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【実録】子どもの「プチ金銭トラブル」と解決法5選 スマホ、お小遣い、誕生日プレゼント…どうしてる?

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【実録】子どもの「プチ金銭トラブル」と解決法5選 スマホ、お小遣い、誕生日プレゼント…どうしてる?

子どもの成長とともに「お金」の悩みも増えてきます。

その中で、お友達との関係がもとでトラブルになることもあります。

今回は、「お友達との間で起こりやすい5つのプチ金銭トラブル」について、体験談を交えて紹介します。

1. スマホ「早く買ってもらいなよ」問題

自分のスマホがほしい

スマホをいつから子どもに持たせるかは、各家庭の判断にゆだねられています。

一方で、学校ではグループLINEを使って放課後もコミュニケーションをとるなど、スマホのある子だけに広がる社会というものがあります。

大人からみれば「煩わしい」だけかもしれませんが、子どもにとっては大問題です。

「皆持ってるから買ってと言われ、仲間はずれにされるし話についていけないなんて言われるから、買おうか迷ってしまう。

結局買い与えてしまい、予定より早く携帯代がかかるようになってしまった」(30代女性・会社員)

根負けしてしまったというママさん。

うちも同じ…という方も多いのではないでしょうか。

お友達から責められたから買い急ぐ、というよりも「うちは〇歳になったら買ってもらう」と明確な基準を前もって設けておき、子どもにもそれを理解させておいたほうが良さそうです。

2. スマホ購入後の「スタンプやアプリ買わないの?」問題

スマホを購入した後は、友達と同じスタンプを使いとか、アプリを買いたいといった希望が出てくるようになったという家庭もあります。

「スマホを買ったあとのほうがタチが悪くて、友達が使っているスタンプが欲しいとか、一緒のアプリで遊ぼうと言われたから課金したいとか…。

うちは、毎月決められた額だけは課金しても良いことにしていますが、それでもお友達からの誘いは多いようでヤキモキしています」(30代女性・主婦)

お小遣いから一定額減らし、その分課金用にとっておいているというママさんもいました。

決められた額から自分が選択をして購入する、という手法をとらせ、「欲しいからなんでも買ってもらう」ということは避ける躾を実践しましょう。

3. お小遣い「それしかもらってないの?」問題

みんなのおこづかい

我が家は小学1年生だと100円、2年生だと200円…というお小遣い制度なのですが、先日娘が「お小遣いそれしかもらってないの?」と言われたそう。

「うちはうち、人は人だよ」とは言ったものの、やはり心に少々しこりができました。

言われた娘もきっと、モヤモヤしたことでしょう。

言われてしまったことはもう消えないので、そう言われたときのフォローを親としてちゃんとしてあげたいと思います。

「うちはお小遣いはもう決まっているけど、どうしても必要なものが出来たときは相談してね」

「もっとお小遣いをもらっている子もいるかもしれないけど、うちはうちの決まりがあるから守ろうね」

と伝えています。

シビアですが、金銭事情は家庭により違います

4. お誕生日会「プレゼント持参ね」問題

誕生日プレゼント

近づいてきたお友達のお誕生日。

「お誕生日会やるからおいでよ」と言われ、プレゼント持参を言い渡されたという子がいました。

ママさんはその内容を聞いてビックリ。

「プレゼントを持ってこいって、なんだか乱暴。ケーキとか食べさせてあげるからプレゼント持ってきてねと言われたと娘が言い、モヤモヤしました。

一緒にプレゼントを見にいき用意しましたが、他の子と価格感がズレうちはちょっと安め。これかぁ…と嫌々受け取っていたなど聞き、さらにモヤモヤが増しました」(30代女性・主婦)

本来ならば、気持ちとして持っていくのがプレゼントです。

トラブルを避けるために「手ぶらで!」なんて家庭だって多いなか、わざわざ「プレゼント持ってきて」は悲しいです。

かといって、「そんな子と仲良くしなくていい!」と強くも言えないのが複雑なところです。

「もしもプレゼントをもらったときは、お礼をしなきゃいけないからママに言ってね」と子どもに伝えておくことを忘れず、自分たちは非常識な対応をしないよう心掛けることが大事です。

5. ゲーム「インターネット機能つないで一緒にやろう」問題

友達とあそびたい

最近のゲームは、月額の課金でインターネット回線に接続し、お互いに自宅にいながら同じゲームを一緒に遊べるというシステムがあります。

そこで、この「インターネットつないでよ!一緒にゲームしようぜ」問題が起こるのです。

「すでにそういった課金プランに加入しているご家庭のお子さんなんでしょうね。うちはゲーム機は持っていますが、そういうプランには加入していません。そういったものを参加しはじめたらキリがないし、夜など時間問わずゲームの誘いが来ても困るので断らせています」(30代女性・主婦)

どんなことにもお金がかかり、それを負担しているのは親

子ども同士でやりたい気持ちが合致していても、それには「お金」がかかることを認識させる必要があります。

子ども同士の関わり合いのなかで引き起こされる金銭がらみのトラブルの数々、他人事とは思えないものばかりです。

できることなら、何を言われても家庭のルールは捻じ曲げずに貫きたいところです。

そのためには子どもに納得させること納得するまで話し合うこと、そしてお友達との信頼関係を違う部分で構築することを一緒に考えていってみてはいかがでしょうか。(執筆者:三浦 希枝)

《三浦 希枝》
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三浦 希枝

三浦 希枝

前職は海上保安庁に所属し、船舶料理士とヘリコプタ―降下員として勤務。退職後、フリーライターになり4年目に開業。子連れ離婚そして再婚を経て、二児のママとして仕事との両立を図っている。Webライティング講師業もはじめ、活動の幅を広げている。趣味は時短、節約。特技は水泳(インターハイ出場経験有!) 寄稿者にメッセージを送る

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