1年が終わります

年末に近づいてきましたが1年の区切りというのは大事なことです。

1年間の貯蓄額の推移、投資を始めた結果の投資資産の確認や、放ってしまっていたものの片付けなどいろいろあります。

お金の話題ではありませんが、年末にやりたくないことは大掃除です。

個人的には寒い季節ではなく夏や秋にしたいと思っています。

年末に近づいてきましたね

実家の帰省で心配になること

年末年始や夏休みとなると帰省という方もいらっしゃると思います。

今年はお休みとして1月4日を追加すれば9連休です。

私が帰省すると毎年感じることは、実家の周辺の街並みの変化です。

自分が40代や50代になってくると家族や親せきが病気になったり、亡くなったり、そして一番身近な家族が1歳ずつ年を取っていくということを実感します。

どんな人でも1回きりの人生です。

どの場面で人生が終わりを迎えるのかは今健康でいる人にとって、ますます分かりづらいことだと思います。

人生の後半で家族の老いはそこまで来ている。

そんな状況の方が気になることは、

「将来実家の住まいをどうするか」

「田畑をどうしようか」

「親の介護となったときどうしようか」

ということだと思います。

どこに何があるかわからない

どこに何があるのかわからない

もうずいぶん昔ですが、保険会社で営業をしていた頃お会いした方で「親が亡くなり、家の整理をしている」という人がいらっしゃいました。

その方は日々忙しく、休日もスポーツをされていてあまり実家に帰ることはなかったようでした。

そしてその人が言っていたのは

何がどこにあるのか分からない

ということでした。

・ 病気で入院していれば入院の請求をしたいのに保険の契約があるかどうかも分からない

・ 亡くなった後に保険金が出る契約をしているのであればその契約内容がわかるといいのだけれどまったく見当もつかない

ということです。

郵便物を探したり、通帳を見つけて口座から引き落とされている状況がわかれば探す先も出てきますがそれもわからなかったようです。

何十年も離れているとなかなか難しいことだと思います。日頃帰省をしていてもわからないかもしれません

昨今では終活や老い支度といって自らがどんな治療を望むのか、保険はこの会社で入っている、今までのお墓はそのまま維持してほしいといった意思表示をする方も増えてきました。

しかし誰もがそういう風に思ってくれるわけではありません。

本人の意思は変えられない

周りの家族ができることは「いいきっかけがあったときに話せる状況を作っておく」ということだと思います。

そしてコミュニケーションを続けていくことだと思います。

そのためにも回数は少なくても定期的に家族に会うことが大事だと思います。

コミュニケーションを続けていくことが大事

どんな話に耳を傾けるべきか

会話の中から自分たちが知らない親せきの話が出てくることがあるかもしれませんし、実は遠方に土地があるといった話が出てくるかもしれません。

何がどこにあるのか、家族や親せきを把握できているのかということに注力して会話の中から、また実家で片づけの手伝いをしながら少しずつ情報を得ていくことだと思います。

もし遠い場所に土地があるならばその土地も相続財産です。

相続人が何人かいる場合その土地がとても活用しにくい立地であれば皆がいらないと思うかもしれませんし、活用しやすい土地であれば皆がほしいと思うかもしれません。

これは家族間のもめごとになりやすいです。

万が一の事ばかりになっていますが一番大事なことは、資産や親せきのことよりも家族の認知症の予兆を知ることだと思います

忘れやすくなると本人の記憶があいまいになり、情報収集がより難しくなってくるからです。

心配しているという気持ちから伝えていこう

いきなり「今いくらあるの?」、「もうこっちに来て暮らそうよ」などの唐突な話ではなく、家族として心配していること、もし何かあったときに周りにいる親せきといろいろ争わないようにしたいということから伝えていってもいいのではと思います

正直、こういった情報収集は決して効率的ではありません。

だからこそ日頃から話を聞き、会う機会を作っていくのは大切です。

情報収集ができることで万が一の場合、認知症になってしまった場合の対策を考えられます。

まずは帰省をすることからです。

これは今すぐにでもできることです。

できることからはじめていきましょう。(執筆者:堀口 雅子)