イギリスのスーパーでよく見かける2for3(ツーフォースリー)のマーク。
これは2つ分の料金で3つ購入できますよと言うまとめ買いでお得のサインです。
今回はイギリスの2for3を活用する方法を紹介したいと思います。

目次
節約したいなら2for3を買わない手はない
2つ分の料金で3つ購入できるのであれば、1つあたりの料金は結果的にかなり安くなります。
例えば4ポンドのシャンプ―が2for3になっている場合、1つだけで購入すると4ポンドのままです。
しかし、3つまとめて購入すれば3つ手に入るので1つあたりの価格はたったの2.7ポンドで購入できる計算になります。
特にこの2for3がお得なのは日用品です。
トイレットペーパーや歯ブラシ、ペットボトルのお水、頻繁に食べる冷凍食品などいずれは必ず使うものに焦点を当てて2for3を活用しましょう。

2for3でも2つ購入する必要がない商品
いくら2for3だからと言っても、必ず2つ必要になるかどうか分からない商品は一度考え直しましょう。
・ コップや食器
・ 文具類
・ 衣類
・ タオル
・ 玩具
・ 工具など
これらの商品は必ずしも2つ必要になるわけではありません。
いつか壊れるかもしれないからと言えど、同じドライバーを2つ持っていてもまず使う必要がないですよね。
1年以内に2つ以上使うかどうかを判断基準にして購入すると間違いないでしょう。
2for3で購入して損してしまう商品
2for3で購入したのに結局使わずに捨てる必要が出てくる商品も中にはあります。
例えば、
・ 子ども向けの商品
・ 食べない、または使わない可能性がある商品
など
2for3でまとめ買いしても、賞味期限が近すぎる商品は期限内に食べられない可能性があります。
せっかく1つ分以上の料金を支払って購入したのであれば、使い切れることがお得になることの条件となります。
賞味期限が近すぎて、多分そんなにも食べられないだろうと予測される場合は購入する前にもう一度考え直しましょう。
また、子ども向けの商品も要注意です。
来年の夏にまた使えるから今のうちにまとめて買っておこうと思っても、子どもの成長は早いので1年後には同じサイズのTシャツが着られなくなることもよくあります。
あまり長期的すぎるプランを組むのではなく、やはり半年から1年以内には使えるものをまとめ買いするようにしましょう。

結局使わなければ意味がない
2for3で発売されている商品は、通常の価格よりもかなりお得に購入できるようになっていることがあります。
このお得感に誘われて購入してしまし、結局のところ1つも使わなかったということはよくある話です。
安物買いの銭失いになってしまわないように、まとめ買いをするときはまず自分にとって必要な商品かどうかをよく考えましょう。
2for3はイギリスで節約したい人にとってはとてもおすすめできるスーパーの目玉商品です。
2for3の商品を見かけたら、自分に必要かどうかをよく見極めてまとめ買いで節約しましょう。(執筆者:森 亜美)