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「ふっこう割」で、西日本と北海道をお得に旅しよう 対象期間、宿泊予約方法などをご紹介します。

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「ふっこう割」で、西日本と北海道をお得に旅しよう 対象期間、宿泊予約方法などをご紹介します。

台風や梅雨前線の影響で西日本を中心に大きな被害が出た「平成30年7月豪雨」。

9月に北海道で起きた「北海道胆振東部地震」。

各地に大きな被害をもたらし、まだまだ復興できない状況のまま不安な日々を送っている人達がたくさんいます。

そんな復興への足掛かりのひとつとして導入されたのが

13府県ふっこう周遊割」と「北海道ふっこう割

地域経済の回復や観光業の支援策としても有効な取り組みとして注目されています。


今回は被災地への応援とお得な旅行という2つのメリットがある「ふっこう割」についてご紹介します。

13府県ふっこう周遊割

13府県ふっこう周遊割

≪画像元:【公式】13府県ふっこう周遊割お知らせサイト≫

「13府県ふっこう周遊割」とは、国が交付する「平成30年7月豪雨観光支援事業補助金」の対象となっているエリアの旅行や、ボランティアとして行く場合の宿泊費がお得になる観光支援事業です。

旅行者が対象となる2府県をまたいで宿泊するか、同一府県における合計2泊以上の連泊に対して支援金が交付されます。

またボランティア活動に参加する方の場合は、対象府県での2泊以上の連泊に対して交付されます。

このたび対象期間が延長され、平成31年1月31日(木)の宿泊分までが利用可能となりました。

対象となるエリア

京都府(京都市を除く)、岐阜県、兵庫県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県

ひとり1泊あたり最大6,000円お得になるエリア

岡山県、広島県、愛媛県

ひとり1泊あたり最大4,000円お得になるエリア

京都府、岐阜県、兵庫県、鳥取県、島根県、山口県、徳島県、香川県、高知県、福岡県

13府県ふっこう周遊割の対象エリア

≪画像元:【公式】13府県ふっこう周遊割お知らせサイト≫

注意事項

先着順なので早めの申し込みがオススメです。

期間内であっても支援金が上限に達し次第、販売が終了となります。)

各府県によって申請条件が異なるので、各府県のHPを確認してください。

広島県の場合

広島県の場合

「旅行会社で指定された旅行を申し込む」

1泊目~広島県での宿泊旅行:ひとり1泊あたり最大6,000円お得

2泊目~広島県もしくはその他対象の12府県での宿泊旅行:最大4,000~6,000円お得

          ↓
旅行代金が合計で最大1万2,000円もお得になります。

交通機関と宿泊がセットになったプラン、また旅行会社のプランではなく、自分で宿泊施設を予約する方法もあります。

「旅行会社のプランではなく、自分で宿泊施設を予約する場合」

自分で宿泊施設を予約して支援金を申請するかースの方法は次の通りです。

(1) 宿泊証明書(様式5)を宿泊事業者に提出し、必要事項を記入・捺印してもらう
 ↓
(2) 宿泊日から20日以内(消印有効)に各書類を提出
   申請書兼請求書(様式3)
   個人情報の取扱いに関する同意書(様式4)
   宿泊事業者に記入・捺印してもらった宿泊証明書(様式5)
   行程表(様式6)
   宿泊に係る領収書(原本又は写し)
   他府県での宿泊証明書(写し)

(3) 支援金の支給

予め支援金を割り引いたプランを提供する指定宿泊施設も用意されています。

但し宿泊施設によって適用条件が異なるので、必ず事前に確認するようにしましょう。

支援金は宿泊料金の額を上限としています。

例:対象宿泊費1万円(税抜)→支給額6,000円
  対象宿泊費5,000円(税抜)→支給額5,000円

利用期間中の宿泊上限はありません。

「ボランティアの方の場合」

広島県での宿泊費が、ひとり1泊あたり最大6,000円お得になります。

(1) 宿泊事業者に宿泊証明書(様式9)を提出し、必要事項に記入、捺印してもらう
 ↓
(2) ボランティアに参加し、ボランティアセンター(社会福祉協議会)に活動参加証明書(様式10)を提出し、必要事項に記入、捺印してもらう
 ↓
(3) 宿泊日から20日以内(消印有効)に各書類を提出
   申請書兼請求書(様式7)
   個人情報同意書(様式8)
   宿泊証明書(様式9)
   活動参加証明書(様式10)
   行程表(様式11)
   宿泊に係る領収書(原本又は写し)
 ↓
(4) 支援金の支給

支援金は宿泊料金の額を上限としています。

例:対象宿泊費10,000円(税抜)→支給額6,000円
  対象宿泊費5,000円(税抜)→支給額5,000円

利用期間中の宿泊上限はありません。

必要書類は予めダウンロードしておくようにしましょう。

また書類の種類が多いので、不備がないかどうかしっかり確認することも大切です。

領収書の提出も必要となるので、紛失しないように気を付けましょう。

北海道ふっこう割

北海道ふっこう割

≪画像元:北海道ふっこう割宿泊・ツアー予約

平成30年9月に発生した北海道胆振東部地震。

このエリアはもちろんのこと、北海道全体の観光業にも大きな打撃となっています。

北海道が安全な観光地であることをアピールするために導入されたのが「北海道ふっこう割」。

国の補助金による観光支援策で、風評被害を払拭し、地域経済の早期回復を図るためにひとりでも多くの人に北海道を訪れてもらいたいという願いを込めた取り組みです。

「北海道ふっこう割」の実施期間は平成30年10月4日~平成31年2月28日のチェックアウト分までの旅行・宿泊が対象となっています。

宿泊商品の補助金による支援金額

オンライン宿泊予約サイトでは「ふっこう割クーポン」の配布、旅行事業者では支援金額分を割り引いた宿泊プランなどが販売されています。

その割引額は次の通りとなっています。

・大人2名以上、宿泊料金合計4万円以上の場合 →2万円の割引

・大人2名以上、宿泊料金合計2万4,000円以上の場合 →1万2,000円の割引

・大人2名以上、宿泊料金合計1万8,000円以上の場合 →9,000円の割引

・大人2名以上、宿泊料金合計1万2,000円以上の場合 →6,000円の割引

・大人1名以上、宿泊料金合計6,000円以上の場合 →3,000円の割引

※1旅行連泊の場合の1人あたりの支援上限額は3万円/1人3泊まで(回数制限なし)

ツアーなどの交通付旅行商品の補助金による支援金額

旅行会社が販売するツアー(募集型企画旅行商品・受注型企画旅行商品)が対象です。

宿泊地が北海道内の1か所であれば1泊あたりの50%を補助、2か所以上については3万5,000円を上限に、1泊あたりの料金の70%を補助します。

例:千歳市、札幌市、旭川市に各1泊ずつ、宿泊料金がそれぞれ1万円で合計3万円になる場合 →合計金額の70%にあたる2万1,000円が補助される

・1泊以上1旅行上限2万円まで →最大5割引き

・複数地域2泊以上1旅行上限3万円まで →最大6割引き

・複数地域3泊以上1旅行上限3万5,000円まで →最大7割引き

日本旅行が販売した商品の一例

宿泊版 元気です北海道ふっこう割クーポン

≪画像元:日本旅行 元気です北海道ふっこう割

「宿泊版 元気です北海道ふっこう割クーポン」

クーポン獲得・予約期間:2018年10月24日(水)~12月27日(木)

旅行対象期間:2018年10月24日(水)~2019年2月28日(木)帰着分まで

※プランにより申し込み期間等が異なります。

対象目的地:北海道

割引額
・大人2名以上、4万円以上の宿泊予約 →2万円引きクーポン
・大人2名以上、2万4,000円以上の宿泊予約 →1万2,000円引きクーポン
・大人2名以上、1万8,000円以上の宿泊予約 →9,000円引きクーポン
・大人2名以上、1万2,000円以上の宿泊予約 →6,000円引きクーポン
・大人1名以上、 6,000円以上の宿泊予約 →3,000円引きクーポン

「ツアー版 元気です北海道ふっこう割クーポン」

クーポン獲得・予約期間:2018年10月24日(水)~12月27日(木)

旅行対象期間:2018年11月1日(木)~2019年2月28日(木)帰着分まで

※プランにより申し込み期間が異なります。

対象目的地:北海道(航空付宿泊プラン・JR付宿泊プラン)

割引額
・大人4名以上、16万円以上のツアーの予約 →8万円引きクーポン
・大人3名以上、12万円以上のツアーの予約 →6万円引きクーポン
・大人2名以上、 8万円以上のツアーの予約 →4万円引きクーポン
・大人1名以上、 4万円以上のツアーの予約 →2万円引きクーポン

宿泊版もツアー版も枚数限定で、なくなり次第終了。

宿泊商品は

・日本旅行
・JTB
・近畿日本ツーリスト
・阪急交通社
・H.I.S.
・JALパッかージツアー
・ANAスカイホリデー
・クラブツーリズム
・楽天トラベル
・るるぶトラベル
・じゃらん
・ヤフートラベル

などでも販売されています。

まとめ

とてもお得でありながら、被災地の支援もできる「ふっこう割」。

非常に人気が高いため、販売と同時に売り切れになってしまう商品も少なくありません。

この機会に被災地の状況にももう一度目を向け、それぞれのカタチで応援していく思いを繋げていきましょう。(執筆者:藤 なつき)

《藤 なつき》
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執筆者:FP2級 藤 なつき 藤 なつき

保険・マネー・健康・医療・福祉・教育・伝統工芸・伝統行事等、幅広い分野の記事を執筆。お仕事をさせて頂きながら、自分自身もたくさんの発見と新しい知識を身に付けさせてもらっていると感じる毎日。2013年FP2級取得。東京育ち、福岡在住。 寄稿者にメッセージを送る

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