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子供が独立してできた余剰金を浪費しない あらためて考える「お金の管理」について

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子供が独立してできた余剰金を浪費しない あらためて考える「お金の管理」について

子供が就職し独り立ちすれば家計の負担は軽くなり、そこから定年退職するまでの期間は「人生で最後のお金のため時」になります。

そこで余裕があるからと気を抜いていたら、お金をためられることなく気づいたらあっという間に老後になってしまうこともあります

今回は子育てが落ち着いた時にあらためて考えたいお金の管理についてお話したいと思います。

お子さんが就職

子供が独立する前と後のライフイベントの違い

お金をためるには明確な目標があるほうが、目標がない人よりもはるかにうまくいきます

子供を育てている期間には子供の成長に合わせて進学や課外活動、家族旅行などのライフイベントと呼ばれるものが沢山あると思います。

ですが、それらは自分達で目標を設定しなくても誰しもが通るレールに沿ったライフイベントが多かったのではないでしょうか。

つまり半自動的にある程度の目標があり、それに向けたお金の管理が無意識にできていたのかもしれません

しかし、子供が独立した後はそういった半自動的に訪れるライフイベントはあまり多くありません。

目標を持つことの効果

次の目標をきめること

目標がないと人はついついお金を使ってしまいます。

「余裕があるからいいか」と少しの気の緩みがズルズルと長続きし、最終的に習慣となり浪費が多くなります。

そういった事態を避けるためには、目標を持つことが重要です。

目標は海外旅行や、老後資金準備などなんでも構いません。

目標が定まれば金額を設定し、毎月先取り貯金ができます

先取り貯金をすることで、子供が独立してできた余裕なお金が減り、無駄遣いができなくなります。

そして、無駄遣いが意識できるようになれば普段の買い物ではそれが本当に必要なものなのか、そしてより安いものをというように値段を意識できます。

さらに、人というのは不思議なもので、大きな嗜好の目標がある人ほど他の小さな嗜好には目がくらむことは減り、さらには我慢できるようになります

例えば海外旅行に行って本場のカフェを味わいたいと思っている人が近場にある普通のカフェに行きたいと思わなかったりするのと同じようなものです。

このように目標を持つことで他のさまざまな要因にもいい影響を及ぼし、自然とお金がたまる生活習慣となっていきます。

お金の管理の習慣が抜けてしまう前に次の目標を

大きな肩の荷が下りてから多少はご褒美にお金を使ってもいいかもしれません。

しかし、お金を使う習慣となってしまうということを避けるために、子供が独立する前のお金の管理の習慣が抜けてしまう前に新たな目標を見つけ、自分の人生を豊かにするためにしっかりとお金のためていきましょう。(執筆者:西田 凌)


《西田 凌》
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西田 凌

西田 凌

以前は生損保を幅広く取り扱う保険代理店に勤務し、たくさんのお客様と直接お会いしてご相談に乗らせて頂いておりました。現在はどこの金融機関にも属さずに完全独立系のファイナンシャルプランナーとして農家の方を中心に家計見直しのベストなアドバイスをしています。 その傍らで金融や保険に関する記事の執筆も手掛けており実際のご相談の現場を通して得た皆様に役だつ情報をお届けしたいと思っています。 <保有資格>2級FP技能士、AFP 寄稿者にメッセージを送る

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