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【筆者の持論】イデコ(iDeCo)で選択すべきは「ハイリスク・ハイリターン」金融商品である理由

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【筆者の持論】イデコ(iDeCo)で選択すべきは「ハイリスク・ハイリターン」金融商品である理由

イデコ(iDeCo)で選択するべき金融商品はどのようなものなのか考察すると

「長期分散投資で大事なのは株式主体の投資信託だと考えられる」

となる説明をします。

イデコでおすすめ商品はどれ?

イデコ(iDeCo)

個人型確定拠出年金のことです。

原則として20歳から60歳までのほぼすべての人が加入できます。

イデコ(iDeCo)は「もう1つの年金」とも呼ばれます。

老後のための資産形成の1つの手段です

自分でお金を出して、運用商品を決められます。

次の3種類のうち、どれが好きですか?

イデコ(iDeCo)での投資対象は大きく分けて次の3つがありますが、どれが長期分散投資の対象として良いと思いますか? 

(1) 元本確保型の預貯金タイプ
(2) ローリスクの債券主体の投資信託
(3) ハイリスクの株式主体の投資信託

答えは人それぞれですが、このような質問の仕方をした場合、(1) と(2) を選択する人が多いのではないでしょうか。

それは、多くの人が本能的にリスクの低いものを選びたがるからかもしれません

人は損失回避的なのでリスクが低い方を好みやすい

「つみたてニーサ」では(1) 元本確保型の預貯金タイプと(2) ローリスクの債券主体の投資信託は存在せずに、(3) のハイリスクの株式主体の投資信託が基本となっています

「増えない・少し増える・大きく増える」どれが好きですか?

いま「100」のお金を投資した場合、30年後にどうなっているのが良いと思いますか?

(1) 30年後に101程度になっている
(2) 30年後に150程度になっている
(3) 30年後に300程度になっている
投資して三十年後どのくらいになっていて欲しい

今度の答えでは、多くの人が(3) を選択したのではないかと思います。

それは、合理的に考えた場合「同じお金を、同じ期間、運用するのなら、できるだけ大きくした方が良い」と考えられるからではないでしょうか。

この上記二つの問題は、同じ趣旨の内容を、異なる表現方法にしただけです

人はリターンが高い方が好きなので、お金をできるだけ大きくしたいと考える

リスクとリターンはおおむね比例をすると考えられる

合理的に考えると、イデコ(iDeCo)での資産運用では、お金はできるだけ大きくした方が良いことに気がつきます

しかし人間は損失回避的な生き物なので、過度にリスクを恐れ、しばしばローリスクな金融商品を選択しやすくなります

ただ、理論上はリスクとリターンはおおむね比例する、と考えられますので、ローリスクな金融商品を選んでいては、大きなリターンが得られないかもしれません

長期投資ができるなら、期間中のリスクは無視してもいい?

お金を増やす方法に必ずしも正解はありません。

ただ、イデコ(iDeCo)のように原則として60歳まで引き出すことのできない口座の場合、運用期間中のリスクは過度に気にせずに、最大限お金が大きくなれる可能性を追求したほうが、合理的なのかもしれません

おすすめ商品はハイリスク・ハイリターンの株式主体の投資信託になる

数十年後の老後にお金が大きく育っていて困る人はいません。

お金はあっても邪魔にならないからです。

そうである以上、イデコ(iDeCo)での投資対象はハイリスク・ハイリターンの株式主体の投資信託になるのではないでしょうか。(執筆者:佐々木 裕平)

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《佐々木 裕平》
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佐々木 裕平

佐々木 裕平

金融教育研究所という事業所を運営しながら「普通の人のためのお金の増やし方」をお伝えしています。1級FP技能士としての正確な知識を背景に、楽しく分かりやすく、をモットーに活動しています。書籍「入門お金持ち生活のつくり方」(こう書房)ではAmazonkindleランキング全体1位を達成しています。 寄稿者にメッセージを送る

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