ピクニックや運動会の行楽弁当なら、作る側も「たまに」ですから楽しめます。

大変なのは、週に4日以上毎日作る「普段のお弁当」です。

予算オーバーにもマンネリにもならないお弁当作りを継続するために、気をつけたいポイントをまとめました。

読んで役立つお弁当作り

1. 食べる人に合わせたお弁当作りを

食べる人によって、お弁当作りのポイントは違います。

成人男性・成長期の男子

基本的に、成人男性や成長期の男子はカロリーの消費量が多いので、見栄えよりもボリューム重視で間違いありません。

腹持ちが悪いと、夫は甘ったるい缶コーヒーで、息子は帰宅途中にスナック菓子で補充するでしょう。

成人女性

成人女性は見栄えと栄養バランスの両方が必要です。

コツは、メインの魚や肉もしっかり入れること。

ダイエットを気にして物足りないお弁当を作ると、結局はコンビニで食後のデザートやおやつを買ってしまい、本末転倒です。

成長期の女子・幼児

成長期の女子と幼児(男女問わず)は、見栄えが良ければ普段嫌いなものでも食べてしまうのが特徴です。

キャラ弁やデコ弁にも、いちいち反応してくれますから、作る側も楽しいです。

幼児期は、偏食気味でも気にしないようにしましょう。

10歳を過ぎて運動量が増えれば変わります。

体育会系女子

唯一、体育会系の女子は要注意です!

ボリューミーなおかずを好みますが、それでも男子の比ではありませんから気をつけてください。

男子並みに炭水化物と油分の多いお弁当は、慢性的な胸やけ、生理不順、ニキビや口内炎につながります。

2. 定番食材でオリジナル冷凍食品を作る

安くておいしい定番食材を、オリジナルの冷凍食品にすれば、お弁当作りはぐっと楽になります。

お米

冷凍ピラフ

白米だけではありません。

普段から、ピラフ、チャーハン、チキンライスは多めに作って、お弁当用に小分け冷凍しておきましょう。

味付きご飯はごちそう感があるので、あると非常に助かります。

薄焼き卵を載せれば「なんちゃってオムライス」になります。

豚肉を調味液に漬け込む

色々な味付けを楽しめる肉類は、購入したらすぐ下処理をしておきましょう。

日持ちする肉の順番は

牛肉→豚肉→鶏肉

です。

下処理といっても、小分けして調味液に漬けておくだけ。

以下は調味液の作り方例です。

・酒、砂糖、塩
・酒、めんつゆ
・オリーブオイル、ブラックペッパー
・サラダドレッシング(ノンオイルではないもの)
・ケチャップ、砂糖、塩コショー

どれも冷蔵3日は余裕、4日目からは冷凍庫へ移動させましょう。

ハンパ食材ミックス

ハンパ食材ミックスの冷凍しめじ

ジップロックにキノコミックスや野菜ミックスを常備しておくと便利です。

包丁を使わなくても済むように、キノコはほぐしてから、野菜は一口大にカットして冷凍するのがコツです。

レタス以外の野菜なら、ピーマンもキャベツも小松菜も、生のままで大丈夫です。

すりおろさないと冷凍できないのは、大根とイモ類だけです。 

3. 衛生管理について

少し気が早いですが、夏に向けて気になるのがお弁当の衛生管理です。

自然解凍で食べられる冷凍食品が増えていますが、自作してはいけません。

市販の自然解凍で食べられる冷凍食品は、

「35℃で9時間保存した上で、細菌試験、味・風味・食感の官能試験を行い、それをクリアすること」

という厳しいハードルが課せられています。

参考記事:日本冷凍食品協会 「自然解凍」で食べられる冷凍食品が加熱せずに食べられる理由とは?

家庭で細菌試験なんて無理ですから、

調理で熱を通す、冷ましてフタを閉める

という基本は忘れないでください。

また、7月8月は練り物(ちくわ、ハム、はんぺん)をそのまま入れるのは避けましょう。(執筆者:白戸 春)