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「私は大丈夫」とみんなが思っている
多くの人がそう考えています。
しかし、ちょっとした油断で盗難や犯罪の被害に遭います。
100均にあるアイテムで簡単な防犯対策はできるので、普段からできる範囲行っておきましょう。
旅行中にスーツケースごと盗難
旅行中、スーツケースはかさばるので常に持っていられないときもあります。
新幹線に乗った時は、デッキにある荷物置き場などに置くしかありません。
荷物置き場に置くと、だれもいなくなるので盗難に遭う可能性があります。
バイオリニストの高嶋ちさ子さんは、某有名ブランドのスーツケースを車両の端にあるスペースに置いていて盗難に遭ったそうです。
たとえ自分の席の前に置いていてもトイレなどに行っている間に盗難に遭う可能性もあります。
ワイヤータイプのカギで固定

スーツケースなどの盗難防止に役立つのがワイヤータイプのカギです。
荷物置き場にある仕切りのポールなどに固定できます。
ダイヤルロック式なので、その場ですぐに解除できて便利です。
カギは忘れにくい番号にしておきましょう。
新幹線に限らず、旅行時には一時的にスーツケースを持ち込めない場面に遭遇することもあります。
100均の簡単なカギがあるだけでどこかに固定し、安心して少しその場を離れることもできます。
ぜひ、ひとつバッグの中に入れておきましょう。
深夜の夜道はアラーム必須

スマホにも防犯アラームのアプリがありますが、いざというときにはシンプルなアラームが役に立ちます。
ダイソーの100均「LEDライトブザー付」は普段は、カバンなどにつけておけます。
特に危ない時間帯や、危険を感じるような場所を歩くときには手に持っていた方がいいでしょう。
普段は夜カギを開けるときに使うライトとして活用できるので便利です。
犯罪者は音を恐れると言われているので、いざというときはすかさずブザーを鳴らしましょう。
ダイソーのブザーの音はかなり大きく、犯人にダメージを与えるには十分だと感じました。
狙われる自転車の前かご

私は自転車に乗っていた人がひったくりに遭った現場に遭遇しました。
彼女は大声を出して叫んで追いかけましたが、犯人はバッグをひったくるとバイクで全速力で逃走しました。
この人は、前カゴにカバーをつけていなかったので、犯人はそこを狙ったのだと思います。
話を聞くと携帯も盗まれたとのことなので、電話を貸したのですが、彼女は何と前カゴに入れていたバッグに携帯から財布、さらには貯金通帳や印鑑まで入れていたそうです。
財布にはクレジットカードや銀行のキャッシュカードなども入っていますから、ダメージは計り知れません。
前かごカバー

ダイソーにはいくつか種類があり、いろいろ試しました。
1番魅力的なダブルファスナー付きのものはサイズが小さくて家の自転車に合いませんでした。
幅が33cm×高さが32cm×奥行きが28cmなのですが、このサイズはたいていの自転車の前カゴには小さいのではないかと感じます。
購入前にサイズを計ってください。
おすすめは、単純に前カゴを覆うタイプです。
どの自転車の前カゴにも対応できるし、雨よけにもなります。
ものを出し入れするのもファスナー付きのものよりシンプルでラクです。
取り付けるのも簡単です。
1. カバーを広げてハンドルの付け根部分にヒモを結んで固定する。
2. かごカバー両脇のゴムをカゴの後ろに回して、付属のS字クリップで留める。
この2ステップで取り付けられます。
後ろかごカバーもあります。
いっぱい買い物をしたときも、このカバーをかけておけばカゴから物が落ちたりするのを防いでくれます。
シンプルだけど役立つアイテム
いたってシンプルなダイソーの防犯アイテムをご紹介してきました。
自分は犯罪に遭遇しないと思わないで、ぜひ、最低限の防犯対策はしておきましょう。
ひったくりに遭った人は、かなり取り乱してショックを受けておられました。
まずはダイソーの100均アイテムでいいので、防犯対策を始めましょう。(執筆者:桜田 園子)