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株主優待のマニア(アラフォー主婦、子ども一人)が優待商品につられてやってしまった失敗談

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株主優待のマニア(アラフォー主婦、子ども一人)が優待商品につられてやってしまった失敗談

さまざまな企業の物品・サービスなどを受けることができる株主優待は、優待好きな投資家にとって日常生活を豊かにしてくれるものであり、筆者も日々ありがたく利用させていただいております。

今回は視点を変え、筆者が株主優待にまつわる生活を送る中で「評判が良くて取得したけどなかなか使う機会がない」といった、ちょっと活用しきれなかった優待をご紹介します。

あくまで郊外在住・地元引きこもり系アラフォー筆者の超個人的感想であり、生活圏やお仕事・生活様式・嗜好により全く異なる見解になると思いますので、ご承知おきください。

優待商品につられてやってしまった失敗談

生活範囲に店舗がない

株主優待生活を営む上で有名すぎる銘柄といってよいのが「イオン(8267)」です。

株主優待を取り上げた雑誌やサイトの記事でも「イオン」に関する記述を目にする機会は多いですし、実際に株主である読者様も多いのではないでしょうか。

こちらの株主優待は、イオンモールの映画館で割引価格による観覧ができたり、イオンモールのラウンジで買い物中の休憩ができたりとさまざまな特典があります。

なんといってもイオンでの買い物時に保有株数に応じた割引サービスの特典を受けられる点、が大きいのではないかと思います。

筆者も上記の特典に惹かれてイオン株を保有した一人ですが、実は自宅から店舗まで距離があり日常的に利用できないため、買い物による割引特典はあまり受けることができませんでした

また、認知度の高まりとともに? イオンラウンジも混雑することが多くなり、休憩するのに30分並んだりと地味にストレスに(無料で休憩できるのですから文句は言えません)。

その状況で資金を拘束しているのがもったいないと思い、売却

ただ、買い物ではあまり利用できなくても、イオンモールのシネコンでは話題の映画が何本も同時に上映されているため、「株主優待で映画が観たいが、目当ての映画館で興味のある作品を上映していない!」ということは起こりづらく、有料ではありますが映画好きには良い優待であると思います

イオン(8267)

イオン

≪画像元:イオン

・ 株価 2,239円
・ 最低購入金額 22万3,900円(100株)
・ PER 53.8  PBR 1.73         
・ 権利確定月 2月末・8月末
・ 配当 34.00円/年
・ 配当利回り 1.52%

株主優待

<株主優待カード(イオンオーナーズカード)特典>(年2回)

2月末・8月末の新規株主に案内書を送付し、株主ご本人カード・ご家族カード各1枚の合計2枚のオーナーズカードを発行。

(1) 半期100万円までのお買上金額に対し、保有株に応じた返金率でキャッシュバック。

100株以上 3%
500株以上 4%
1,000株以上 5%
3,000株以上 7%

※利用可能店舗において、指定のお支払方法のお買上時に、オーナーズカードをご提示いただくことで特典適用

(2) 毎月20・30日のお客様感謝デーはさらにお得(お支払い時5% OFF特典あり)

<長期保有優待特典>(年1回)

2月末時点の株主名簿に基づき3年以上継続保有、1,000株以上所有でイオンギフトカードを進呈。

1,000株以上 2千円
2,000株以上 4千円
3,000株以上 6千円
5,000株以上 1万円


家族連れで行きづらい

株主優待といえば外食株もメジャーであり、ファストフード・ファミレスから専門店や居酒屋、高級店まで幅広いジャンルの店舗があります。

とくに居酒屋銘柄は優待利回りも高い企業が多く、筆者もいくつか保有しています。

居酒屋系優待のなかでも、駅前などに広く展開している「磯丸水産」、「鳥良」などを擁する「SFPホールディングス(3198)」は配当・優待利回りも5%以上と高く、人気の銘柄であり筆者も保有したことがあります。

店舗で供される料理も安くて美味しく、テーブルでできる浜焼きは筆者の子供も大好きなのですが、いかんせん禁煙席がなくタバコの煙が充満しちょっとキツい…

これはSPFホールディングスが運営する「磯丸水産」、「鳥良」以外のブランドの店舗でも同じような様子だったので、企業の方針なのかもしれませんね。

ということで、結局売却してしまいました。

とはいえ、東京オリンピックにむけ、東京都内では店舗内での原則禁煙が定められた「受動喫煙防止条例」が施行されるそうですので、今後様子が変わっていくかもしれませんが…。

SFPホールディングス(3198)

SFPホールディング

≪画像元:SFPホールディングス

・ 株価 1,927円
・ 最低購入金額 19万2,700円(100株)
・ PER 26.24  PBR 3.32         
・ 権利確定月 2月末・8月末
・ 配当 26.00円/年
・ 配当利回り 1.35%

株主優待

〈食事券(年2回)〉

100株以上 4千円分
500株以上 1万円分
1,000株以上 2万円分

※自社店舗で利用可

※(株)クリエイト・レストランツ・ホールディングス発行の株主優待券との併用可

また、「ダイナック(2675)」「バルニバービ(3418)」など、都心におしゃれな店舗を構える企業も人気で、筆者も株主優待をいただいたことがあります

しかし、生活圏に店舗がないこと、子連れで行く心理的ハードルが高いのと(笑)で、なかなか利用できる機会が訪れませんでした。

まったくもって企業様のせいではなく、「じゃあなんで株を買ったの?」状態ですが、こちらも早々に売却しました。(ただし、「ダイナック」、「バルニバービ」とも優待券と食品を交換できるので、そちらを利用してもよいですね

こちらの株は、子供が巣立ってからあらためて保有できればよいのですが…。

ダイナック(2675)

ダイナック

≪画像元:ダイナック

・ 株価 1,533円
・ 最低購入金額 15万3,300円(100株)
・ PER 34.78  PBR 2.37         
・ 権利確定月 6月末・12月末
・ 配当 12.00円/年
・ 配当利回り 0.78%

株主優待

〈自社経営店舗で利用可〉

100株以上 (1) 2千円(1千円券2枚)
500株以上 (2) 6千円(1千円券6枚)
1,000株以上 (3) 1万2千円(1千円券12枚)

※お食事券をご希望されない株主には、株主優待券をバラさずに表紙をつけたままですべて返送した場合、(1) 2kg、(2) 5kg、(3) 10kgのお米(コシヒカリ)と交換

バルニバービ(3418)

バルニバービ

≪画像元:バルニバービ

・ 株価 1,011円
・ 最低購入金額 10万1,100円(100株)
・ PER 30.14  PBR 3.25         
・ 権利確定月 1月末・7月末
・ 配当 7.50円/年
・ 配当利回り 0.74%

株主優待

(1) A. 食事券 もしくは B. オリジナル商品引換

100株以上 A. 1千円 × 1枚
200株以上 A. 2千円 × 1枚 もしくはB.
600株以上 A. 2千円 × 2枚 もしくはB.

B.の引換内容:食事券1枚につき、1アイテム(自家焙煎コーヒー豆オリジナル詰合せセット、オリジナルブレンド米「アス米」、オリジナル焼き菓子など)と交換
      
(2) 継続保有期間及び株数に応じたステイタスのメンバーカード発行

(3) 応募形式の抽選会及び株主限定イベントの開催

上記でご紹介した銘柄、読者様によっては「大変役立っている株」ではないかと思います。

ライフスタイルにより活用できる株主優待が異なってくる、ということがお伝えできていればよいのですが…。

株価の上昇や下落に巻き込まれ思い通りにはなかなか進みませんが、含み益が乗れば御の字、のスタンスで「自分が活用できる株主優待銘柄」に今後も投資していきたいですね。(執筆者:吉井 裕子)

《吉井 裕子》
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吉井 裕子

東京近郊在住の兼業主婦で小学生の息子がおります。スターバックスの優待欲しさに2009年頃から株式投資を始めて以来、株主優待の魅力にはまり、現在までに取得したことのある銘柄は120種類以上です。カリスマ優待投資家様には及びませんが、株主優待の楽しさをお伝えできれば良いなと思います。 寄稿者にメッセージを送る

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