「イギリスの病院」で診察してもらうには、事前の準備が必要。 公的、私的の違いと料金、利用方法を紹介します。

日本では国民健康保険に加入していれば、医療費は基本的に一部負担で治療を受けることが出来ます。

イギリスではどのような仕組みになっているのかご存知でしょうか。

今回はイギリスの医療とお金について説明したいと思います。

イギリスの医療とお金に

イギリスの国民健康保険

イギリスにはNational Health Service(ナショナルヘルスサービス)という仕組みが存在します。

この仕組みは日本の国民健康保険にあたるもので、イギリスではナショナルヘルスサービスに加入することで、医療費をおおよそ7ポンド前後(1,000円程度)で受けることが出来ます。

ナショナルヘルスサービスへの加入は、イギリス国籍の人はもちろん、6カ月以上イギリスに滞在する予定の人や、ワーキングビザを取得している人、パートナービザや結婚ビザなどを取得している人が対象になります。

そのため観光ビザでイギリスを訪れる場合は、ナショナルヘルスサービスの対象外になります。

観光中のケガや病気が心配な場合は、海外保険を検討するのがいいでしょう。

イギリスの病院は種類が2つある

イギリスの病院は種類が2つある

イギリスの病院は、ナショナルヘルスサービスで医療費がカバーされる公的医療機関と、プライベートの私立医療機関の2種類が存在します。

公的医療機関と私立医療機関の大きな違いはサービスの質と自己負担する医療費です。

1. 公的医療機関

公的医療機関は、基本的にほぼ無料で診察が受けられるため、予約待ちをしている人も多く、受診まで数か月かかるなんてこともしばしば。

不安なことがあっても、すぐに診察してもらえないのは少し困りものですよね。

さらにスタッフの対応が雑だったり、自分で好きな病院を選ぶことも出来ない仕組みになっています。

ナショナルヘルスサービスを利用するためには、まずかかりつけ医を決める必要があります。

かかりつけ医の登録をしても、予約してから診察まで数週間待つこともあり、病気になってからかかりつけ医を探していたのでは、診察するまでもっと時間がかかってしまいます。

ナショナルヘルスケアサービスを上手く利用するのであれば、まずはかかりつけ医を登録しておくことが基本になります。

2. 私立医療機関

一方、私立医療機関は、基本的に待ち時間なしですぐに診察を受けることが出来ます。

設備も最新のものがそろっているところが多く、自分で好きな病院を選べるというメリットもあります。

しかし、私立医療機関は医療費を全額自分で負担することになるため、診察だけでも50ポンド以上(約7,000円程度)かかってしまうことがあります。

さらに手術などの治療を受けた場合は、100ポンド以上(1万4,000円程度)かかることがほとんどです。

もしいざというときに、私立医療機関を安く利用したい場合は、海外旅行保険を上手く活用するか、私立医療機関向けの保険に加入しておくと安心です。

最後に

イギリスの医療機関を上手く利用する

イギリスではこのように、医療機関を上手く利用するためには事前に準備が必要です。

病気はいつかかるのか予測できないので、何かが起こる前にいつでも対応できるよう予測して備えておくことが節約にもなるのです。(執筆者:森 亜美)

この記事を書いた人

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海外でのパートタイムの仕事やフリーランスの仕事で働きながら、世界中を旅しています。日本に住んでいたころは、安定した仕事と収入で、安定した生活を送っていました。海外に出てから早3年、今は仕事が見つからなかったら来月どうなるか分からない状態ですが、それでも何とかなっています。お金が無くても、旅行は出来る!そのヒントはズバリ節約です。ここでは毎日楽しく節約を続けるコツを共有していけたらと思います。
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