「いる」「いらない」判断に迷ったら、「現状での再選択」でシンプルに解決

「現状での再選択」

何かしらの決断を迫られたときに使える「現状での再選択」について紹介します。

「現状での再選択」とは、「もし、もう一度同じ状況になったら私はどうするか」と自分に問うことによって、より合理的な答えを見つけ出しやすくする方法の1つです。

さまざまなシーンで使えます。

3年付き合ってる恋人

「Aさんには3年間つきあっている恋人がいます。しかし、最近は気持ちがすれ違い気味です。Aさんは恋人と別れて、新しい生活を始めようかと悩んでいます。しかし、これまでにつぎ込んだ時間や手間を思うと、なんだか踏ん切りがつきません。」

これは、これまでに費やした時間やお金がもったいなくて、冷静な判断をつけにくい状況です。

どうしたら、冷静に答えを見つけ出せるでしょうか。

3年間付き合った彼女と別れるか否か悩む

このような時に、より合理的な答えを見いだしやすくする方法の1つが「現状での再選択」です。

方法は簡単です。

Step 1. 頭の中で、恋人と一度別れる。

Step 2. 頭の中で「その後、もう一度つき合うことになったら、自分はどうするか」を自らに問う。

先程まであった「これまでに費やした時間やお金がもったいなくて、冷静な判断をつけにくい状況」を仮に清算して身軽になったら自分はどうするのか、「現状での再選択」を自らに問うことで、より合理的な回答を見いだしやすくします

お金でも使える「現状での再選択」

これと似たような「これまでに費やした時間やお金がもったいなくて、冷静な判断をつけにくい状況」はお金でも起こり得ます。

例えば次のような状況です。

・ むかし入った保険がある。

→ 「不要な気がするが、これまでに費やした時間やお金がもったいない気がして解約できない。」

・ むかし購入した株式がある。

→ 「もういらないので手放したいが、値下がりしていて売りたくない。」

・ むかし買った服や靴。

→ 「不要な気もするが、これまでに費やしたお金がもったいなくて捨てられない。」

よくある事態です。

こんな時に「現状での再選択」をします。

Step 1. 頭の中で、一度「解約する」、「売却する」、「捨てる」。

Step 2. その後、頭の中で、もう一度、契約・購入するかどうかを検討する。

こうすることで、本当にいるもの・いらないものをより合理的に見つけることができます

現状での再選択

「現状での再選択」ですっきり身軽に

私たち人間は、時おり非合理的な考え方をします。

そのため、不要なものでも「これまでにかけた時間や費用がもったいなくて」ずっと大切にしてしまう、ということがあります。

一方で、捨てたり、手放したりすることで、身軽になったり、気持ちがより明るくなったりすることもあるかもしれません。

判断に迷った時は、「現状での再選択」を試してみてはいかがでしょうか。(執筆者:佐々木 裕平)

この記事を書いた人

佐々木 裕平 佐々木 裕平»筆者の記事一覧 (44) http://kinikuk.com/

金融教育研究所という事業所を運営しながら「普通の人のためのお金の増やし方」をお伝えしています。1級FP技能士としての正確な知識を背景に、楽しく分かりやすく、をモットーに活動しています。書籍「入門お金持ち生活のつくり方」(こう書房)ではAmazonkindleランキング全体1位を達成しています。
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