キッチンや水回りなど小物が多い場所には、ものをかけられる小さなフックがあると便利です。
でも、壁や家具に穴を開けるのは、持ち家・賃貸を問わず少々ためらいます。
そこで役立つのが、壁や家具を傷めずに「はって・はがせるフック」です。
今回は、100円ショップのセリアで見つけた3つのタイプの「はがせるフック」を、筆者の利用法とともにご紹介します。
目次
1. マグネットフック
中に
強力なネオジム磁石が入ったマグネットフックです。
冷蔵庫や洗濯機、スチール製のキャビネットなどに取り付けられます。
玄関扉がスチール製であれば、そこでも使えますよ。
筆者はスチール製のデスクにつけて、普段使いのかばんを引っかけています。
最大保持荷重が2kgもあるので、かばんの中身が少々多くても気にせず使えるのが気に入っています。
2. シールフック
特殊な粘着テープがついていて、真下に引っ張ることできれいに取り外すことができるフック
です。
繰り返し使うことはできませんが、凹凸のない平面であればほとんどの場所に取り付け可能なので、幅広く活用できます。
筆者はシールフックを使って、靴箱横にワイヤーネットを引っかけています。
備え付けの靴箱を傷つけることなく、靴ベラや自転車のカギなど、玄関でよく使う小物をまとめておけるスペースを作ることができました。
3. シートフック(フィルムフック)
こちらは
気圧の力で接着するシートフックです。
つるつるした平らな場所に取り付けられるので、キッチンやお風呂場のようなタイルの壁がある場所で重宝します。
写真のシートフックは耐荷重5kgと十分な吸着力があるため、キッチンツールやお風呂の掃除道具などのほとんどは、問題なく壁かけにできるでしょう。
わが家では、Google Home Miniをキッチンの壁に取り付けるのにも使っています。
壁をうまく使うと、せまいスペースも有効活用できます。
また、写真のような透明なデザインのフックを選べば、インテリアになじみやすく悪目立ちしません。
鏡にも貼れるので、小物が散乱しやすい洗面所で活用するのもおすすめです。
はがせるフックを活用して家を便利にしよう!
100円ショップで購入できる「はがせるフック」を用意しておけば、壁や家具に穴を開けることなく、自分好みの場所にフックを取り付けられます。
100円と安価ながら、デザインも豊富で耐荷重も十分あり、とても使い勝手の良いアイテムです。
家をもっと使いやすくしたいという方は、ぜひ活用してみてください。(執筆者:AFP、2級FP技能士 青海 光)