※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

【再婚後のリアルな金銭事情】上手くいく秘訣は「お金」にある 経験者の声を集めました。

ライフ 家計
【再婚後のリアルな金銭事情】上手くいく秘訣は「お金」にある 経験者の声を集めました。

子連れ離婚と再婚経験のある筆者は、「再婚」に対して人より親近感があります。

しかし、きっと世の多くの人からすると「再婚」には高いハードルがあることでしょう。

そこで今回は、再婚経験者に再婚と金銭面の関係についての本音を聞いてみました。

愛だけでは再婚はできない…多くの再婚経験者が感じている金銭的なモヤモヤについて、早速チェックしていきましょう。

再婚後に上手くいく秘訣はお金にあった

再婚をする際、「金銭的な不安があった」人が6割

再婚するかどうか悩んでいるとき、その悩みのひとつとして金銭的な内容があったかどうかアンケートを実施したところ、「ある」と答えた方が6割という結果になりました。

初婚同士の男女であっても、お金の不安や不満はきっとあることでしょう。しかし、再婚ならではの金銭的な不安感もあります。

「不安はありましたね。小さい頃はまだいいですが、子供がどんどん大きくなると教育費がかかってくるのでその点でとても不安になりました」(連れ子あり再婚・40代女性・主婦)

連れ子がいる場合は、子どもの教育資金について悩んでしまうのです。

いくら再婚したとはいえ、相手に大きな金銭的負担をかけるのは気が引けるというのが本音

だとわかります。

もちろん、連れ子がいなくても、環境の変化に対応するための金銭面が不安になったケースもあります。

「再婚するにあたり不安はありました。賃貸住まいに加え、転職したばかりで給与が安かったからです。特に住居費は独り身で済んでいたアパートに住むわけにはいかず、広めのマンションを借りなければならない状況がありました」(連れ子無し再婚・50代男性・会社員)

独身寮に入っていた方や転職直後といった場合は稼ぎが少なく、再婚相手に胸を張れないという場合があります。

愛で乗り越えられる、支え合える…といってもやはりお金で心配させたくないというのが男女ともに根底にある意識だといえます。

再婚したら「金銭的な負担感が減った」家庭が7割

「再婚してから金銭的な負担感の変化はありますか。」という質問に対する回答は、次の通りです。

・ 負担感が減った:7割
・ 負担感が増えた:1割
・ 変わらない:2割

負担感が減った、増えた、それぞれの具体的な声を見てみましょう。

負担感が減った

再婚したら、金銭的負担感が減った

シングルマザー時代より裕福になった

「再婚したことで念願の専業主婦になることができ、再婚相手には本当に感謝しています。金銭的な負担は増えたどころか全くなくなり、シングルマザーで毎日どうしようと不安だらけだったのが

うそみたいです。お財布の管理も私なので自由にやらせてもらっていますし、負担も不満もありません」(連れ子あり再婚・30代女性・会社員)

シングルマザー、シングルファザーの場合は働く時間も働く場所も制限があり、収入が低めに推移してしまう人が多いですよね。再婚したことで裕福になったという切実な意見です。

再婚相手が高給取り

「負担は減りました。なぜなら、前の妻よりも再婚相手の方がはるかに年収が高いからです。そのため、私が収入の中から家計に入れる金額は以前よりも抑えられました」(30代男性・会社員)

再婚した相手が高給取りだった場合、必然的に自分のお財布から出すお金が減るケースもあるのですね。

負担感が増えた

独身時代のような節約ができなくなった

「一人暮らしの時と比べると全体的な出費は大きく増えたと思う。特に食費・暖房費は一人だとある程度がまんしてでも節約できる部分だったが、子どもの事や嫁の事を考えると、『寒ければ服を着込めばいい』、『朝御飯くらい食べなくても大丈夫』のような考えはできなくなった」(相手に連れ子あり再婚・30代男性・会社員)

一人暮らしだと多少むちゃな節約でもできますが、家族ができれば話は別です。

今までかからなかった部分に出費がかさむと感じる人もいるようです。

これから再婚を考えている人に、金銭的なアドバイス

通ってきた道、再婚経験者だからこそ言える金銭的なアドバイスについても伺ってみました。

「『自分の財布』と『嫁の財布』と分けて考えるのではなく、お互いに余裕ができたらお互いを支え合うような形にすると、お金の見える化ができていいと思います。」(相手に連れ子あり再婚・30代男性・会社員)

なかなか自分の財布を相手に渡す、預ける、見通しを良くするというのは抵抗があるものですよね。

しかし、離婚再婚を繰り返さないためにもだんだんと金銭的にも本音で話し合える関係を築けるよう努力したいところですね。

お金にルーズな相手じゃないか見極めて

また、再婚相手を逃がしたくないからと焦る気持ちはわかるものの、初婚の時以上にしっかり見極めることも大事だという意見がこちらです。

「まずは、再婚相手の仕事や収入が安定しているか、しっかり見極めてください。付き合っている段階でお金の貸し借りや仕事を辞めるような人もいるようです。再婚後も自身が仕事を続けるか、家計はどうするか。よく取り決めておくことをおすすめします」(連れ子あり再婚・40代女性・会社員)

お金にルーズな点がないか、借金はないか、といったように今あるお金と今後の折半具合についてはクリアにしてから結婚に踏み切ることをオススメします。

再婚する前に「お金のこと」を腹を割って話し合う

再婚前にお金のことを腹を割って話し合う

お金の話はちょっとシビアなので、詳しく話すと再婚を逃してしまうと控える方も多いのですが、後から揉めるのもお金の問題が大半を占めます

再婚で失敗しないためには、しっかりとお互いの貯金額や年収について腹を割って話し合うことが大切だといえます。

再婚を考えている方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。(執筆者:三浦 希枝)

《三浦 希枝》
この記事は役に立ちましたか?
+8

関連タグ

三浦 希枝

三浦 希枝

前職は海上保安庁に所属し、船舶料理士とヘリコプタ―降下員として勤務。退職後、フリーライターになり4年目に開業。子連れ離婚そして再婚を経て、二児のママとして仕事との両立を図っている。Webライティング講師業もはじめ、活動の幅を広げている。趣味は時短、節約。特技は水泳(インターハイ出場経験有!) 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集