ネイル愛好者にはおなじみの除光液は、今や100均で買うのが当たり前になっています。
筆者の徒歩圏内にあるダイソーにもさまざまな種類の除光液がそろっています。
その中で、特に高い人気を誇るのが「ネイルキッス」。
販売中止状態が長く続いたあとの再販開始でも話題になっているので、ネイル愛好者でなくてもご存じの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ダイソーの除光液レビュー第一弾として、超人気商品の「ネイルキッス」をご紹介。
実際に試してその実力を検証してみました。

目次
再販後に即品薄状態!超人気商品「ネイルキッス」

「ネイルキッス」は、ダイソーの一番人気除光液です。
しばらくの間販売中止となっていましたが、最近再販を開始。
そのとたんに品薄状態が続いています。
筆者もダイソーのはしごをした末にようやく入手できましたが、店員から品切れだと聞くたびに「本当に人気がある商品なのね」と実感しました。
除光液には珍しいボトル式、中には除光液を含んだスポンジが
「ネイルキッス」は、除光液には珍しいボトル式です。

ボトル側面には、「容器に指を差し込むだけで簡単にマニキュアが落とせます」という言葉と、使い方が一目でわかる簡単なイラストが記載されています。
そこで、ボトルを開けて中を見ると、ボトルの中には除光液をたっぷり含んだスポンジが入っています。
また、スポンジには波型に切込みが入っています。

どうやら、その切込みの中に指を入れてネイルオフするようです。
落ちにくい大粒ラメ入りマニキュアもするっと落ちてびっくり!
今回「ネイルキッス」を試すにあたっては、簡単に落ちにくい大粒ラメ入りマニキュアを選びました。

大粒のラメが入っているマニキュアは比較的塗った感じが厚めになります。
また、ラメが大きいマニキュアは、ネイルオフの際にラメが爪に残りやすいのです。
それをふまえたうえで、1回の指の出し入れでネイルやラメがどの程度取れるか試してみることにしました。

ボトルに描いてあるイラスト通り、マニキュアを塗った指をスポンジの切込みの間に入れてみます。

写真の状態で指を動かさずに10秒ほど置き、その後静かに抜き出しました。

びっくり! 指を数秒ボトルに入れて抜いただけなのに、爪の根っこのラメ以外はほとんど落ちています!
残ったラメも、ティッシュで軽くふき取るだけで簡単に取れました。
これは予想以上の落ちのよさ。品薄になるほど人気があるのも納得です。
次に使うときに、前に除去したネイルの色が移るのでは? と心配しましたが、ボトル内部を見るとスポンジには全く色が残っていません。
よって、色移りの心配も無用です。ただ、スポンジが柔らかいので、頻繁に使うと写真のように切れ目からスポンジが崩れることはあります。

「ネイルキッス」のデメリット
初めて試した筆者もうなるほど、高いネイルオフ力がある「ネイルキッス」ですが、当然デメリットもあります。
まず、足のネイルオフには使えません。
ボトルを傾けすぎると中の除光液がこぼれてしまうため、ペディキュア(足爪のネイル)に使うのは極めて難しいのです。
体が非常に柔らかい人ならともかく、そうでない場合は足の指を入れること自体が困難です。
筆者は無謀にも足のネイルオフにも挑戦しましたが、案の定すぐに足がつりました。
やはり足のネイルオフには、クロスなどでふき取る従来タイプの除光液を使った方がよさそうです。
また、アセトンが配合されており、かなり強い刺激臭がします。
筆者は大丈夫でしたが、人によってはにおいで気分が悪くなるかもしれません。
「ネイルキッス」は簡単にネイルが落ちて爪も傷めにくい除光液
ダイソーの「ネイルキッス」は巷で噂されている通り、指を入れて抜くだけで、秒速でネイルオフできる除光液です。
また、爪をこすらなくてもするっとマニキュアが取れるため、クロスでこすって取るタイプの除光液より摩擦が少なく、爪を傷めにくいという点でも優れています。
ネイルオフが面倒な方はもちろん、除光液で爪を傷めるのが心配な人も、ぜひダイソーの「ネイルキッス」を使ってみてくださいね。(執筆者:大岩 楓)