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避けたい親族との「金銭トラブル」 体験談と「対処法」3パターン 学費を親から請求される…など

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避けたい親族との「金銭トラブル」 体験談と「対処法」3パターン 学費を親から請求される…など

お金の貸し借りは良いことではない…そう思いつつも、避けられない事情などもあります。

その相手が親族だった場合、皆さんはどう対処しているのでしょうか。

ここでは、実際に親族と金銭トラブルになった方へのインタビューを紹介し、どう対処したのかについても伺ってきたのでお話していきます。

今後の家族コミュニティの在り方を考えさせられる内容ですので、チェックしてみてください。

親族とお金で揉めたくない

1. 進学費用を後になってから請求され…大ピンチ

親に負担をかけたな…と多くの方が感じるのが、進学費用です。

望む道を進みなさいと、大学の学費を全額負担してくれたご両親に感謝していた男性ですが、無常にも後々請求されることになりました。

「就職先が決まって、報告しに行ったんですよ。その場で、『進学費用は少しずつでいいから全部返してね』と母親から、かかった学費の一覧表を渡されました。

受験料から入学金、学費、教材にかかった費用まで細かに書いてあって驚きました」(30代男性・会社員)

ちょっとずつ親にお金を送り、なんとか最近全額返済を果たしたが、その代償は大きく結婚資金はまだゼロで、彼女に責められているといいます。

学費については一時的に立て替えてくれているのか、はたまた返済を本気で求めているのかどうかの温度感は探りを入れておくべきだといいます。

もちろん、してもらったことに対しては少しずつ恩を返していこうとして当然ですが、「貸した金返せ」と親族から直接的に言われるのは結構ツライものがあります。

「まとまったお金ができたら親孝行するね…」とやんわり先手を打っておき、細かな請求が届かないようにするのは得策といえるでしょう。

2、結婚相手の両親から無心され続け、限界!

お金の無心をする親族

肉親ではなく、結婚相手の親からの無心もより辛いものです。

自分ではどうしようもない反面、かといって配偶者に「なんとかして!」とも言いにくいのでズルズルと無心され続けてしまう方もいます。

「旦那の母親からのLINEが怖くて仕方ありません。旦那にLINEがきたら、それはお金振り込めの合図ですから。

洗濯機が壊れた、お風呂のリフォームしたい…なんでも旦那に言ってきて、その都度旦那はお金を送っています。

断って欲しい反面、無碍にできない存在なので対応に困っている期間が数年ありました」(40代女性・主婦)

そして、彼女より先に限界を迎えたのはご主人だったそうです。

「いつまでこれは続くんだ?」と率直な疑問を親にぶつけたところ「子どもが親になにかしてあげるのは当然」という価値観がかえってきたそうです。

親とはいえ、別の人間で別人格ですから、価値観の差異はあって当然です。

話し合い折り合いを付けることをしなければ、どちらか一方の心が擦り切れるまでこの関係は続きます。

結局、このご夫婦は一切金銭のやりとりを今後行わないことにしたといいます

行動で示すことで「その価値観は受け入れられない」と伝えているのです。

いまだに連絡がきては「親不幸者!」と罵られるそうですが、お子さんの教育資金をためることもでき今は心身ともに充実しているそうです。

3、姉が離婚する?

自分の今の生活が成り立たなくなってしまっては本末転倒

「お金がなくて困っている」、「借金があって悩んでいる」…そんな連絡を想像しますが、現実はさらに厄介です。

この女性には2人の姉がおり、その1人が離婚するという連絡が母親から入りました。

「お姉ちゃんが離婚するから、お金を送ってほしいって。引越しの手伝いをしに飛行機に乗らなきゃだし、宿泊先も押さえないといけないし…って連絡がきたのが最初です。

旦那にこういう連絡きたと話したら、『お姉さんからは連絡きたの?』と冷静なツッコミが」(30代女性・パート)

聞けば「別れようかな」という愚痴はこぼしたものの、実際に離婚とまではいっていなかったという姉。

つまり、姉のありもしない離婚を口実に、金銭を要求していたということです。

情につけこんでお金をむしり取ろうとするなんて…と、母親の人格を疑ってしまったといいます。

こういう人間だったのか…と悲しくなる一方で、ウソを平気で付ける大人なんだなと自分の親のことを客観視できるようになったそうです。

今では年末年始に顔を出す程度で、若干の距離を保ちながら金銭的な要求を避けているそうです

親族からの金銭の要求は、どんな理由があっても少なからずストレスになります。

育ててくれた、良くしてくれた…と断りにくく、無理をしてでも対応しなければ…とつい思います。

しかし、自分の今の生活が成り立たなくなってしまっては本末転倒

伝えるべき事情や心情はしっかりと伝え、それで疎遠になってしまうような縁であれば割り切る勇気も必要だということがうかがえる体験談でした。(執筆者:三浦 希枝)

《三浦 希枝》
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三浦 希枝

三浦 希枝

前職は海上保安庁に所属し、船舶料理士とヘリコプタ―降下員として勤務。退職後、フリーライターになり4年目に開業。子連れ離婚そして再婚を経て、二児のママとして仕事との両立を図っている。Webライティング講師業もはじめ、活動の幅を広げている。趣味は時短、節約。特技は水泳(インターハイ出場経験有!) 寄稿者にメッセージを送る

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