宝島社の付録がすごい

宝島社の付録がすごい

≪画像元:宝島チャンネル

書店に行くと、雑誌売り場の一角にたくさんのバッグやポーチがぶら下がっていることがあります。

「書店でバッグも売り始めたか」と思ってしまうほどたくさんのバッグがありますが、実はそれらのバッグはすべて雑誌の付録です。

雑誌の付録といえば、特集をまとめた冊子や薄いメモ帳、あってもいいけどなくてもいいカードケースが定番でした。

しかし、最近は「これだけで売れる」というレベルの付録が続々と登場しています。

中には、雑誌代に付録代をしっかり上乗せした値段で売っている雑誌もありますが、付録だけで十分に元が取れる値段で売っている雑誌もあります

今回は、とくに付録の充実度が高い「宝島社」の雑誌の中でもお得度が高い雑誌を取り上げます。

宝島社の雑誌は、テーマを絞っているのでムダがない

一般的な女性誌は、芸能情報やはやりのモノ料理や化粧品など幅広くテーマを取り上げます。

一方、宝島社はターゲットを一つに絞り雑誌を作っています

そのため

「この特集だけが読みたいから買ったけど、残りの記事は興味がなかった」

という無駄がありません。

例えば「スターウォーズ」が好きな人ならば、スターウォーズの雑誌を買えばいいのです。記事内容はもちろん、付録もスターウォーズ好きにはたまらないグッズが入っています。

1. スケジュール帳

気にいった「スケジュール帳」が付録にあれば、買った方が得です。

新年のスケジュール帳は単独で買うと意外と高価です。

しかし、雑誌の付録ならば1,000円以内でスケジュール帳を手に入れられるだけでなく、雑誌までついてきます

白泉社が出している雑誌「MOE」は、毎年12月号の付録がムーミンのスケジュール帳です(2018年は11月号の付録)。

ムーミンダイアリー

≪画像元:月間MOE

毎年使い勝手がよくなるように改良されています。

890円で手帳と雑誌が手に入るお得な雑誌です。


≪筆者も愛用しています≫

2. 2,000円以下で名画グッズが手に入る

宝島社では、ブランドをテーマにした雑誌が有名ですが、実は画家をテーマにした雑誌があります。

もちろん、雑誌にはテーマに合った付録がついています。

例えば「フェルメール」をテーマにした雑誌には、有名な「真珠の耳飾りの少女」が描かれたポーチやバッグが付録についています。

フェルメール ポーチ&ポケットクリアファイルBOOK

≪画像元:宝島チャンネル

有名な画家の作品が描かれたグッズが欲しければ「美術館のショップで買う」ことが常識でしたが、美術館のショップで売られているグッズは、どれも値段が高く、意外とバッグやポーチはありません

雑誌代の約1,500円だけで雑誌もポーチもファイルも手に入るとは驚きです。

そして、画家によってグッズの種類が工夫されています。

フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」は、男性よりも女性の方が好む傾向があります。

そのため、付録は女性向けのポーチやファイルになっています。

ターゲットは女性とは限らない

葛飾北斎をテーマにしたときには、男性でも使える青地のマルチケースが付録でした。

葛飾北斎の万能マルチケース

≪画像元:宝島チャンネル

「この画家が好きな人ならこういうグッズを喜ぶだろう」という、まさにツボを押さえた付録です。

「叫び」で有名なムンク

2019年1月20日まで東京都美術館で「ムンク展」が開かれます。

宝島社から「ムンク」をテーマにした雑誌が発売されています。

ムンクの「叫び」が一面に描かれたトートバッグが付録になっています。

「ムンクが好きな人は、絵と同様にインパクトがあるものが好きだろう」という企画者の狙いを感じるツボを押さえた付録です。

バッグだけでも数千円しそうですが、1,706円(税込)の雑誌を買えばバッグが付録でついてきます

ムンクの世界 絵画セレクション BOOK

≪画像元:宝島チャンネル

「かもめ食堂・北欧・ムーミン」にピンときたら「リンネル」

宝島社では、北欧をテーマにした雑誌がいくつかあります。

北欧といえばムーミンやサンタクロースをイメージしますが、映画「かもめ食堂」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

「かもめ食堂」は、2006年に公開されたフィンランドのヘルシンキを舞台にした映画です。

ゆったりとしたストーリーとフィンランドの洗練されたブランド「マリメッコ」や「イッタラ」「アラビア」の小道具が話題になりました。

同時に、フィンランドの生活リズム、生活スタイルに憧れる女性が増えるきっかけとなったのです。

ムーミンやサンタクロースをテーマにした雑誌はたくさんありますが、北欧の生活スタイルまで取り上げた雑誌は少ないでしょう。

付録の質が高い「リンネル」

宝島社の「リンネル」は、北欧の生活に憧れる女性に人気の雑誌です。

ムーミンが描かれていなくても、北欧好きムーミン好きが好むような付録が毎月ついています。

「かもめ食堂」の主人公が持っていそうなマルチケース、ふわふわした素材のバッグなど自分では見つけられないけれど、小道具に使われていそうな付録が魅力です。

あったかボアの親子トートバッグ

≪画像元:宝島社

そしてなにより、雑誌の値段が890円。

筆者は「どうしてこの値段でこのクオリティの付録がつけられるのか」不思議でなりません。

宝島社からは北欧をテーマにした雑誌で「暮らしと私と北欧と。」1,598円(税込)や「MOOMIN」2,138円(税込)もあります。

それぞれに個性があり、付録の雰囲気も違います。

12月号は宝島社以外の雑誌でも付録が豪華になります。

本屋さんで付録を眺めているだけでも楽しいです。(執筆者:式部 順子)