「水分を吸収し、汚れを拭き取る」ことです。

値段は、今回比較した商品ではイオン・トップバリュ商品(1) のみ、税込み537円です。

100均商品と比べると5倍の値段です。

5枚分の価値があるのかも、検証のポイントです。

値段以外で、購入するときに決め手になるのは、大別すると以下の6つです。

1. 素材

2. 肌触り

3. サイズ

4. 吸水性

5. 速乾性

6. 耐久性

1. 素材

100%綿のふたつを比較

(1)、(2)のタオルは素材が綿100%、無撚糸タオルです。

無撚糸は、綿を捻らずに糸にしているため、固くならず柔らかさが特徴です。

また、繊維の間に細かい隙間ができるので、汗や水をしっかりキャッチする吸水性の高さも優れているといいます。

(3)、(4)は、ポリエステル85%ナイロン15%と化学繊維が使用されています。

化学繊維のメリット、デメリット

化繊のタオルを比較

化学繊維は、アレルギーなど体質的に受け付けない場合もあるので、ご注意ください。

一般的には

・ 吸湿性が少ない

・ 静電気がおきやすい

・ 汚れが落ちにくい

などのデメリットが指摘される反面、

・ シワになりにくい

・ 丈夫

・ 乾きが早いため、清潔に保ちやすい

などのメリットがあげられます。

2. 肌触り

あくまでこれは、人それぞれだの感覚だとは思いますが。

買って間もない時期は、綿100%も化学繊維もそれぞれそれ相応にふっくらしています。

ダイソー綿100%商品(2) は、トップバリュ商品(1) と同じ感触ですが、生地は薄いです。

ダイソー化繊商品(3) とセリア化繊商品(4) は、多少セリアの方が厚みと密集している感はあるものの、肌触りはどちらも柔らかく感じます


3. サイズ

大きさについても、違いが見られました。

34cm x 80cm イオン綿タオル(1) とダイソー綿100%(2)

34cm x 78cm ダイソー化繊(3)

28cm x 70cm セリア化繊(4)

セリア化繊(4) は、綿製品と比較すると幅は6センチ、長さは10センチ小さくなっていました。

1.3.4のタオルを比較

4. 吸水性

それぞれのタオルに、水を600㎖かけてみました。

すると、1番吸収しなかったのは、生地の薄さのせいか、ダイソー綿100%(2) でした。

サイズが小さめのセリア化繊(4) も500㎖ほどかけてタオルを持ち上げると、ザーと水が垂れていきます。

1番吸収したイオン綿タオル(1) とダイソー化繊(3) は、たいしてかわらなかったように思われます。

ただ、水を吸うとイオン綿タオル(1) は重く、絞りにくく感じました

5. 速乾性

曇ったり晴れたりという1日、同じ洗濯機で洗濯し、同じ場所に同じ時間干してみました。

イオン綿タオル(1) は、やや湿っているのに対し、ダイソー綿100%(2) は1番すっきり乾いています

ダイソー化繊(3)とセリア化繊(4) も乾きました。

6. 耐久性

生地の耐久性を見るために、20回同じように洗濯し続けました。

イオン綿タオル(1) のイオンのタオルは思ったほど、ふっくら感が続きません

繊維の間にあった細かい隙間がつぶれてしまったのか、購入当初より糸が密着しへたったような感じがあります。

思ったよりふっくらしないイオンのタオル

ダイソー綿100%(2) はかわらず薄手ではありますが、意外に20回の洗濯では最初と比べて繊維が硬くなることはありませんでした。

ただはじめから糸が出ている部分があり、縫製の粗さが気になります

ダイソー化繊(3)とセリア化繊(4) は20回洗っても柔らかく肌触りはたいしてかわりません

実際に使用した結果

・アレルギーがない

・化学繊維に抵抗がない

・水分を大量に吸わせる必要がない

という場合なら、100均化繊の商品で素材は気持ちの良い柔らかさがあり、コスパも十分かと思います。

乾きが早いため、冬場や梅雨時期には重宝します。

カラー

今回は調査のため白っぽい素材を選択しましたが、カラーバリエーションは豊富、優しい感触に使い勝手がよさそうです。

サイズ

セリアとダイソーの10センチという長さの違いは、収納時や用途によっては意外と気になるようにも思われます。

吸収性

綿が1番しっかりと、吸い取りました。

使い勝手を知った上で、使い分けるとよいのかもしれません。(執筆者:吉田 りょう)

《吉田 りょう》
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吉田 りょう

執筆者:FP2級 吉田 りょう 吉田 りょう

働くシングルマザーです。息子二人を大学卒業させるため、さまざまに工夫をこらし勉強しました。節約は勉強したものだけに与えられるご褒美です。リアルな情報、実際に使える情報にこだわってお届けしたいと思います。 <保有資格> 登録販売者、日文コンサルタント協会 着付1級講師 FP2級 寄稿者にメッセージを送る

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